六本木・芋洗い坂にある架空のCDショップ“IMOARAIZAKA RECORDS”、10/28(金)の『店長』は、宮城県のブックセンター湘南佐沼店・菅原さんです。
全国に散らばるミュージックソムリエ達が週替わりの“店長”として登場し、「今いちばん売りたい!聴かせたい!」日本の最新ミュージックを、お客様兼ナビゲーターの藤田琢己が次世代のSUPERNOVA=超新星となるアーティストの音源をお届けします。
J-WAVE「TOKYO REAL-EYES」
http://www.j-wave.co.jp/original/realeyes/
“IMOARAIZAKA RECORDS”
毎週金曜日24:45頃〜25:00
■熊谷育美『その先の青へ』
1985年生まれ、宮城県気仙沼市(けせんぬまし)出身のシンガーソングライター。2009年1月にインディーズで作品を発表した後、同年11月にシングル『人待雲』(ひとまちぐも)でメジャーデビュー。今も、ふるさと気仙沼の地から、音楽を発信し続けています。熊谷育美は、「雲の遥か」という楽曲を完成させた翌日の3/11に地元、気仙沼にてテレビ番組の収録後にその地で東日本大震災に遭遇。その不屈の精神力で困難を乗り越えられ、地元のコミュニティFMを中心にヘヴィローテーションされ、被災地のリスナーにも希望と勇気を与えてくれました。
■イケメン’ズ『未来/ここにしかないもの』
2005年に仙台で結成された、洋平(ようへい)(伊東洋平)とよっこ(横山真一郎)の2人によるアコースティック・デュオ「イケメン’ズ」。そのユニット名が示すとおり、イケメン男子2人がさわやかな歌声で聴く人を魅了し、若い女性を中心にファンが急増中。今年7月にZepp Sendaiで行われたワンマンライブも大成功を収めました。今秋リリースされた本作のジャケット写真には、地元仙台市の小学生らも参加しています。
■幹(みき)『声』
宮城県蔵王町(ざおうまち)在住のシンガーソングライター・幹(みき)のファーストアルバム。尾崎豊や浜田省吾らを手がけた音楽プロデューサー・須藤晃(すどうあきら)氏に見出され、その才能を開花。うちのお店でも以前から応援し続けている、注目のアーティストです。2010年には、仙台の結婚式場のCMソングとしてオンエアされた楽曲『ハレル夜』(はれるや)が話題となり、CDのリリース前から問い合わせが殺到しました。2曲目“光”は、宮城の人達の魂にすっと入り込んでくる歌声と楽曲の力を感じる1曲だと思いました。