六本木・芋洗い坂にある架空のCDショップ“IMOARAIZAKA RECORDS”、3/7(金)今週の『店長』は、福島県のバンダレコード福島西道路店・ 丹治さんです。
全国に散らばるミュージックソムリエ達が週替わりの“店長”として登場し、「今いちばん売りたい!聴かせたい!」日本の最新ミュージックを、お客様兼ナビゲーターの藤田琢己が次世代のSUPERNOVA=超新星となるアーティストの音源をお届けします。
J-WAVE「TOKYO REAL-EYES」
http://www.j-wave.co.jp/original/realeyes/
“IMOARAIZAKA RECORDS”
毎週金曜日24:00〜28:00
■Natural born lover/paionia(アルバム「rustubo」より)
ボーカル&ギターとベースは共に福島出身。現在、東京・下北沢を拠点に全国的なライヴ活動を行っています。「rustubo」は彼らの音楽に対する、ひたむきさがよく感じられるアルバムですが、この曲には、特にそれに加えて楽しさだったり、かわいらしさだったりを聴くことができます。浮遊感のあるシンセサイザーに、歌詞。ちょっぴりシュールなギターロックになっています。ストレートな熱い曲もあるんですが、今回はこちらの曲を是非とも聴いてみて下さい。 ミュージックビデオもまたよいです。(YouTubeにありますよ!) また「東京」という楽曲では、福島出身の彼らが彼らなりに描いた震災の曲となっており、ライヴでもかなり号泣される方続出の名曲となっております。機会があれば是非ライヴに遊びに行ってみてください。ひたむきに音楽に向き合う彼らに逢うことが出来ます。
■トゥイー・ボックスの人形劇場 feat. 初音ミク/sasakure.UK(アルバム「トンデモ未来空奏図」)
8bitや16bitゲームの音楽に影響を受けて育った福島県出身のボカロP、sasakure.UKさんの3rdアルバム。レトロなゲームをしているようなピコピコテクノポップから、浮遊感のある綺麗な楽曲、さらにはインスト曲まで15曲を収録。楽しくて可愛らしい楽曲なのに歌詞は残酷だったり毒づいていたり、考えさせられる事が多いです。MVを見ると尚更!遊び心と現実とそして未来を詰め込んだ1枚。
■Come Back Home/片平里菜(「女の子は泣かない」より)
メジャーになっても、いやメジャーになったからこそ!私はやっぱり彼女を全力プッシュしたい!福島が生んだギター歌姫、片平里菜ちゃんです!「Come Back Home」は、地元福島への想いを、ぎゅっと詰め込んだファンの間でも人気の高い楽曲。彼女の透き通るような、かつ力強い声で熱唱されるこの曲を聴くと、地元福島の風景を鮮やかに思い浮かばせてくれます。