CDショップ大賞

メジャー、インディーズを問わず、CDショップの現場で培われた目利き耳利きを自負し、選考に際して個人的な嗜好に偏る事なく、店頭から全国に向けて発信出来るような“本当にお客様にお勧めしたい”作品を“大賞”として選出していきます。

第17回CDショップ大賞2025 大賞受賞作品<赤>

『Your Favorite Things』 柴田聡子

アルバムを通して映画の中にいるようなストーリー性が感じられる最高傑作!(HMVイオンモール水戸内原 陶久一弘)

全曲が完成度が高く、前作からも確実に進化したと感じました。タイトル通りお気に入りとして今年最も多く聴き返しました。
(タワーレコード札幌パルコ店 吉原 裕也)

                                            

弾き語りやバンドサウンドが過去作はメインであったが今作は岡田拓郎氏との共同プロデュースでサウンド面で様々なアプローチがされており柴田聡子の新しい一面を見ることができる作品となっています。
(タワーレコード川崎店 A.K.)

第17回CDショップ大賞2025 大賞受賞作品<青>

『離婚伝説』 離婚伝説

初めて「愛が一層メロウ」を聴いた時の衝撃は忘れられない。キャッチーなサビはタイトルが12回も繰り返され、しつこさとは反対に曲の爽やかさに心を掴まれた。甘くメロウで気だるげなハイトーンボイスに、グルーヴィーでソウルフルなギタープレイには自然と体と気持ちも揺れる。そこに並んだ歌詞はノスタルジックでドラマチック、そしてクサくてダサい。でもどこか今の時代には新しく、ずいぶんと大人びた気持ちにさせてくれる。大人の恋愛って、トレンディードラマってこういうものだったのかな?と彼らの世界に引き込まれた。
愛をテーマに活動している彼ら、離婚伝説の愛の結晶はとてもドラマチック。
(平惣小松島店 平野なな江)

ポップでグルーヴィーで中毒的なサウンドにノックアウト。体を揺らしながら聴ける、美メロしかない。甘さだけでなく渋みも効かせてくる絶妙さ。フロマージュのように濃いギターソロも圧巻。歌、サウンド、世界観、全ての表現に惚れてしまうグッドミュージック。
(タワーレコード上田店 高橋 菜津実)


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殿堂入りアーティスト

今回より<大賞>選考については過去に2作品で大賞受賞となったアーティストの作品は投票対象外とし、該当アーティストを殿堂入りとさせていただきました。
*第17回CDショップ大賞2025投票対象期間にアルバムが発売になった該当のアーティストはこちらの2アーティストです。
      

米津玄師

『BOOTLEG』米津玄師

第10回CDショップ大賞2018 大賞受賞

                                       

『STRAYSHEEP』米津玄師

第13回CDショップ大賞2021 大賞(赤)受賞

『LOST CORNER』米津玄師

2024年8月21日発売

      

Official髭男dism

『Traveler』Official髭男dism

第12回CDショップ大賞 大賞(赤)受賞

                                       

『Editorial』Official髭男dism

第14回CDショップ大賞2021 大賞(赤)受賞

『Rejoice』Official髭男dism

2024年7月31日発売

                                        

                      

第17回CDショップ大賞2025 入賞作品 CDショップ店員コメント
(アーティスト名50音順)

       

入賞作品<赤>

『猫にジェラシー』 あいみょん

あいみょんの音楽は魅惑的で少し耳を傾けるといつのまにか聴き入ってしまっている。『猫にジェラシー』にもそんな楽曲が多数収録され心が落ち着くアルバムです。まだまだ楽曲のストックがあいみょんの脳内に存在すると考えると楽しみでしかたありあません。
(HMV阪急西宮ガーデンズ 清水咲紀)

年々様々な要素を取り入れながらも、あいみょん本来の雰囲気と合わさり奏でる一枚。小説の門扉を開くような繊細な歌詞に魅入られる一作。アナログ盤も見逃せない。
(ディスクユニオン商品部 新福美桜)

『残夢』 Ado

難しい曲もかっこよく、ドラマティックに歌い上げる歌唱力に惚れ惚れします。
(トオンミュージック ファボーレ店 湯浅裕希子)

それぞれの曲のAdo節が効いていてファンの期待を裏切らない楽曲に加え、メディアでも馴染みな曲も多く、幅広い世代の方が嬉しそうに手に取っていきました。
(HMVイオンモール直方 澤田真由美)


                       

