8/17″IMOARAIZAKA RECORDS”店長はブックセンター湘南 佐沼店・菅原さん

 六本木・芋洗い坂にある架空のCDショップ”IMOARAIZAKA RECORDS”、8/17(金)の『店長』は、宮城県のブックセンター湘南 佐沼店・菅原さんです。

 全国に散らばるミュージックソムリエ達が週替わりの“店長”として登場し、「今いちばん売りたい!聴かせたい!」日本の最新ミュージックを、お客様兼ナビゲーターの藤田琢己が次世代のSUPERNOVA=超新星となるアーティストの音源をお届けします。

J-WAVE「TOKYO REAL-EYES」
http://www.j-wave.co.jp/original/realeyes/
“IMOARAIZAKA RECORDS”
毎週金曜日24:00〜28:00

■KING☆OF☆SUMMER/ハジ→(アルバム『ハジバム3。』より)

九州男、C&Kを擁するNSV(ニュースタイルヴィジョン)に所属する仙台在住のアーティスト。You Tubeなどの動画観覧サイトに自身の楽曲やライブ映像などを投稿したことで、各方面から口コミで話題が広がったというエピソードはインターネット時代ならではですね。レゲエミュージックをベースとしながらも、それだけに留まらないPOPセンスは、本人が兼ね備えた”華”によるものでしょう。バラエティに富んだ内容のアルバムから、今すぐ外に飛び出したくなる1曲 “KING☆OF☆SUMMER。”をお届け。

■あんた/ティーナ・カリーナ(ミニアルバム『ティーナ・カリーナ』より)

仙台を拠点とする音楽事務所”エドワードエンターテインメントグループ”に震災後に届いたDEMO音源から、同事務所が惚れ込み一緒にやることが決まった、大阪出身・現在は仙台在住という異色なバック・グラウンドを持つ26歳のシンガーソングライター。関西弁で綴られたこの曲”あんた”は、彼女のストレートな気持ちが痛いほど伝わってくる珠玉のラヴソングです。お国言葉ならではの飾らない感情表現に注目して聴いて下さい。しかし、こんな素晴らしい楽曲を聴かされたら、9月発売のミニアルバムに今から期待せずにはいられません。

■Vampire/GAGLE×Ovall(アルバム『GAGLE×Ovall』より)

DJ MITSU THE BEATS、HUNGER、DJ Mu-Rの3人からなる仙台HIP HOPアーティストの雄、GAGLEと、トラックメイカーでベーシストのShingo Suzuki率いるバンド、Ovallによるコラボ作。サンプリングと生演奏をシームレスに融合したOvallのどこまでも洒落たサウンドに、HUNGERのキレのあるラップと、フックでのちょっとした歌ごころが絶妙なケミストリーを生み出しています。1+1が3にも4にもなっている好例じゃないでしょうか。”Vampire”は、この夏の暑さを和らげてくれる最高にクールなアルバムを象徴するグルーヴィな1曲!