COUNTDOWN JAPAN 11/12~サヨナラ、ありがとう2011~

 当日の午前中に強制的に仕事納めをして(笑)前年に続きCOUNTDOWN JAPAN 11/12に行って来ましたよ!2日間!CDショップ大賞受賞・入賞アーティストは勿論、1/6に発表した“第4回CDショップ大賞2012のノミネート”アーティストも密かにチェック!・・・していたのですが、レポ用に書き留めていたメモをものの見事に紛失(反省)。カウントダウンが“あの”アーティストだったのではしゃぎ過ぎました(爆)脳内メモにて失礼します。

【THE BAWDIES】
 

 11/27の初武道館ワンマンでは、緊張を隠し切れなかったTHE BAWDIESも「A NEW DAY IS COMIN’」からスタートしたEARTH STAGEではよい意味でリラックスムード。『音楽を愛してここに集まった』ステージ上とフロアは一瞬にして一体化しパーティー会場と化してました。メンバーが一番楽しんでいるのがバレバレ(笑)。本当にイイ笑顔でフロア中笑顔の伝染。ROYのシャウトからもJIMのジャンプ(!)からも、いつも以上の魂が熱さが伝わって来ましたよ。赤い宇宙船に乗って、年越しホットドックを頬張りながらのラストは「KEEP ON ROCKIN’」。

 

 第2回CDショップ大賞2010で“大賞”を受賞のTHE BAWDIES。CDショップ大賞は、『受賞おめでとう』で終わってしまう賞はありませんし、終わらせたくないといつも思っています。受賞したアーティストを延々と追っかけ、もとい、応援する賞でありたいと。ROYの言葉を借りれば『愛にあふれた』賞でありたいと思っています。Keep on Lovin’ You!
 
 1/10よりスタートの連続ドラマ『ハングリー!』の主題歌に抜擢された「ROCK ME BABY」は2/8にニューシングルとしての発売も決定!2012年もTHE BAWDIESから目が離せませんよ!!

【星野源】

 よく言われるんです。『CDショップ大賞ってバンドばっかり大賞だよね~』『CDショップ大賞って●●(ショップ名)の店員ばっかり参加しているんでしょ?』『CDショップ大賞って○○系(媒体名)だよね~』etc。そんなことないんですよ!と声を大にして言いたいのです。バンドじゃなきゃ大賞になれない。とか、特定のショップが決めるわけでも、特定の媒体が決めるわけでもありません。純粋に全国のCDショップ店員よる投票で決まるのです。

 そんな訳で、星野源さんもしっかり見て来ましたよ。“ほっこり”する歌声とメロディ。でもただ温かいだけでなくじわじわと心に浸透する飾らない言葉たち。俳優としてのキャリアがますます磨きをかけているのかな、なんて思いつつ幸せな時間を過ごしました。彼の『~家族なんです』と言う弾き語りが楽しみでドラマ「11人もいる!」(2011年10月から12月にかけてOA)を見ていたことを告白します(笑)。

 
 2010年6月発売の「ばかのうた」は第3回CDショップ大賞2011入賞、2011年9月発売の「エピソード」は第4回CDショップ大賞2012にノミネート。2/8にはセカンドシングル「フィルム」もリリース!沖田修一監督映画『キツツキと雨』(2/11公開)のために書き下ろされた作品は聞けなかったのですが・・・、2012年も要チェックと言う事はGALAXY STAGEに集まったたくさんの人みなさんが証明してくれるはずです。

【SEKAI NO OWARI】

 
 あれよあれよと言う間に遠くに羽ばたいて行ってしまったな。と言うのがSEKAI NO OWARIに対する私の印象でした。12/31のEARTH STAGEを見るまでは。昨年、第3回CDショップ大賞2011“準大賞”受賞後の彼らの勢いは改めて説明する必要もないですよね。 でも、世界の終わりがSEKAI NO OWARIになっても“セカオワ”であることに変わりはなくて。EARTH STAGEに響き渡る歓声とハンドクラップ。本当にたくさんの人が“セカオワ”の世界へトリップ。深瀬さんの澄んだ歌声と藤崎さんの繊細かつ情熱的な鍵盤が織りなす「幻の命」。終わり、からの“はじまり”を改めて感じていました。個人的には、藤崎さんの真っ白い衣装がとても眩しくて直視出来ませんでした。2つめの告白(笑)

