第17回CDショップ大賞2025 入賞作品 CDショップ店員コメント
(アーティスト名50音順)
入賞作品<赤>

『猫にジェラシー』 あいみょん
あいみょんの音楽は魅惑的で少し耳を傾けるといつのまにか聴き入ってしまっている。『猫にジェラシー』にもそんな楽曲が多数収録され心が落ち着くアルバムです。まだまだ楽曲のストックがあいみょんの脳内に存在すると考えると楽しみでしかたありあません。
(HMV阪急西宮ガーデンズ 清水咲紀)
年々様々な要素を取り入れながらも、あいみょん本来の雰囲気と合わさり奏でる一枚。小説の門扉を開くような繊細な歌詞に魅入られる一作。アナログ盤も見逃せない。
(ディスクユニオン商品部 新福美桜)

『残夢』 Ado
難しい曲もかっこよく、ドラマティックに歌い上げる歌唱力に惚れ惚れします。
(トオンミュージック ファボーレ店 湯浅裕希子)
それぞれの曲のAdo節が効いていてファンの期待を裏切らない楽曲に加え、メディアでも馴染みな曲も多く、幅広い世代の方が嬉しそうに手に取っていきました。
(HMVイオンモール直方 澤田真由美)

『Sparkle X』THE YELLOW MONKEY
コロナ禍やVo.吉井和哉“LOVIN”の病気を乗り越え、これまでより更に絆が深まった彼らの記念すべき10枚目のアルバム。シンプルかつTHE YELLOW MONKEYらしい色香も漂う王道ロックンロールでありながら彼ららしい妖艶さや不敵さも感じられ、聴きごたえ抜群です。若者には新鮮でクラシックロックを好む大人には懐かしくどの世代でも何度聴いても飽きが来ない、アップテンポからアンセムまでタイトル通り煌めくロックンロールナンバーが揃ったアルバムだ。
(ディスクユニオン池袋店 C.K.)
従来のイエローモンキー節と新たな魅力に溢れている
(新星堂キャナルシティ博多店 武藤いづみ)

『AWE』XG
彼女達の決意がひしひしと伝わってくるアルバム。XGはどこまで進化し羽ばたいていくのか、これからの彼女達の音楽も楽しみになる、そんなアルバムです。
(HMV&BOOKS SPOT SHINJUKU M.S.)
日本もとうとうこんな次元に来た!と唸っちゃうかっこよさ。全員の歌唱スキルの高さも驚きです。
(ミュージックプラザ・インドウ 相原真子)

『Back To The Pops』 GLAY
今作のコンセプトは30年目のデビューアルバム。
どこか懐かしさもあり、新しくもある、まさにそのコンセプトにふさわしい作品になっている。
90年代のGLAYを彷彿とさせる「Romance Rose」から始まり、これぞGLAYという疾走感のあるバンドサウンドが印象的な「BRIGHTEN UP」、ライブでのみ演奏され音源化を待ち望んでいた壮大なバラード曲「Beautiful like you」。
他にも今のGLAYの”Pops”を感じることができる全14曲が収録されている。
そして今回はなんと曲順をクジ引きで決めたとのことで次にどんな楽曲が来るのか分からないワクワク感を感じながら聴くことができます。
(新星堂キャナルシティ博多店 原岡紀子)
新鮮さも感じる!そして懐かしさも感じる!何年たっても色あせない、それがGLAYだ!!
(平安堂飯田店 金田直子)

『放生会』 椎名林檎
福岡の三大祭りの名をタイトルに掲げられたこのアルバムを聴ける人生であって良かったと思いました。人として生きることの恐れや矛盾をそのまま受け止めて貰えるような器の大きさ。そして林檎さんの音楽家としての才能の深さをゾクゾクしながら感じられる1枚。すげぇな…椎名林檎さんは…と羨望と感謝が入り混じる気持ちで毎度拝聴しております。
(ミュージックプラザ・インドウ 相原真子)
コラボだらこそ声色も同じものが一つもなく、それぞれの声色にビタっとハマる様々なジャンルの曲で構成されておりバラエティに富んでいる。かつ、全てが高クオリティな作品。
(HMVイオンモール直方 澤田真由美)

