メジャー、インディーズを問わず、CDショップの現場で培われた目利き耳利きを自負し、選考に際して個人的な嗜好に偏る事なく、店頭から全国に向けて発信出来るような“本当にお客様にお勧めしたい”作品を“大賞”として選出していきます。
時にコミカルに、時にアクロバティックなダンス、個性的なキャラクター、余りにも全力で傑出したライブパフォーマンス、クオリティーの高い楽曲。純粋に、ひたむきに、一生懸命な姿には本当に心を打たれるし、「ももいろクローバーZ」という唯一無二のエンターテインメントがここにある！くすぐられる要素が満載で、知れば知るほどよりはまっていくのはアイドルとしては初めてかもしれないし、これだけ聴き続けても全く飽きる事無い作品も近年なかなか無い！精神的支柱、早見あかりの脱退という大きな岐路を乗り越え、クリスマスにはさいたまスーパーアリーナでライブを行った彼女たちが目指すは、紅白歌合戦！バンドにはない圧倒的なももクロの面白さを、より多くの方に知ってもらう事、これこそがＣＤ屋の宿命だと思う！(HMV浜松市野 / 二見 浩)
ソロ星野源の2枚目となる13のエピソード。アルバム「ばかのうた」で表現されたものと、シングル「くだらないの中に」の世界、引継ぎながらも違ったアプローチの印象を受ける今作は日常が日常じゃなくなったときに気づくこと。変わらないこと。泣いたり、笑ったり。源くんの周りにあふれている様々なことがどこか現実的に、でもフィクションとして優しく流れてきます。彼と同じ時代に生きて、源くんの音楽をリアルタイムで聴けるありがたさを感じずにはいられない作品。源くん、いつもステキな音楽をありがとう！！(タワーレコード商品本部 / 貞廣 菜穂)
新たな口笛ソング旋風アメリカから到来?! 派手な楽曲ではない のについつい口ずさむ、口笛を吹きたくなってしまうほんわか キャッチーな「Pumped Up Kicks」が本国でもロングヒット の新人バンド。最近注目のシューゲイザーやエレクトロ路線で もありつつ、それ以上にサイケもロックも年代も踏襲したシン セポップ。インディー系の先鋭さもあるのに、どの曲もつい何 度も聞き返したくなるキャッチーさ。ド派手な受けのよさでは なく、普遍的なポップソングの心地良さが新しくも懐かしくも 感じる、不思議とクセになるアルバムです。 [SICP-3300（期間限定生産） / 8869774457-2(2011.5.24 )（輸入盤）]
ラウド界に衝撃走る!! 神戸から若き新星が登 場!! スクリーモ＋エレクトロ、だけど、Enter Shikari なんか目じゃない。 時にメロデスっぽく、 時にユーロビートっぽく、彼らのハードな音楽的 背景が見てうかがえる。楽曲一つ一つの個性が光 る、一言では表現できない変幻自在な才能が輝く。 強烈なアッパーチューンの数々に体が揺れること 間違いなし!! [VPCC-81708]
ここ最近の身を粉にしたような働 きっぷりに叱咤激励される毎日。 60 を前にここまでの作品と、前に も増して完成度の高いLIVE を魅せ つけられてチカラを貰えないヤツな んていない。 [WPCL-10966]
これはアルバムなのか！？シングルなの か！？ DVD なのか！？ なんなのか！？ モーモールルギャバンのパフォーマンスは ぶっ飛んでいて、曲も歌詞もぶっ飛んでい て、ほんと聴いてるとにやけます。もっと 関東でもライブやってほしい！という期待 もこめて。 [VIZL-442]
2011年はやっぱりこれでしょ う？ 全ての世代が口ずさんだこの 曲。店内演奏すれば、店員・お客様 含めてみんな笑顔になった不思議な 1曲。小さなヒロインとヒーローに 感謝です。 [UMCA-50005]
震災から約一ヶ月後の4月20日・・・“雲の遥か”は無事リリースされた。彼女の故郷はあの気仙沼だ。様々な葛藤と戦い続けたに違いない。いや、この作品を発表した今も戦っていることだろう。そんな彼女の歌に励まされ、新たな一歩を踏み出した人も多いはずだ。踏み出したその先が、晴れやかに澄み渡る空のような青さであることを願いたい。(ブックセンター湘南佐沼店 / 千葉 隆弘)
