英BEAT現代の日本に蘇る
- 博文堂書店木更津店 しばた
僕自身ショップ大賞で名前が出てくるまでは
名前しか知りませんでしたが、
これは凄いバンドです。
全曲英詞、「60年代のBRITISH BEAT」という
ヴィンテージな音楽を愛情込めて現在に甦らせています。
BRITISH BEATが影響を受けた米SOUL/R&Bへの研究にも余念が無い為、
サウンドは極めて本格志向。
もちろん現代のプロダクションで出来上がっているものであり、
よりシャープに洗練されているので、
当時の音楽そのままではありませんが本物の風格が漂っています。
ブックレット内を含む全てのポートレートに、
にやけ顔が止まりません。
楽曲は英BEATファンのツボを突いた展開ばかり。
特にROLLING STONESからの影響が強く伺えます。
(具体的にいうと「SATISFACTION」や時代は進みますが、
「HONKY TONK WOMAN」のような楽曲を彷彿とさせるものが見受けられます。)
「鮭とばシャウト」を延々と繰り返す⑥のような
荒く汚いBEAT楽曲が特に素晴らしいです。
特筆すべきはバディ・ホリーのスタイルに
影響を受けたというヴォーカルの力量。
もしライヴでも同等の力が出せるとしたらとんでもないことです。
演奏面はそこまでインパクトは無いものの堅実、
これからの成長は期待できます。
もはや日本ならではの面影はルックスのみですが、
英ロックに挑む若者がここまでやっているという事実は誇りでしょう。
最後にライヴでは多くのカヴァー曲を演奏しているとのことで、
是非BAWDIESを通じて60年代音楽の素晴らしさに気付いてほしい。
それこそが「今の音楽シーンに足りないリスペクトの連鎖」
(by 伊藤政則氏)に繋がるはず。
CDショップ大賞に於いて一次投票で本作を推薦していた店員の皆様、
いい音楽を教えてくれてありがとうございました。
意義のある賞になったと思います。
博文堂書店木更津店 しばたさんオススメのCD!!
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