前半に続き、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015で、CDショップ大賞受賞&ノミネートアーティストを中心に観覧した中から一部のレポートをお届けします!
【KEYTALK】LAKE STAGE 8/9(日)12:50~
(第8回CDショップ大賞2016一次ノミネート「HOT!」
第7回CDショップ大賞2015一次ノミネート「OVERTONE」)
GRASS STAGEから小走りで到着すると、サウンドチェックも終わる頃で(『アワーワールド』と『エンドロール』)会場にはかなりの人が集まっている。ギリギリセーフ。すぐに入場規制になりそう。KEYTALKと言えば夏!夏と言えばKEYTALK!真冬のライブハウスでさえ真夏にしてしまう彼らが、太陽の光が燦々と降り注ぐLAKE STAGEに登場!『FLAVOR FLAVOR』からスタート!鳴り響くハンドクラップ、アンニュイな歌詞とは裏腹な爽やかなロックチューン。『パラレル』と続き、もうそこはどっぷりKEYTALKの世界。LAKE STAGEがまるで彼らのためだけに作られたように思えてしまうくらい。KEYTALKを野外で観るのは実は初めてで、この取材が決まった時からわくわくしていたのですが、案の定取材であることを忘れそうに。(笑)何度も彼らのステージを観て来たけれど、初めて本当のKEYTALKを知ることが出来たのかもしれない。
『YURAMEKI SUMMER』『桜花爛漫』『MABOROSHI SUMMER』と汗だくになったところで、しっとりとせつない寺中友将(Vo/Gt)の『バイバイアイミスユー』。KEYTALKには踊れる曲が多いけれど、こう言う聴かせる曲があるからこそ安心してライブで踊れるのだと思う。ここで「下北沢から元気を届けにやってまいりました!」と小野武正(Gt/MC/Cho)のMCで、twitter等で予告されていた重大発表!シングルとMV集の発売を告知!「詳しくはWEBで!」 (ミュージックビデオ集「MUSIC VIDEO COLLECTION 2010-2015」9/30発売、6th シングル「スターリングスター」10/14発売)とあっさりめの告知でしたが、恒例の“ぺーい”コール&レスポンスでギアチェンジ。続いてライブの鉄板曲『太陽系リフレイン』でアゲ、寺中が「最後、一緒に踊りたいだろう!」と叫び『MONSTER DANCE』までフルスロットル!LAKE STAGEが揺れまくる(気がした)。今日のステージはほぼ『HOT』からの選曲。インデーィズ時代を含め素晴らしい楽曲はたくさんあるのにこの潔さに感服。きっとこの熱い夏をそのまま10月の初武道館で魅せてくれるだろう。
【でんぱ組.inc】LAKE STAGE 8/9(日)16:20~
(第8回CDショップ大賞2016一次ノミネート「WWDD」)
きっと混むだろうな~、と少し早目に移動しLAKE STAGEに到着したつもりが、もうそこは人の海!溢れそうなくらい!入場規制ギリギリのところで何とか空いている場所を探してスタンバイ!彼女たちのライブを観るのは昨年秋以来、久しぶりでかなりそわそわしていた。でんでんバンドが所定の位置に就くと古川未鈴がバチを持って登場し、ステージ中央の和太鼓を叩くと、祭りがスタート!セイヤイ!セイヤ!メンバーが一人ずつ駆け込んで来て、最期に藤咲彩音が銅鑼を身体全体で鳴り響かせる。『でんぱれーどJAPAN』で祭りのはじまり!「ROCK IN JAPAN FESTIVAL今年も来たぜ!」「それではこれからみんなで練習してみます」とタオル回しの練習・・・と言うことで続いては真夏のキラーチューン『おつかれサマー』。タオル回しが練習の時点で凄いことになっていて、どよめくLAKE STAGE (笑)。でんぱ組.incと一緒にタオルを回す!回す!ぶんぶん回す!カラフラなタオルが回る光景は見事としか言いようがない。爆発する瞬間とでも言えばよいだろうか。会場にいる全ての人たちのパワーが炸裂する。全世界の人々に見せてあげたいくらいだ。我に返って後ろを振り向くと、楽しそうに、嬉しそうにLAKE STAGEの周りには何重にも囲む人たち。音楽ってこんなに笑顔にさせるんだ!と改めて感じた。
「ここに集まっている皆は、でんぱ組.incだけじゃなく、音楽が大好きなんだと思います。私たちでんぱ組.incも音楽が大好きなんです!」相沢梨紗のMCはキュートで謙虚なMCでしたが、久しぶりに観た彼女たちのステージは驚くほど進化していて、こんなにかわいいのに力強くて、これからきっともっと“音楽が大好き”な人たちを巻き込んで行くだろう。と頼もしく思った。ラストは『でんでんぱっしょん』。6色のリボンが青空に映える。観ているだけで幸せになる時間。「萌えキュンソングを世界にお届け、でんぱ組.incでした!」彼女たちの笑顔は太陽よりも眩しく輝いていた。
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泣く泣く観覧を諦めたアーィストはもちろん多数いましたが、3日間で計48組を拝見しました。ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015!4日間で25万人が訪れたそうです。出演アーティスト、スタッフさんを含めると一体何人の人が・・・と想像するだけで胸が熱くなります。音楽を愛する人がこんなにいるんだ。そう思うだけで笑顔になれます。ありがとうROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015。また来年熱い魂に出逢いたい!と思っています!もう来年の話ですみません(笑)。 (けろりん)
CDショップ大賞実行委員会は、受賞アーティストを引き続き追っかけ、継続して応援して参ります!
(以下、写真は順不同でのご紹介となります)