試聴機の、ヘッドホンを装着。ディスクを選ぶ、サカナクション『DocumentaLy』。 ピ、ピ、ピ…「RL」が始まる。その間に、徐々に耳が馴染んでいく、『DocumentaLy』仕様に。 店内のBGMが遠のいていく。高まる期待。 それとともに、今度は近づいてくる、感覚。 ヘッドホンからじわりじわり、右からも、左からも、じわりじわり。 そして、ちょうど、心の真ん中に、音が到達したとき。「アイデンティティ」、何かがこころから、わーっと溢れてきませんか？ CMで楽曲が使われ、ニュース番組でも取り上げられ、Ustreamが配信されれば何千人という人が耳を傾ける。 サカナクション？もう知ってる。 CDショップ大賞？いまさらじゃない？ そんなことないんです。 試聴機で眠っている『DocumentaLy』は、「行かなきゃいけない音」を放っています。ヘッドホンをつけたあなたが、そのボタンを押した途端に、あなただけのために、ディスクがまわり始めるのです。(新星堂鶴岡店 / さとう ちさと)
音楽を聴いて鳥肌が立つってのは何年振りのことだろうか。齢30も過ぎ言葉に心が震えるなんて、正直もう無いものだと思っていた。若き日にも感じた衝撃、嫉妬にも似た興奮。これは魔術か？夢なのか。いや、現実＝リアルタイムであろう。前線で音楽に向き合うきかっけを与えてくれた男。ありがとう、高橋優。地元出身であろうが、あるまいが、彼の音楽を推さずしてCD屋稼業は務まらないと、40まじかのオッサンが純粋に思うのだ。(㈱細川蓄音器店（細川レコード店）/ 細川 信二)
美し過ぎるメロディーと切ない歌詞なんとも言えないボーカル清水の歌い方と声、切なさが聴いてる人に切々と伝わって来ます。また、心地良くも聴こえてくる不思議な声、それがまた魅力！今、一押し注目バンドのメジャーアルバム。(スクラム中山店 / 芳賀 茂)
当店に来店してくれた時に警備員に「窃盗団!?」と疑われた風貌に負けないくらい楽曲のインパクトもスゴイ!!1stアルバムにして捨て曲一切ナシのこのクオリティ！次回作が待ち遠しくて仕方ないですが、まずはバンド名を冠した自己紹介代わりとも言うべき今作を是非爆音でお楽しみください!! (フタバ図書GIGA広島駅前店 / 金重 輝明)
誰しもが持っているであろう心の奥にある闇の部分。そこにグシグシと突き刺さるamazarashiの歌詞。それはまるで小説でも読んでいるかのような世界観で…。 楽曲だけでなく、ジャケットやMusic Videoのアートワークのクォリティの高さにも目を見張るものがあり。 K-POPやアイドルの曲ばかり聴いているやつは、一度でいいからamazarashiの曲を聴いてみてほしい。 きっとその世界観引き込まれているハズだから。
シンプルながら不思議と目を引く、アルファベットのAとDをモチーフにした彼らのロゴ。不意にそのロゴが描かれたCDを手に取ってしまった僕もまた彼らの術中にはまってしまったのだ。主役は演奏者ではなく楽曲そのものと位置づけるandrop。バイオグラフィすら持たない彼らの音楽を僕はここで文字に変換する権利を持たない。だから是非彼らの作品を手に取り、自分自身の耳で彼らの奏でる音に触れて欲しい。その一風変わったジャケットの中に、想像を越えた新世界が待っている。
すごくいいバンドなんだ、みんなに聴いて欲しいんだ。1曲1曲がやさしくて、あったかくて、強くて、夢みたいで、でも平凡な日常を歌ってる。誰にでも同じ朝が来るように、andymoriの歌は僕らそのものだと思う。こんなに幸せな歌を届けてくれるandymoriにありがとう。間違いなく、革命は起きてるよ。
今年は被災地にとっては特別な1年でした。そんな状況で出逢った曲が「雲の遥か」でした。「負けるな、と」のフレーズがどれだけ被災した人々を勇気づけられたことか・・・。「田んぼ」などの歌詞から伝ってくる故郷への想い、聞いた人に、人生の応援歌になるような曲です。