『Precious Days』竹内まりや
店頭スタッフをやっていて、こんなに待ち侘びられていた作品に久々にあった気がします。接客時に、10年待ちました!楽しみにしてました!という一言をたくさん聞きました。買っていく人はみんな嬉しそうでした。お客様に届くまでの一端を担えて、販売していて私も嬉しかった。配信ではなくて、CDってこうあるべきだな、というの感じて感慨深かったです。
(HMVイオンモール岡山店 北山絵美子)
いつまでも衰えない声の艶、バラードもPOPな曲も一音一音、一節一節がすんなりと心に届く感じ。歯切れよく歌われる歌詞がしっかりと耳に心地よく残りいつまでもリピートしていたいアルバム。
(吉崎レコード楽器店 佐伯 千恵子)

『MUSi-aM』 Da-iCE
“ミュージアム=博物館”というタイトルどおり彼らが歩んできた歴史を感じることができます!そして大ヒットした『I wonder』を収録!多芸多才な花村 想太の才能を存分にご堪能いただけます。長い下積み時代の努力が綺麗に花を咲かせ、聴き手の心を掴んで離さない魅力溢れるアルバムです!
(HMV阪急西宮ガーデンズ店 清水咲紀)
デビュー10周年目でリリースするアルバムは”こう来たか!”と口に出してしまうような驚きとともに、Da-iCEの歴史と革新的なスパイスが融合された作品。耳に残るキャッチーなメロディや心地よいボーカルの歌声のハーモニーがシンプルに好きだと思える王道ソングから、Da-iCEらしい清涼感と爆発力のある楽曲もあれば、強い意志が込められた歌詞と前衛的なスタイル、さらには幾重にもサウンドが行き交う遊び心が散りばめられた楽曲が詰まっている。
タイトル通り、美術館をテーマに制作された作品であるだけに多彩な背景で描かれた楽曲がずらっと並ぶアルバム。MUSi-aMの世界に飛び込んで、歌詞を眺めてDa-iCEの音楽にどっぷり浸かる贅沢な時間を過ごせる。かなりお気に入りです。
(HMV&BOOKS SHIBUYA 関上 恵莉菜)

『Iris』 BUMP OF CHICKEN
5年ぶりのBUMP OF CHICKENから『とびきりのリボン』がかかった贈り物。受け取ってリボンをほどいたら、それぞれの曲が5年分の思いが、それぞれの色で私達リスナーに会いにきてくれる。大切にしたい宝物がまた1枚増えました。
(平安堂東和田店 笠原 あずさ)
約5年ぶり10枚目のフルアルバムとなる今作は、BUMPが様々なメディアから愛されるアーティストだということを実感するように、収録曲ほぼすべてがタイアップ作。
BUMP OF CHICKEN5年間の軌跡をぎゅぎゅっと1枚に収めた作品です。藤原さんがコロナ禍に感じたこと、終息後のツアーのことなど、聴いてくれるすべての人に向けての思いが最大限に詰まった”あい”溢れる1枚。溢れすぎる”あい”は自分たちを照らし、生きづらいこの世の中を優しく寄り添いながら一緒に歩いてくれる、BUMP OF CHICKENの音楽があるから生きて行ける。そんな気持ちを最大限に感じることができる1作。
(タワーレコード苫小牧店 C.Y.)

