スピッツ 「とげまる」
（UPCH-1803 ユニバーサル）

アルバムは「花鳥風月」までしか、CD棚に残っておらず、ここ最近は、さっぱりチェックしていなかったスピッツですが、1分ほど試聴して購入を決めました。レコード会社の猛プッシュ振りも納得で、90年代に発表した数々の名作を彷彿させる楽曲が多く収録されており、らしさがストレートに出ている印象。素晴らしい出来。14曲はちょっと多いかな、とも思いましたが、シングル楽曲が全て収録されていることへの配慮と受け止めたいです。

浅川マキ 「Long Good-bye」
（TOCT-26998 EMI）

待望のベストアルバムが発売されました。そりゃあ本音を言えば、オリジナルアルバムのカタログ復刻が望ましいです。しかしながら、これまではDARKNESSシリーズ4枚を揃えるか、10枚組BOXを購入するしかなかった彼女の作品に、より気軽に触れることが出来る本ベスト盤の発売は喜ばしい出来事です。2枚組で、両ディスク共CD収録時間ギリギリまで詰め込んでいます。DISC2はレア音源集になっているので、カタログ復刻が成された後も重宝されるアルバムとなるはず。