明るいきれいな声でしっとり優しく歌いあげている。中年はカラオケというと演歌を思い浮かべるが歌が好きで合唱団に入っている人達が唄いたい唄がいっぱい集っている。苦しい環境に置かれている人達が心いやされ温かさを与へ心が届きそうなアルバムです。
毎回クオリティの高いアルバムをリリースし、ＣＤショップ大賞の「常連」と言っても過言ではないサカナクション。思わず踊りたくなる楽曲、知的好奇心をくすぐる言葉の紡ぎ方といい、文句なしで今年の大賞作品だと思います。音楽をよく聴く人だけなくも実際に僕の周りでは10歳の男の子ガハマってたりと、多くの人に聴いてもらえる作品だと思います。
前作の自主盤も素晴らしいものであったが、今作はさらに音楽的にも多様化しており「実態のない謎のグループ」という話題性だけでなく、楽曲自体でしっかりとリスナーを満足させるクオリティーを持っている。それ故その活動コンセプトも生きており、現代のニーズに応えられる作品である。
「一生この人についていきたい。」聴いた人が、そう思えるようなアルバムだと、私は思います。 まず1曲目のイントロのかっこよさ。そこから最後の11曲目まで止めることなく一気に聴いてしまうほどの内容の濃い歌詞と、心地よいメロディーでした。 頑張りすぎている人や、暗いことを考えてしまっている人たちの気持ちが軽くなるようなまっすぐ過ぎるほどの歌詞に、何度も心が救われます。 今の日本に、こんなにストレートな歌詞を歌えるのは高橋優さんしかいません。 元気になれる。希望が持てる。聴いていて、暖かい涙がたくさん出る。そんな歌のつまったアルバムです。
バンド名も音楽も、ちょっぴりヘンテコなんだけど愛嬌があってとにかくサイコーにポップで多幸感に溢れた傑作アルバム！「好きな音楽全部乗せ！」なゴチャ混ぜサウンドですが、散らかしっぱなしではなく、しっかりとキメるところはキメてくれるバランス感覚も素晴らしい！聴き込むたびに新たな発見もあって、ジワジワと愛着の湧いてくる不思議なアルバムです。
切ない曲はあまたあるけれど、これほどココロを揺さぶられた作品はなかった。美しいメロディーに切ない歌詞。胸をわしづかみするようなボーカル清水の声が、切々と歌い上げる。デビュー以来着々とファンを増やしてきた注目すべきバンドのメジャーアルバム。そして、地元出身！！
新しい音楽のかたちを感じることのできる作品！２枚目が「組曲」になっているという、クラシックのスタイルなのも面白い。でもなによりも、一曲一曲がとてもセクシーに仕上がっていて、更に一枚を通した流れがとてもスムーズかつシブいです！特に①口笛男～④レインメイカーまでの流れはかなりの中毒性ありです。発売から鬼聴きした末の推薦です！きっと２０１２年も面白いことをやってくれる筈！
いろんな経験や体験をした過去があり、あぁなりたいとかこれもしたいと未来も夢見て、みんな今を生きている。そんな１日の１時間の１秒のほんの些細な出来事や想いが源くんの優しい音と歌声で紡ぎ出され、いつどんな時に聴いてもほっこり温まる日常ソングたち。10年後も50年後も聴いていたい名盤です！！
なんじゃ、こいつらぁー！？オオカミ？人間？片言の日本語？LIVEで演奏が始まる前までの気持ちが一気にぶち壊されました！見た目からは想像もつかない胸に響くサウンド、ライブパフォーマンスもかなりstyle出てます！そんな彼等の1st Full album、MAN WITH A MISSION。捨て曲なしの１stにしてBEST盤と言っても過言ではない！
ももクロの曲には、彼女たちの同世代だけではなく、アイドルに興味のなかった大人までをも 夢中にさせる不思議なパワーで満ち溢れています！ ｢全力で挑むことは素晴らしいこと｣を体現してくれるまだ十代の彼女たちから教わることは無限にありそうです！
