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アーティストの音楽との出会い!My First Record 第9回 THE BAWDIES ルーツミュージックという土台があるからこそ、ぶれないオリジナリティ。

あのアーティストが、生まれて初めてレコードのこと、CDショップとの思い出、エピソードなどを語ってくれます。

ディスクユニオン新宿ソウル/ブルース館に行ってきた

「THE BAWDIESのメンバーの方がレジ前の7インチシングルを購入される姿を、スタッフが目撃したそうです。アルバムはある程度の売り上げが見込めないと発売されませんが、シングルはリリースが容易なぶん、知られざるアーティストのものが圧倒的に多いです。ここに目をつけたということは相当ブラックミュージックが好きですね(笑)」

TAXMANが「よく行っている」と語ったディスクユニオンの新宿ソウル/ブルース館は、ブラックミュージックファンの聖地として知られている。そんな場所でもマニアック認定される、THE BAWDIESの、ルーツミュージックへの愛の深さに驚き!

関東地区にしか店舗がないものの、知名度は全国区のショップ、ディスクユニオン。前身のユニオン商会を創業したのは1941年で、新宿ソウル/ブルース館がオープンしたのは7年前の2002年。R&Bフリークのイラストレーター、湯村輝彦氏が内装を手がけるなど独特の雰囲気で、ファンの心をがっちりつかんでいる。

「男性のお客様が8~9割を占めていて、60年代以降のブラックミュージックにリアルタイムで親しんできた50~60代の方が多いのが特徴です。品揃えは、新譜3割、中古7割で、レコードが全体の6割を占めています」

スタッフの齋藤雅彦さんがそう語るとおり、取材に訪れた当日はセール中ということもあって、20坪の店内では男性客が黙々と、レコードやCDをサーチしまくっていた。

圧倒的に洋楽が多いけれど、中には千葉の女子高生ブルースバンド「Respect」のアルバムや、DJ筋から再評価されている井上陽水のレコードなども。ソウル大好きな漫画家志望の女性スタッフ、ピーナッツみそ子さんによる手描きPOPが独自の味を醸し出している。ちなみに、みそ子さんが無料で不定期発行している漫画はここでしか手に入らないとのこと。

昨年同店で一番売れたのは、WILLIE CLAYTONの「LOVE, ROMANCE & RESPECT」。マスメディアではほとんど宣伝されていないアーティストだが、担当者がブログで紹介したところ、大反響だったそうだ。

「ブラックミュージックいうとひとくくりにされがちですが、時代によってサウンドも違うし、ソウルやブルース、ゴスペルなどスタイルも様々です。だからスタッフがそれぞれの得意分野を深耕し、お客様のニーズに応られるように日々努力しています」

ソウル担当の齋藤さんをはじめ、スタッフは現在6名。中にはまだ大学生のアルバイトもいるけれど、日々ブラックミュージックに触れ合い、知識と愛を深めている。そのためかスタッフとトークをして帰るお客さんも多く、中には3~4時間滞在する人もいるのだとか。この日たまたま訪れていた常連さんは、埼玉からやってきたそう。1枚500円になっていた中古CDを、30枚以上買い込んでいたのが印象的だった。

「とはいえ常連のお客様だけでなく、ブラックミュージック入門者も十分に楽しめると思いますので、わからないことがあれば遠慮なく質問してくださいね!」

THE BAWDIESをきっかけにブラックミュージックに興味を持ったら、一番に訪れたいショップかも。

ショップインフォ

ディスクユニオン 新宿ソウル/ブルース館
東京都新宿区新宿3-28-2
営業時間:11:00~21:00(日祝11:00~20:00)
定休日:なし
TEL:03-3352-2031
STORE BLOG:http://blog-shinjuku-soul.diskunion.net/

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