『12 hugs (like butterflies)』 羊文学
「バタフライハグ」=「自分自身をハグする」ことをテーマとした3rdアルバム。圧倒的異才な存在感、枠に囚われずにかき鳴らされる唯一無二の音楽、羊文学というオルタナティブ。タイアップ曲も多く含む全12曲が私たちをハグしてくれます。
《離さないで 離さないで いてね》と始まるこのアルバム、最後の曲“FOOL”では《もう二度と離さないわ》という歌詞で締めくくるのが天才すぎて言葉を失いました。
(タワーレコードなんばパークス店 松田かのん)
2年前CDショップ大賞〈青〉を受賞したときも好きでしたが、その後の活躍が目覚ましくてもうすっかりファンになっています。重く歪んだギター音と、モエカさんの爽やかで憂いのある歌声に心を奪われています。
(ディスクユニオン 商品部門SP・BP 森田里香)
入賞作品<青>

『Aooo』 Aooo
石野理子、すりぃ、やまもとひかる、ツミキ、メンバー全員が作詞作曲できる凄み、ソロで音楽の道を歩んできた4人だからこそ、バンド活動一年での初アルバムですが『大名盤』が誕生したのです。今の時代にAoooの音楽に出会えた事に大感謝!4人で誕生したアウーありがとう!!
(タワーレコードららぽーと磐田店 伊藤優)
最強のバンドが現れた。アベンジャーズバンド。こんなん絶対売れるて。
(大垣書店 イオンモールKYOTO店 小竹 智也)

『ほころび』 井上園子
タイトルを見た時は布や縫い目のほつれを思わせ、聴き進むうちに表情や花の蕾がほころぶ方を想起させました。時々感じてもあまり見ないように伏せている感情を起こされ、それが嫌ではなく和らいでいくような感覚。
ギター弾き語りで全編一発録りという隠れ所のない潔い1stアルバム。日々の尊さと苦しさを絶妙に切り取る歌詞が秀逸です。思わずじっと聴き入ってしまう魅力溢れる新しい才能に拍手を。
(HMVイトーヨーカドー宇都宮店 中野陽子)
「ほころび」というと縫い目がほどけている事ですが、人生というものはいつでもどこかにほころびがあるものです。このアルバムはそんな心の有り様をまっすぐに歌った1枚、まっすぐ過ぎるほどです。直球なのに落ちる球。高田渡の曲をカバーしているのを聴いた時には、たしかにその遺志を継ぐものとしての境地を感じて衝撃を受けました。花の蕾がほころぶ様に、春はもうすぐそこまで来ているのです。
(大垣書店イオンモールKYOTO店 野瀬彰大)

『凡才』 imase
チルポップミュージックといえばimase!なぜか自分に酔いたい時、ふとした瞬間その場の雰囲気に浸りたい時に聴きたくなる音楽。そして何と言っても地声と裏声を自由自在に行き来する魅力的な歌声。どの曲も雰囲気は違えど、imaseの人柄が凝縮された『ゆるオシャ可愛い』楽曲がこのアルバムには潤沢に詰まっています!もうこの言葉しか出ない。彼は天才です。
(HMV阪急西宮ガーデンズ店 清水咲紀)
地元地域ということもあり、発売以前よりお問い合わせが多かったアーティストさんで、配信曲を集めた作品が待ち望まれた環境がありました。TIKTOK世代じゃない方々にも刺さってほしいとの思いで投票します。
(新星堂名古屋店 古田朋之)

『覚悟を決めろ!』 サバシスター
PIZZA OF DEATHの看板を背負ってリリースされた1stフルアルバムは、
ジャンルに捉われないサバシスターの魅力が詰まった、名刺代わりとも言える1枚!楽曲はもちろんですが、遊び心やリスペクトが込められたパッケージも最高!CDへの愛を感じる、まさにCDショップ大賞にふさわしい作品です!
(タワーレコード上田店 駒村真哉)
POPでノリがいい、だけじゃない。今を生きてる感満載の歌を!
(HMV&BOOKS OKINAWA 中目太郎)

『Chevon』 Chevon
「とんでもないアーティストが現れたぞ」と言いたくなるような、1stアルバムとは思えないほど迫力満点の曲が勢揃いの一枚だから。抜群の歌唱力と、心臓がびりびりと震えるような、中性的でエッジの効いた唯一無二の歌声が聴く人の心を掴んで離さない。収録曲「Banquet」で顕著にみられる空にまで届くようなハイトーンボイスとのギャップにも魅了されること間違いない。
(タワーレコードミニもりのみやキューズモール店 橋愛莉)
圧倒的な歌唱力と歌声。それでいて力強い楽曲にも優しいバラードでも心を惹きつける何かがある。1度聴いただけでは物足りない何度も繰り返し聴きたくなる作品
(タワーレコードアリオ上尾店 渡部愛)

