笑顔が溢れる場所~ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016

夏の風物詩と言っても過言ではない、ROCK IN JAPAN FESTIVAL。オフィシャルの発表では、4日間で何と約27万人を動員!毎年進化し続けているこのROCK IN JAPAN FESTIVALに、今年も事務局として3日間参戦、30組を観覧しました!どのアーティストも素晴らしいステージを魅せてくれましたが、今までのCDショップ大賞受賞&ノミネートアーティストの中から6組をご紹介します!

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≪go!go!vanillas≫ 8/6(土)16:20~SOUND OF FOREST

サウンドチェック時から、もうすでに熱い!長谷川プリティ敬祐(Ba)の笑顔を見ればわかる!センチメンタル・バスの“Sunny Day Sunday”をジェットセイヤ(Dr)がワンフレーズ歌う場面もあったり、【ニューゲーム】【バイリンガール】とリハを終え「本番よろしくー!」と牧 達弥(Vo/Gt)が叫び、全力で応えるオーディエンス!本番が待ち遠しい!

「ROCK IN JAPAN~バニラズと遊ぼうぜ!」牧のシャウトで【スーパーワーカー】からスタート!キレッキレの柳沢 進太郎のギターが気温を上げているのかのようだ。柳沢の存在感はこの1年で物凄く大きなものになっている。「身体動かして行こうぜ!ロッキン!準備はいいかい?」と長谷川がくしゃくしゃの笑顔で呼びかけると、弾けるオーディエンス。夏の匂い全開の【エマ】で柳沢がさらにハイテンションに!2曲目にして牧が「最高じゃねえか!」と叫ぶくらい完璧なステージだ。「みんな一緒に歌ってくれるか?あの辺歩いている人をビビらせるくらい!」長谷川のMCで【デッドマンズチェイス】へ。メンバーそれぞれがボーカルをとったり、牧と柳沢が1つのマイクで歌うなど、ライブならではのナンバーだ。「笑いが止まらないくらい楽しいです。」「人それぞれに楽しんで!自由に楽しんでくれますか?」と長谷川の笑顔がオーディエンスにも伝染する。何だろうこの楽しさは!

6.go!go!vanillas

続く【ヒンキーディンキーパーティークルー】はカントリー調でありながら核であるロックンロール魂も組み込まれている、THE BAWDIESとgo!go!vanillasのスプリットシングル『Rockin’ Zombies』に収録された新曲だ。夏の野外にぴったり!「同じアホなら踊らにゃそんそん!一緒にハメを外そうぜ!」と一気に【ヒートアイランド】になだれ込む。日本人の魂、力強い祭りのリズムが森に広がる。タオルを回すのはこの曲のお約束!セイヤが立ち上がってドラム叩く頻度も高くなる!後半戦、【カウンターアクション】では、オーディエンスが3・2・1で全力でジャンプ!さらに会場が一体化する。もちろん、筆者も飛びました!跳ねました!「ロックンローラーにしかかからない魔法を掛けたいと思います」と、ラストは【マジック】!盛り上がらない理由なんてありません。「ラストみんなで突き破りましょう!」SOUND OF FORESTに降り立った4人の魔法使いたちが最高のロックと笑顔を魅せてくれたのでした。

第7回CDショップ大賞2015ノミネート作品『Magic Number』

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≪キュウソネコカミ≫ 8/6(土)17:30~LAKE STAGE

まだギラギラとした太陽が照り付けるLAKE STAGEは、サウンドチェック前なのに人がわさわさ集まっている。昨年、筆者も苦労したので早めに到着したつもりだったが、甘かった。キュウソネコカミを待つ人々で溢れ返っている。

「ロックにインしてください」。ヨコタ シンノスケ(Key/Vo)が、夜の本気ダンスのMCを茶化しつつ、サウンドチェックが始まり、キュウソ名物、本気のリハスタート!【良いDJ】【MEGA SHAKE IT!】と続き、途中ナップサックを落とした人を探す微笑ましい場面も。オーディエンスも本番さながらの体制だ。「初めてやる曲やります」と、ヤマサキ セイヤ(Vo/Gt)。8/3にリリースされた『サギグラファー』カップリング曲の「辛あわせ(しんあわせ)」を披露!♪ヤバいヤバいハマってます~♪これまぢヤバい!盛り上がる!

