- 第10回
- 清 竜人


- 『カッシーニ』のキャプションも、ちゃんとありました
「一言で言うとテンションが高くて、元気な女の子。ムードメーカー的存在でした」 現在HMV本社で邦楽を担当する長井真さんは、元さんがアルバイトしていた頃に、HMV数寄屋橋で働いていた。一緒に仕事をしたのは1年程度だったが、当時のことはよく覚えているという。
「彼女は音楽がとにかく好きだったこともあって、先輩や仲間から色々なジャンルの音楽を教えてもらって、それをどん欲に吸収していたのを覚えています」(長井さん)歌手を目指しているのは知っていたけれど、それをアピールするようなことはなかった。だからデビュー後に歌を聴いた時には、その声に圧倒されてしまったそうだ。

- SCのお二人
「初めてフジロック出演した時に、たまたまほとんどのスタッフが見に行ってました。席もバラバラだったんですけど、後で話したら自分も含めて全員が、彼女の歌を聴いて涙を流していたんです。雰囲気や世界観にオリジナリティがあって、今までにない「声」にもゾクゾクしましたし、天を仰ぎながら気持ちよさそうに歌う姿が印象的で。「見えないところで、色々努力してたんだな」とも思い、感無量でしたね。でも今もきっと、きさくな女の子のまま何も変わっていない気がします」(同)

- プレゼント包装は、色も選べます
改装され、元さんがいた頃とはレイアウトが変わってしまったHMV数寄屋橋だが、現在も銀座四丁目交差点の角、モザイク銀座阪急の4階にある。
RGはSC(ショップクルー)と呼び名が変わったが、プレゼント包装大歓迎なのは今も同じ。そして田代貴之店長曰く今のスタッフも仲が良く、仕事終わりに皆で飲みに行くこともよくあるそうだ。

- 田代貴之店長のオススメは落語。充実してます
同店で人気があるのはクラブやハウス、テクノのコーナー。スタッフが自ら探してきたオススメを、視聴機と同店におけるPOP的存在である、キャプションで熱烈に推薦している。ミニマルテクノのトレンテモラーが目立つ場所に置かれているのも、他店にはない特徴だ。
そしてこのキャプションはPCで作ったものになっているが、全店一緒ではなく、店舗ごとのオリジナル。担当者の魂がバッチリこめられているのだ。なかでもR&B担当の西崎慎太郎さんが手がけるキャプションは、とにかくアツい!

- R&B担当の西崎慎太郎さん。野望は「コーナー拡大!」
「とにかくR&Bが好きなので、HMVで働いているんです! このキャプションを見てCDを買って下さるお客さんもいるので、本当に嬉しいです。300字程度しか書けないのが残念ですが、これからも自分の思いをぶつけていきたいと思います!」
1人でふらっと訪れる30~40代男性が多いためか、店舗内は以外と静か。でもスタッフもお客さんも、音楽に対するアツい気持ちの持ち主ばかり。秋になってもここに来れば、アツい夏がまだまだ味わえるかも!?

- HMV数寄屋橋
- 東京都中央区銀座5-2-1
モザイク銀座阪急 4F
営業時間 AM10:30 ~ PM9:00
休日 阪急の休日に準ずる
TEL:03-3289-1211