CDショップ大賞は、全国のCDショップ店員の投票だけで選ばれる賞です。 いま音楽を取り巻く様々な課題がある中、CDショップの現場から素晴らしい作品を選出し、 CDショップからもっと音楽を盛り上げていくために設立されました。 メジャー・インディーズを問わず過去１年間に発売された作品を対象とします。 第4回CDショップ大賞の選考基準は、基本的に今までのCDショップ大賞を踏襲します。
受賞アーティストのインタビューなどを掲載した組合報を2012年2月28日より、全国の主要CDショップで配布します。ぜひご覧ください。
「行かなきゃ会えない音がある。」
私たちには、一人でも多くの人にCDショップに来ていただきたい、その人にとって未知の音楽や大切な音楽に出会って欲しい、という願いがあります。CDショップ店員が「行かなきゃ 会えない 音がある」というスローガンのもとに、一般の音楽ファンの方々に、素晴らしい作品やアーティストとの出逢いをもたらすような賞でありたいと考えています。
新譜を扱うCDショップの店員（アルバイト、パートも含む）
2010年11月1日〜2011年12月31日までに発売された邦楽の新譜
＊第４回CDショップ大賞の選考期間は移行期間として、2011/11/1〜2011/12/31を含みます。次回以降の対象期間は2012年1月1日〜2012年12月31日とします。
投票は以下の方法で実施します。
WEB: 投票期間中、当ページよりアクセス可能です。
携帯: 投票期間中、当ページよりアクセス可能です。
FAX: チラシ裏面の投票用紙、もしくは当ページより投票用紙をダウンロードして投票可能です。
大賞の他に、来店促進に繋がる賞として次の5つの賞を設ける事にしました。任意投票ですが、是非ふるってご参加ください。
洋楽賞: オリジナル楽曲で構成された洋楽アルバム。（国内盤、輸入盤問わず。ただし再発、ベスト盤を除く。）
＊選考基準、選考対象期間、投票方法などはCDショップ大賞に準じます。
マエストロ賞: 永年にわたり音楽シーンを牽引し、目覚ましい功績を残しながら、今なお第一線で活躍を続けているアーティストの作品。
ニューブラッド賞: まさに次の音楽シーンを引っ張るのはこれだ！と確信する新しい息吹を感じさせるアーティストの作品。
＊選考基準、選考対象期間、投票方法などはCDショップ大賞に準じます。
ライヴ作品賞: ライブシーンでは定評があり、実力のあるアーティストを選んでください。ライブシーンからCD作品に焦点をあてる賞でありたいと思います。この賞はアーティストを対象とします。
全日本CDショップ店員組合2012特別賞: 今年を象徴するような又は話題となった1曲を選んでください。この賞はアルバムではなく楽曲を対象とします。また、発売期間は問いません。
全日本CDショップ店員組合の活動は、いま全国に広がり、各地にブロックごとの集まりなどが生まれています。そのブロックごとにその地域ゆかりのいちおしアーティストを「地方賞」として発表します。3社6人以上CDショップ店員が集まった地域は地域支部として認定されます。地方賞の選考方法などは、それぞれの地域ブロック支部が決定するものとします。地域ゆかりのアーティストの定義は「その地域出身」または「その地域で活動している」アーティストとします。地方賞は12/25までに決定し、順次発表していきます。
日時： 2012年2月27日（月） 17:00 OPEN 17:30 START
場所： 渋谷BOXX 東京都渋谷区神南2-1-1
内容： 大賞、その他受賞作品の発表、受賞アーティストへの賞の授与。授賞式後に「CDショップの未来を語る」シンポジウムを行う予定です。
＊一般の方のご入場は受け付けておりません。
＊ご取材お申し込みは事務局までお問い合わせください。
＊シンポジウムへの受賞アーティストの出席はございません。
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