本番を迎えKinKi Kids「ジェットコースターロマンス」をSEに乗って軽やかに(?)再登場したキュウソネコカミ。【ウィーワーインディーズバンド!!】からの「オリコントップ10に入りてぇ」と絶叫するヤマサキ。畳みかけるように【ビビった】と続き、LAKE STAGE全体が揺れるかと思うくらい客席ではジャンプジャンプ!「今年もLAKE来てくれてありがとう!」と言うMCで周りを見渡すと、会場外にもぐるっと人だかりが伺える。やはり早めにスタンバッて正解だった!

7.キュウソネコカミ

「残りの体力をオレらにくれー!」と叫ぶヤマサキに、全力で応えるオーディエンス。もちろん、筆者も!ヨコタのシンセで始まる【ファントムヴァイブレーション】では、イントロを聴くや否や“ウォー”“イェー”と客席のエネルギーが瞬時に爆発する!体力残そうなんて誰も思っていませんから!そして、♪スマホはもはや俺の臓器~♪の大合唱が鳥肌モノで凄かった!続いて、キュウソ節全開の【サギグラファー】。ジャケ写やアー写でメンバーの写真を使って来なかったキュウソが初めて顔出ししたジャケ写でも話題だ。修正前と修正後をぜひチェックして欲しい(笑)。声がかすれるくらい熱唱するヤマサキ。もちろんリアルキュウソに修正は一切ない。「夏っぽいことしてますか」「あなたたち、これからキュウソが夏っぽいことを提供したいと思います」と【夏っぽいことしたい】。こちらもシングル【サギグラファー】のカップリング曲だ。湖畔で♪夏っぽいことしたい 日が暮れるまで~♪と、リアルタイムに聴けるなんて!夕暮れも近付いている!

「やっとトリ前まで来ました!フェスって夜にやるの憧れやん!」「朝イチとかが多いもんな」(注:昨年は同じLAKE STAGEで11:40からのスタート)「にぎやかし担当みたいな」ヤマサキとヨコタがポンポンと会話を続け、「来年また朝に戻ってたら笑いに来てくれてもええし、もっと深い時間になってたら・・・来てくれえっ〜~」とヤマサキの絶叫とともに束の間のウキウキタイムは終了、【DQNなりたい、40代で死にたい】で、客席も爆発!祭りと化す!♪ヤンキーこわい~♪のコール&レスポンスが面白いくらい壮大だ!「LAKEの外聞こえますかー?」とヤマサキが会場外に問いかける。かなりの人数の“イェー”が返って来て「こうやってお客さんを増やしたいと思います」と自ら突っ込んでいたが、おそらく入りきらなかったお客さんはかなりの数だったに違ない。「まだまだ踊れますか?」「星野 源に行こうなんて考えていませんよね?」陽が傾き始めたLAKE STAGE。【ハッピーポンコツ】そして【何も無い休日】といつものライブとは違う、夕暮れ時に相応しい憂いを漂わせたエンディングを迎えた。「ROCK IN JAPAN!また呼んでくれ!みんな来てくれてありがとう!」ヤマサキが最後に叫ぶ。深い時間の出演時間ではどんなセトリになるのだろう。来年のタイムテーブルを今から楽しみにしています♪

第8回CDショップ大賞2016 ノミネート作品『人生はまだまだ続く』
第7回CDショップ大賞2015 ノミネート作品『チェンジ ザ ワールド』
第6回CDショップ大賞2014 ニューブラッド賞『ウィーアーインディーズバンド!!』