『tradition』 CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN
多様性に富ながらも自身の音楽として見事にまとめたセンス、ユニークなアプローチは新人とは思えない
(タワーレコード 神戸店 小畑 雄巨)
Daido、So、Yutaによるユニット。ジャンルを越え現代の空気を震わす音楽。新しい息吹を感じます。
(PET SOUNDS RECORD 森陽馬)

『新喜劇』 NIKO NIKO TAN TAN
NIKO NIKO TAN TANメジャー1stアルバム。キャッチーでエッジーでポップでユニーク!とにかく聴いてほしい!ニコタンの音楽にやられてほしい!
(タワーレコード上田店 A.N.)
店内演奏で流していた際にとても耳に残り、誰の歌か調べたくらいかっこいい曲が入ったアルバム。とても耳に残る曲が集まったアルバムだと思う。
(HMV&BOOKS SPOT SHINJUKU M.S.)

『Songs for the Cryptids』Bialystocks
どのフレーズを切り取っても、情景が思い浮かべられる美しい声と染み入るメロディ。幸せを感じたい時に聞いています。
(トオンミュージック イオンかほく店 山元渚)
新人ではないですが、もう一段ブレイクしそうです
(タワーレコード神戸店 寺本将巳)

『NEW KAWAII』 FRUITS ZIPPER
2024年を代表する1枚!大ヒット曲盛り沢山なアルバム。キラキラとした力強いパフォーマンス。特に「完璧主義で⭐︎」の歌詞に何度も元気をもらいました。皆んなに聴いていただきたい、最強で最高のアルバムです!これからも、ずっと応援しています!
(タワーレコード明石店 日置聖也)
TikTokを始めとする各媒体で話題のFRUITS ZIPPER。各メンバーの個性はもちろん、歌唱力やダンスの完成度にも唸らせる。今最も推すべき、令和の新生アイドルです。
(ディスクユニオン商品部 新福美桜)

『暴動クラブ』 暴動クラブ
忘却の彼方からロックンロールが蘇る。”ARABAKIROCK FEST 2024″で大きなトピックとなった平均年令20才のBACK TO THE 70’s。「ロックは死んでねぇんだよ」と耳元はたかれるギンギンのロックンロールが眩しすぎる。
(タワーレコード盛岡店 長谷川龍也)
60~70年代のR&RのDNAを受け継ぎ令和に進化させた極上ロックンロールが最高!平均年齢20歳という驚き
(タワーレコード札幌パルコ店 中西 純)

『EASY RIDER』 マリ
芯があって、泥臭いような爽やかなような、華やかな気もする唯一無二のバンドです。本アルバムはマリ初の全国流通盤。伸びやかな歌声とバンドサウンドを底上げするカッコよすぎなドラムがマリのおすすめポイントです!!そしてこんなに車のCMが合いそうなアーティストは奥田民生以来ではないでしょうか。彼らが運転する車は事故を起こさなそう!そう思うのは幼なじみから成るバンド(!)ならではの安定感があるからでしょうか。YUKIとサザンに影響されたらしい彼らが日本のポップスのニュー・スタンダードになるのが楽しみです!
(トオンミュージック イオンかほく店 山元渚)

『Dungeon』 muque
福岡から世界へ。夢のようなホントの話にしてくれそうなバンド。
(フタバ図書 大畑亨)
クセになるメロディと展開が新しくもあり、なつかしさも感じる
(HMVエソラ池袋 齋藤)
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第17回CDショップ大賞ロゴPOP
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*初回盤と通常盤がある作品は通常盤をご紹介していますが、作品によっては初回盤がまだ購入できる作品もございます。店頭にてご確認ください。