【sleepy.ab】 

 
 この時間だけCOSMO STAGEはとても穏やかな時間が流れていたと思います。ゆるやかな情景が目に浮かび、眠りに落ちる少し前の感覚。熱さは心に秘めればよいのです。sleepy.abの美しい旋律は言葉で語るよりも、やはり実際に耳で聞いて納得して欲しいな、と思います。

 2/29には生産限定EP 「アンドロメダ / Lost」のリリースも決定しました。ぜひ過去の作品たちにもそっと触れてみてください。

【モーモールルギャバン】

 
 2011年のライブ納めと2012年のライブ初めはモーモールルギャバンでした!念願の年越しパンティー! 第2回CDショップ大賞“関西ブロック賞”受賞。第1回にはなかった“地方賞”と言う賞にインパクトを与えてくれたのは彼らのおかげである、と言っても過言ではないのでは?と思っています。もう、京都発とかギターレスとか3ピースとか余分な説明は要らない!モーモールルギャバンはモーモールルギャバンなのだ!

 

 間もなくカウントダウンのCOSMO STAGEは「野口、久津川で爆死」から全開(全壊?)モード。素敵衣装のキラキラ・ユコちゃん、いつも以上に豪快で安心しました。男前なユコちゃん!カウントダウンに用意されたのはアカペラの「君のスカートをめくりたい」。(中略)ラストの「サイケな恋人」では風船が舞い降り、バルーンも飛びはね、更にパンティー・男子ダンサーズも登場!女子中学生にも安心なクオリティで、無事に“カウントダウン”の大役を務めたのでありました。ライブも常に全力疾走のモーモールルギャバン。3月にニューアルバム(タイトル未定)をリリース、6/22には初のZepp Tokyoワンマンライブも決定。J-POPの限界に挑む彼らの2012年はさらに加速が増すこと間違いなし。

 レポートは書きませけれど(メモ紛失←) FLYING KIDS、ストレイテナー、佐野元春&THE COYOTE BAND、androp、ONE OK ROCK、岡村靖幸、UNISON SQUARE GARDEN、MONOBRIGHT、plenty、THE★米騒動((順不同)のライブも見ました!時間と分身がいれば(←)4日間通して全アーティストのステージを見たかったです!ステージ上だけでなく、フロアで楽しんでいるひと、会場内を行き来しているひと全てが、キラキラしていて『音楽』の力を目の当たりにしました。夏フェスに殆ど参加出来なかったので、2011年のラストにこの光景を見て、感じることが出来て嬉しかったです。

 10ヵ月前のあの日、この先どうなっちゃうんだろう?と頭の中はいろんなことがぐるぐると渦巻いてました。当日は勿論、翌日以降も様々なライブやイベントの中止、CD発売延期、それ以前に連絡の取れないCDショップ店員さんがいることを知ったり・・・、『音楽』なんて言ってる場合じゃないのかも知れない。事務所で(あの日は帰宅出来ませんでした)夜通しネットやテレビをチェックしながら、考えても仕方のない事をぐるぐるとずっと考えていました。

 それでも、少しずつ日常に戻ろうと誰もが頑張っていて、被災地周辺でのチャリティー的イベントが行われ始めたり、被災地周辺のCDショップさんでは、失ってしまったCDをお買い求めにくるお客様がいる。と聞いたり。しばらくの間『音楽』なんて・・・と躊躇していましたが、“『音楽』に出来ることは必ずある”と少しずつ思えるようになりました。今でも、ふとした瞬間にこれでいいのだろうか?と考えてしまいます。そう言った意味では2011年は感謝の1年だったかもしれません。2011年は、あたりまえがどんなに大切であると言う事を教えてくれました。何が大切であるかを考えさせてくれました。勿論、傷付き、今もなお苦しんでいるひとがたくさんいるので諸手を挙げては言えませんけれど・・・、サヨナラ2011年。ありがとう2011年、と思わずはいられませんでした。

 出来ることをやる。やれることはやろう。悔いのない2012年にしたいと思います。と、言う事で、まずは第4回CDショップ大賞2012!二次投票ももう始まっています。大賞発表は2月下旬予定です。みなさん楽しみにしていて下さい☆(事務局)