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≪四星球≫ 8/7(日)13:30~WING TENT

もうすぐ到着!のところで「始まる前からやばい!」「すでにめっちゃ楽しい!」と笑い声と歓喜が伝わって来たWING TENT。ステージを眺めると・・・ヤラレた(笑)!手作りと思わしきたくさんの花輪がステージを埋め尽くしている。ざっと数えて10本以上。ウケる!なんて感動している場合じゃない。これは序の口なんだ!と本番を待つわくわくする楽しさをどう表現したらよいのだろうか。

3.四星球

“四星球宛の花輪が届いて楽屋エリアが・・・”と影アナから笑えるステージに、いよいよメンバー登場!待ってました!「一番地味なステージを一番派手なステージに」「音楽欲しくて来てる人?想い出が欲しくて来てる人?想い出欲しくて来てる人?」と、花輪と化している北島康雄(シンガー&作詞)が問うと、客席全員が“ハイ!”と高らかに応える!さて、次はなんだろう。もう四星球から目が離せない。1曲目の【運動会やりたい】では、客席を2分割して、チーム対決。「もも上げ」「スクワット」「飛ぶ」と三種目の対決!

更に【クラーク博士と僕】では、テント、【Mr.Cosmo】ではUFOと飛び道具満載のステージが続く。あ、もちろんフラフープも登場しました(笑)。ここまで徹底したネタを見せられたら、もう何が出て来ても驚かない自信がありましたが、【クラーク博士と僕】の後に☆☆9月30日 O-EASTチケット絶賛発売中!☆☆と言う新曲が披露され、絶句。ごめんなさい。侮っていました・・・。今回のために作られた新曲は、♪9月30日 O-EASTチケット絶賛発売中~♪とひたすら連呼するのみ。ネタなのか、本気の新曲なのか・・・考えてもしかたない(笑)!“9月30日 O-EAST”が脳内インプットされたのは言うまでもありません。

ラストは【出世作】。最新アルバムのタイトル曲だ。♪春も夏も秋も冬も あなたの人生の季語でいたいの~♪なんてホロっとしたのも束の間、“台本では、ここから20分間ドラムソロが続きます。スタッフのみなさん撤収をお願いします”と言うような容赦ない影アナの声が。もちろんモリス(ドラム&雑用)はドラムを叩き続け、ドラムセットごと、メンバーみんなスタッフたちにより強制撤収され幕を閉じたのでした。そして、一生忘れられない想い出を作ってくれた四星球、ルールを守り抜いた四星球に、惜しみない、鳴りやまない拍手が贈られたのでした。

第7回CDショップ大賞2015 四国ブロック賞 『もはやCDではない』
第6回CDショップ大賞2014 中国四国ブロック賞『COMICBAND~アホの最先端~』

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≪Mrs. GREEN APPLE≫ 8/7(日)14:35~SOUND OF FOREST

四星球が終わり、早目にスタンバイ。すでにかなりの人が集まっている。“混雑が予想されます。前の方に詰めてください”と言う感じのアナウンスが何度となく繰り返さる。ソワソワと辺りを観察している間に空気が一瞬にして変わった。メンバーがステージに並び、サウンドチェックが始まる。周りで「【我逢人】が聴けて嬉しい!」と喜びの声をちらほらと耳にする。

もうずいぶん後ろの方まで人で埋め尽くされているSOUND OF FOREST。大型ビジョンに“Mrs. GREEN APPLE”の文字が映し出されるとひたちなかの森が大歓声とハンドクラップに包み込まれる。メンバーがステージに登場!深いお辞儀の後に「ロッキン~~!Mrs. GREEN APPLEです!よろしく!」と、大森元貴(Gt/Vo)が叫ぶ。疾走感溢れるイントロ、【愛情と矛先】でスタート!聴いていてとにかく気持ちがイイこの曲は、グイグイとオーディエンスを引き込むのにもってこいだ。キメのところでのメンバーのフリがバシバシ決まりさらにテンションがアガる!髙野清宗(Ba)と山中綾華(Dr)のリズム隊が熱い【VIP】、クールダウンしつつシンガロングが心地よい【アンゼンパイ】。

