- (阿部)
- お客さんに、「これ、本当にいいものなんだよ」って教えてあげられるような賞、切り口ってどんなものですかね?
- (千田)
- ジャンルがあまりにもありすぎるので、ロック、アイドル、企画モノ……それぞれ好きな人が集まって決めたほうが、深く広く選べるかなと思いますね。
- (下八川)
- 私も同じで、ジャンルか何かないと絞るのは難しい気がします。

- (河野)
- ただそうすると、結局雑誌のレビューを見るのと同じになってしまうかも。 だからジャンル別に出そろったら、自分が興味ない分野も聴ける限り聴いて、投票して選ぶのがいいのかなとは思いますね。
- (横尾健)
- 僕はジャンル分けはしないで、ひとつだけを選んじゃったほうがいいと思う。細分化すれば明確にはなるけど、インパクトが薄れちゃうから。
- (阿部)
- たしかに「ジャンル」って言っても。ほんとに“ジャンル聴き”してる人がどれだけいるのかって話ですよね。
- (行)
- うんうん。
- (阿部)
- そういう人は、僕らがオススメしなくても聴くでしょうし。だから1個ポーンって出したほうが面白い。
- (涌坂)
- 私は、ちゃんと語れる人が選ぶという意味では、ジャンル分けが必要かなとも思います。ただデメリットもある。そこは、もう少し吟味してみてもいいのかな。
- (阿部)
- 僕らで新しいカテゴリをつくっちゃえばいいんじゃないですか?
- (涌坂)
- 清水寺の今年を象徴する一文字みたいな感じで、今年の音楽界を表す一文字はこれ、で、それを思わせるCDはこれ、とか(笑)。
- (平山)
- デビュー5年以内とか10年以内とか、ゆるい縛りを加えるのは?
- (渡辺)
- インディーズに絞るのもありですよね。このサイト発信でメジャーデビューする人が出たらスゴイなと思います。
- (平山)
- そういうアーティストなら、今後化ける可能性もあるし、我々CDショップから売っていけるという気はしますよね。
- (澤井)
- 僕は賞をつくるのには否定的ですね。やっぱり人と違うものをチョイスしてリコメンドするっていうのが、我々の仕事の醍醐味だったりするので。
- (はら)
- 音楽好きな人って、自分の好きなものは自分でわかっているじゃないですか。だから、そういう賞をやることがいいのか、僕もまだわからないですね。
- (長須)
- 本の場合は、立ち読みにも限界があって、それが本当に好きなものか結論がなかなか出せない。だから書店員さんがすすめてあげる意味があると思うんです。でもCDは、視聴である程度結論が出やすい。そこに限界があるとは思いますよね。
- (一同)
- なるほど。

- (長須)
- あとは、逆に、手に入らないCDを復刻していくって方向もあるのかなと。
- (行)
- どんな形にせよ盛り上げていくことをしたいですよね。お客さんに「やっぱCD屋、いいな!」って思ってもらえるような。
- (司会)
- 「これを乗り越えればやる意味がある!」っていう条件はありますか?
- (澤井)
- やっぱりその賞が、ムーブメントとして認知されるっていうのがひとつですね。あとは“数”ですかね。投票者なのか、見ている人なのかわかりませんけど。
- (司会)
- こういう組織を超えた店員さんの集まりって、これまでにないんですか?
- (行)
- 本部の人たちが集まる会はありましたね。1回だけでしたけど。

- (阿部)
- あとは去年、大阪で、新人を応援する組織があって、僕らも参加していました。残念ながら、それも終わってしまったんですが……。
- (箭内)
- このサイトが終わっちゃうってことは?(笑)
- (司会)
- ない……ですね(苦笑)。
- (箭内)
- じゃあ、この集まりはかなり革命的な、ね。
- (司会)
- 全国から、「今日の会合、どうしても休みがとれなくて行けないんですけど、すごく参加したいです!」ってメールが結構来ていまして。
- (平山)
- 方向性として「CDショップ大賞」をやるっていうことでいいんですかね?
- (行)
- たとえば、こういうのはどうですか?一応やるって決めといて、その中でいろいろ意見を出していく。で、「やっぱやらんほうがええんちゃう?」ってなったら、さっき意見が出た復刻とか、違う企画を考えるっていう。
- (阿部)
- 大賞を決めるだけなら、きっとすぐできるんですよ。やったことによって何か起きるのか、そのイメージを共有していければいいですね。

- (澤井)
- さっきはネガティブな意見を言っちゃいましたけど、僕も見てみたいですね、どんな議論になるのか。だから、やっぱりやったほうがいいっすよ(笑)。
- (箭内)
- ちなみにその賞って、買収されるおそれとかはないの?
- (行)
- そういう話が出るぐらいなら成功ですよね。
- (一同)
- (笑)
- (司会)
- 何か面白いことがはじまる予感がしてきました! では、とりあえずやってみよう、ということで。今後定期的に会って細かく相談しましょう。進捗はこのWEBサイトで公開していきます。みなさん、本日はありがとうございました。








