第85回 デュークショップ高知店さん

全国のスゴいお店を紹介していく「つのはず誠の“元気が出る<CD>ショップ”」。第85回は高知県高知市のデュークショップ高知店さんです。(Twitterは@DUKE_info。以下、敬称略で呼びます。)

今回は、はりまや橋からも徒歩5分、高知市の中心街の商店街にあるお店です。といっても、四国は100万人を超えるような大都市がなく、また四国4県合わせても、人口第10位の静岡県と同程度、さらに高知県は山に囲まれて他県との行き来が他3県に比べてかなり少なく、全国チェーン店も進出していない所が多いせいか、街全体に日本らしい雰囲気が残っています。だからデュークショップも、より“街のCDショップ”という雰囲気を醸し出しています。

外観
こちら正面からみたお店です。全体に明るい感じが印象的。

店内ニユーリリース
ジャニーズからロック、サントラ、演歌までこの新譜コーナーのミックス具合からもお店の良さが伝わってきます~。

デュークといえば、四国のイベントやLIVEの興行会社としても有名で、やはりバンド系のアーティストにも注力されています!香川県で行われる夏フェス『MONSTER bash 2014』のチケットも先行で販売され(既に完売)、下の写真のようにCDなどの特設コーナーもすごく盛り上がっている様子。今後は、さらにフェスのグッズも販売されるとのこと。高知県から香川県はかなり遠いイメージがあったのですが、四国あげての一大イベントだということが分かります!

店内MbSコーナー
こちら『MONSTER bash 2014』の特設コーナー。ちなみに、香川と高知は隣接していません。

店内よさこい
高知といえば“よさこい祭り”ですが、こんなに何種類も出ているとは知らなかった!各作品の特長が分かれば、より買いやすいかも~!

店内演歌
出ました、高知の演歌の星といったら三山ひろし!彼、独特なツヤのある声で、いいんですよね~。時節柄、美空ひばり作品もしっかり置かれているし、アルバムがこんなに置いてあるというのもデュークらしいと思います!

さらに、そんなバンド系のみならず、ジャニーズ系などのアイドルや演歌・歌謡曲もしっかりフォローされています。確かに商店街の中にあるので昼日中は、ご年配のお客様も多いので、こちらのお店の存在意義は重要ですね。しかも在庫がない場合、ネットや他店に流れずに注文して待ってくれる常連さんも多いようで、こちらのお店の雰囲気を見ていると、そうしたい気持ちはよ~く分かります!なお、写真はありませんが、昨今のCD市場に合わせて、イベントもできるよう昨年改装されたそうです。
次に、アルバムチャートを見てみます。

店内ジャニーズ
バンドファンも多い一方で、ジャニーズコーナーも健在。

店内ジャズクラ
JAZZ&CLASSICコーナー。側面の帯の感じから、通ごのみの同一ブランドがシリアルに置かれていて、音楽ファンから信頼されている様子がうかがえます。

入口POP
高知に移り住んでから、着実にヒットするようになったジャアバーボンズ(JaaBourBonz)。

デュークショップ高知店 週間アルバムTOP10(2014/6/9~6/15)
順位 作品名 アーティスト名
1 アナと雪の女王
デラックス・エディション
オリジナルサウンドトラック
2 JaaLBUM 02 ジャアバーボンズ
3 AMIGO ウカスカジー
4 ONE MIND ウルフルズ
5 エスケイプ マイケル・ジャクソン
6 ALL LEAD TRACKS AIR SWELL
7 レキシ レキシ
8 私とドリカム Various Artists
9 L BUZZ THE BEARS
10 BEST All Singles&Covers Hits BENI

全体にバンド系が強いのが流石デュークという感じ。特に2位にジャアバーボンズは沖縄出身ですが、熱い高知県民を狙い撃ちするというバンドの狙いがハマって高知で大ヒット中。また、6位に四国出身の3ピースバンド、AIR SWELLもランクイン、他にも、ウルフルズやレキシ、BUZZ THE BEARSといったLIVEにうるさいリスナーから愛されている全国区アーティストも強く、このランキングを見るだけでも店員さん&常連のお客様の熱い想いを感じさせます。
最後に、店長の久保真由美さんよりオススメ作品のコメントをいただきました。

sympathy『カーテンコールの街』

結成3年19歳、高知発4人組ガールズバンド。圧倒的なメロディーセンスと個性あふれる世界観を持った歌詞が変幻自在なボーカルと絡み合う。乙女の衝動+揺れるロック=Sympathyなのである。2013年6月、受験のために活動を停止していましたが、 今年の2月受験終了後にレコーディング、4月にまずは四国限定で1st mini album「カーテンコールの街」をDROP。この四国盤は今月までの販売で、8月6日には全国流通盤が発売。今年の活動は益々目が離せない注目バンドです!!

店内四国インディーズ
こちらインディーズ・コーナー。このコーナーだけ手書きPOPの大きさが異なるような(笑)・・・いえ、それくらいの贔屓が良いのです!

レジ前無料配布コーナー
地元のバンドの熱い要望で置かれている無料CD-R。こういうのも郷土愛あってのことですね♪

レジ前サンオイル
お買い上げの方抽選で、 “Augusta Camp2014”ご招待の応募はがき付きだそうです!確かに、高知らしい雑貨かつデュークらしいプレゼント!

早速、YouTubeの画像をチェックしたところ、確かにメロディアスで、男子に媚びずに突き進む感じが逆に男性からも支持されそうなオーラを放っているようにも感じました(高知市内を走る市電の風景もナイス!)。やっぱりこうしたバンドが出るというのは、地元のライブハウスや愛あるCDショップの影響が大きいと、つくづく思いました。特に、高知県って、サンオイルをCDショップに置きたくなるほど(微笑)暑い気候も相まって、ストレートかつホットな性格の人が女性にも多いように感じたので、個性的なアーティストも沢山出る気質が他よりも大きいと思うんですよね。だからこそ元気なCDショップの存在が重要だな~とあらためて勉強になりました!またお邪魔させて下さ~い♪

つのはず・まこと。1968年京都府出身。地元国立大学理学部修了→化学会社勤務という理系人生を経て、97年に何を思ったか(笑)音楽関係の広告代理店に転職。以降、様々な音楽作品に携わり、05年にT2U音楽研究所を設立。現在は、本業で音楽分析やCD企画をする傍ら、日経エンタテインメント!、共同通信、歌ネット、日経トレンディネット、月刊タレントパワーランキングなどでも愛と情熱に満ちた連載を執筆中。Twitterは@t2umusic
5月14日に発売された井上昌己の25周年2枚組ベスト『Welcome to my home』を聞いて、当時のアイドルっぽいキラキラ感とシンガーソングライターの自立感をエエトコドリしていたバブル前後のマーケットをあらためて認識しました。その路線では、岡村孝子や渡辺美里が大成功したと思うのですが、この井上昌己もなかなかの逸材で、後のZARDや90年代以降の松田聖子ファンならハマりそうな内容ですね。ちなみに、私自身は、河合奈保子、本田美奈子、(ついでにラ・ムー)など、ニューミュージック~ハードロックに転身しようともがいていた元アイドルシンガーに心奪われ、井上昌己にイマイチ無関心だったこともあり、とても新鮮に聞けました。よろしければご参考下さい♪

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