「もしかしたら聴いたことあるかも」と遠慮がちのMCから【Speaking】。アニメ「遊☆戯☆王ARC-V」のED曲だ。アッパーな爽快チューンで後半戦に突入。誰もが経験したであろう青春の苦悩を問いかける歌詞は、あの日の自分をも応援してくれるようで自然と口ずさみたくなる。ハンドクラップが森にひろがって行く。そして、一気に【うブ】で加速する!ステージを見つめる瞳のキラキラ度も上昇する!

4.Mrs GREEN APPLE

【StaRt】以降、機材トラブルがあったものの、藤澤涼架(Key)はショルダーキーボードを抱え盛り上げる!「夏の想い出を作りに来たわけですよね?」と、ラストは【サママ・フェスティバル!】。夏感満載、ミセスの新境地を思わせる2ndシングルは、♪サンサン太陽 ギラギラ浴びて 遊ぼう サママ・フェスティバル!~♪難しいことは抜きに身体が自然と踊り出し、笑顔になれる曲。生音だけでも最高のエンディングだ!「ホントに愛してるよ!」「ありがとうございました!」。最後の深い深いおじぎとともにミセスとの想い出が刻み込まれた。

第9回CDショップ大賞2016一次ノミネート作品『TWELVE』

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≪モーモールルギャバン≫8/13(土)17:30~PARK STAGE

GRASS STAGEからの移動途中で♪サバイバルダーンス~~♪とゲイリー・ビッチェ(Dr/Vo)のマイクチェックが聴こえて来た!もうすでに楽しそうな雰囲気のPARK STAGEに急ぐとサウンドチェックが始まる!【細胞9】で客席は瞬時に沸騰!ジャンプ!「ありがとう!サウンドチェックでした!ではまたのちほどー!」とメンバーがステージを後にする。

ユコ=カティ(Key/Vo/銅鑼)が解き放たれるようにステージに登場!ゲイリーがお立ち台でオーディエンスを見渡すと、T-マルガリータの刻むベースがゾクゾクと気持ちよい【イグノアの娘】でスタート!もちろんゲイリーはドラムセットに瞬間移動!「サンキュー!ジャンルはJ-POPです!あ、今日だけはROCKです!」とゲイリーが叫び【POP! 烏龍ハイ】に突入!地面が揺れるのではないか?と思うほどオーディエンスのジャンプは続き、“ハイ”では全力で叫ぶ!お約束!「ベース!ピカチュウ!」(ゲイリーがマルガリータを紹介する時に、この“ピカチュウ”部分はその時節・場所によって変わります。今回はナイスでした)マルガリータのベースラインが挑発する【ユキちゃんの遺伝子】へ!ユコの変な踊りも健在!(笑)自由過ぎる彼女の振り付け(?)をぜひ一度チェックして欲しい。(笑)

7.モーモールルギャバン

「[Alexandros]よりちょっとだけイケメンのモーモールルギャバンです!みなさん幸せだね。美人過ぎるドラムボーカルのシシド・カフカさんも観られて!」(友だち同士だからこそ言えるネタ・・・)「イエモン観に行っちゃう?ティライミ兄さん観に行っちゃう?」「オレもシネマと迷ってる」立て続けにMCで会場を笑いで沸かせつつ「これも縁なので最後までよろしく!」と【Dr. PANTY】から、【なにもかも忘れたよ】。しっとりとした空気にハンドクラッブが鳴り響く。終演後に気付いたが、今回のセットリストは、ライブの鉄板曲よりも6/22リリースのアルバム『PIRATES of Dr.PANTY』からの曲が多い。シンプルだけど力強い今作は今後のライブの定番曲になるに違いない。・・・終盤戦【バイララ】へ突入!♪愛が全てさ 間違ってないよ~♪ド直球過ぎるラブソングがとても切ない。ユコだけでなくマルガリータも銅鑼を打ち鳴らす!

ラストは【サイケな恋人】!ユコの歌声から始まるこの曲は、モーモーの代名詞ともなっている例の“パンティーコール”で狂騒曲と化する。・・・前に、ゲイリーのMCが炸裂!「ROCK IN JAPAN、おかげさまで、ヘンテコなバンドなのに今回で6回目ですよ。6回中3回がトリなんです!」とホロっとさせられたかと思うと「一生忘れられない想い出を・・・毎年言ってるな(笑)・・・毎年言い続けてやる!」「頭空っぽにして・・・明日への余力なんて残すんじゃない!」と、爆笑の渦。笑顔の“パンテイー”コールの中、J-POPの限界を披露!今回は2枚脱ぎました。安心してください、3枚履きでした!ユコもスチールギターで攻めまくる!10月からのワンマンツアーが告知され最高潮の盛り上がりでステージを去るメンバー。

鳴りやまぬ拍手とパンティコール(いわゆるアンコール)がPARK STAGEを包んだかと思うと、ユコを筆頭にステージに再登場!歓声が沸く!耳慣れたイントロが!アンコールは【ユキちゃん】!今日は聴けないかと思っていたファンも多かったのか再び大歓声!陽の暮れ始めたPARK STAGEに“ユキちゃん”がこだまする。他のステージでどのアーティストが演奏しているかなんてもうみんな頭にない。ただモーモールルギャバンと一体化し、ただ“ユキちゃん”と叫ぶ。ただそれだけで充分だ。

第4回CDショップ大賞2012 ライブパフォーマンス賞(参考:「PINK and BLACK」)
第3回CDショップ大賞2011 ノミネート作品『クロなら結構です』
第2回CDショップ大賞2010 関西ブロック賞『野口、久津川で爆死』

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≪cinema staff≫8/13(土) 18:05~SOUND OF FOREST

PARK STAGEにいた時、かすかに【into the green】が聴こえていた。1日でたくさんのステージが観られるのがフェスの醍醐味だ。しかし、観たいアーティストが同時間帯に重なるのもフェスの切なさ。急ぎSOUND OF FORESTへ向かう途中【theme of us】が聴こえて来た。よかった、2曲目に間に合う!ようやく飯田瑞規(Gt/Vo)のしなやかで力強い歌声が広がる、多幸感に包まれた森に到着!辻友貴(Gt)のギターが高揚感に拍車を掛ける!続いて、イントロから胸アツな 【希望の残骸】。オーディエンスの手が腕がステージへと伸びていく。♪僕だけの新世界へ。~♪飯田の、メンバーの新世界について行こうと必死だ。【希望の残骸】が収録された最新アルバム『eve』は、アレンジの雰囲気が今までと変わり、シネマの進化が手に取るようにわかるアルバム。ぜひチェックして欲しいです。

「こんばんは。cinema staffです。ROCK IN JAPAN 8回目です。8回も出てます。SOUND OF FORESTってステージが好きで1曲目は【into the green】にしました」「完全に中二病みたいなカッコをしていますが・・・」と眼帯姿の飯田が自虐的なMCを始めると「眼をケガしただけ」と久野洋平(Dr)がフォローし笑いを誘う。「この時間に来てくれてありがとう」「イエモンの裏だから30人くらいかと思った」と飯田が告白する。もちろん、30人どころの数ではない。「裏は鬼のような強敵ばかり」と久野が語ると「イエモンやっているのによくここ来たね!」と驚きと感謝を伝える飯田。「イエモンを観られなかった人のために、イエモンのカバーを!」と【LOVE LOVE SHOW (THE YELLOW MONKEY)】を披露。もちろんイエモンの名曲ではあるが、飯田が歌うとシネマの歌になる。気持ちよさそうな伸びやか歌声だ。

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三島想平(Ba)が「まだまだこれから!」と叫び、後半戦は【great escape】【西南西の虹】と続く。前のめりなリズム隊に、辻の激しいギターで加速度を増す。ステージは青白い色や薄紫色のライトで照らされ幻想的な世界を醸し出している。ラストは【GATE】。辻と飯田のギターが重なり、エンディングに相応しいドラマティックな展開。今日この時間cinema staffを選んでよかった!ここにいる誰もが思った瞬間ではないだろうか。オーディエンスが合唱する♪勘違いの 成れの果ては 君との さよなら~♪がいつになく胸に響いた。

第4回CDショップ大賞2011 東海ブロック賞『cinema staff』

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CDを聴いてから、ライブを観る。ライブを観てから、CDを聴く。アーティストから好きになる、楽曲から好きになる、カバー曲を聴いて興味を持つ、友だちが聴いているから興味を持つ。・・・音楽の聴き方に決まりはありません。楽しみ方は自由です。もしもCDショップ大賞が何かのきっかけになったとしたら嬉しいです。

そして、たくさんの笑顔に溢れるROCK IN JAPAN FESTIVAL、来年もまた楽しみにしています!以下、写真のみですが、観覧したアーティストをご紹介します!(取材:田中“けろりん”友紀子)

 

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・8/6(土)
≪THE ORAL CIGARETTES≫10:30~LAKE STAGE

1.THE ORAL CIGARETTES
第6回CDショップ大賞2013 関西ブロック賞『オレンジの抜け殻、私が生きたアイの証』

 

≪小林太郎≫11:10~WING TENT

1.小林太郎
第3回CDショップ大賞2011入賞 『Orkonpood』
第3回CDショップ大賞2011 東海ブロック賞『Orkonpood』

 

≪BABYMETAL≫11:50~GRASS STAGE

BABYMETAL
第9回CDショップ大賞2016 ノミネート作品『METAL RESISTANCE』
第7回CDショップ大賞2014 大賞『BABYMETAL』

 

≪miwa≫13:10~GRASS STAGE

3.miwa
第6回CDショップ大賞2013 入賞『Delight』

 

≪夜の本気ダンス≫15:10~PARK STAGE

5.夜の本気ダンス
第8回CDショップ大賞2015 関西ブロック賞『By My Side』

 

≪星野 源≫18:30~GRASS STAGE

星野 源
第8回CDショツプ大賞2015 大賞『YELLOW DANCER』
第7回CDショップ大賞2014 ライブ映像賞『STRANGER IN BUDOKAN』
第6回CDショップ大賞2013 入賞『Stranger』
第4回CDショップ大賞 準大賞『エピソード』
第3回CDショップ大賞2011入賞『ばかのうた』

 

・8/7(日)
≪04 Limited Sazabys≫10:30~LAKE STAGE

1.04 Limited Sazabys
第6回CDショップ大賞2013東海ブロック賞 『monolith』

 

≪水曜日のカンパネラ≫11:05~PARK STAGE

1.水曜日のカンパネラ
第8回CDショップ大賞2015 準大賞『ジパング』

 

≪ゲスの極み乙女。≫11:50~GRASS STAGE

ゲスの極み乙女。

第8回CDショップ大賞2015 BEST ARTIST賞 『魅力がすごいよ』『みんなノーマル』
第6回CDショップ大賞2013 入賞『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』

 

・8/13
≪ [Alexandros] ≫17:10~GRASS STAGE

6.[Alexandros]

第8回CDショップ大賞2015 ノミネート作品『ALXD』
第6回CDショップ大賞2013ノミネート作品「Me No Do Karate.」([Champagne])

 

≪KEYTALK≫18:40~LAKE STGE

KEYTALK

第8回CDショップ大賞2016 ノミネート作品「HOT!」
第7回CDショップ大賞2015 ノミネート作品「OVERTONE」

CDショップ大賞実行委員会は、受賞アーティストを引き続き追っかけ、継続して応援して参ります!