『Sparkle X』 THE YELLOW MONKEY

コロナ禍やVo.吉井和哉“LOVIN”の病気を乗り越え、これまでより更に絆が深まった彼らの記念すべき10枚目のアルバム。シンプルかつTHE YELLOW MONKEYらしい色香も漂う王道ロックンロールでありながら彼ららしい妖艶さや不敵さも感じられ、聴きごたえ抜群です。若者には新鮮でクラシックロックを好む大人には懐かしくどの世代でも何度聴いても飽きが来ない、アップテンポからアンセムまでタイトル通り煌めくロックンロールナンバーが揃ったアルバムだ。
(ディスクユニオン池袋店 C.K.)

従来のイエローモンキー節と新たな魅力に溢れている
(新星堂キャナルシティ博多店 武藤いづみ)

『AWE』XG

彼女達の決意がひしひしと伝わってくるアルバム。XGはどこまで進化し羽ばたいていくのか、これからの彼女達の音楽も楽しみになる、そんなアルバムです。
(HMV&BOOKS SPOT SHINJUKU M.S.)

日本もとうとうこんな次元に来た!と唸っちゃうかっこよさ。全員の歌唱スキルの高さも驚きです。
(ミュージックプラザ・インドウ 相原真子)

                   

『Back To The Pops』 GLAY

今作のコンセプトは30年目のデビューアルバム。
どこか懐かしさもあり、新しくもある、まさにそのコンセプトにふさわしい作品になっている。
90年代のGLAYを彷彿とさせる「Romance Rose」から始まり、これぞGLAYという疾走感のあるバンドサウンドが印象的な「BRIGHTEN UP」、ライブでのみ演奏され音源化を待ち望んでいた壮大なバラード曲「Beautiful like you」。
他にも今のGLAYの”Pops”を感じることができる全14曲が収録されている。
そして今回はなんと曲順をクジ引きで決めたとのことで次にどんな楽曲が来るのか分からないワクワク感を感じながら聴くことができます。
(新星堂キャナルシティ博多店 原岡紀子)

新鮮さも感じる!そして懐かしさも感じる!何年たっても色あせない、それがGLAYだ!!
(平安堂飯田店 金田直子)

『放生会』 椎名林檎

福岡の三大祭りの名をタイトルに掲げられたこのアルバムを聴ける人生であって良かったと思いました。人として生きることの恐れや矛盾をそのまま受け止めて貰えるような器の大きさ。そして林檎さんの音楽家としての才能の深さをゾクゾクしながら感じられる1枚。すげぇな…椎名林檎さんは…と羨望と感謝が入り混じる気持ちで毎度拝聴しております。
(ミュージックプラザ・インドウ 相原真子)

コラボだらこそ声色も同じものが一つもなく、それぞれの声色にビタっとハマる様々なジャンルの曲で構成されておりバラエティに富んでいる。かつ、全てが高クオリティな作品。
(HMVイオンモール直方 澤田真由美)

『Precious Days』竹内まりや

店頭スタッフをやっていて、こんなに待ち侘びられていた作品に久々にあった気がします。接客時に、10年待ちました!楽しみにしてました!という一言をたくさん聞きました。買っていく人はみんな嬉しそうでした。お客様に届くまでの一端を担えて、販売していて私も嬉しかった。配信ではなくて、CDってこうあるべきだな、というの感じて感慨深かったです。
(HMVイオンモール岡山店 北山絵美子)

いつまでも衰えない声の艶、バラードもPOPな曲も一音一音、一節一節がすんなりと心に届く感じ。歯切れよく歌われる歌詞がしっかりと耳に心地よく残りいつまでもリピートしていたいアルバム。
(吉崎レコード楽器店 佐伯 千恵子)

『MUSi-aM』 Da-iCE

“ミュージアム=博物館”というタイトルどおり彼らが歩んできた歴史を感じることができます!そして大ヒットした『I wonder』を収録!多芸多才な花村 想太の才能を存分にご堪能いただけます。長い下積み時代の努力が綺麗に花を咲かせ、聴き手の心を掴んで離さない魅力溢れるアルバムです!
(HMV阪急西宮ガーデンズ店 清水咲紀)

デビュー10周年目でリリースするアルバムは”こう来たか!”と口に出してしまうような驚きとともに、Da-iCEの歴史と革新的なスパイスが融合された作品。耳に残るキャッチーなメロディや心地よいボーカルの歌声のハーモニーがシンプルに好きだと思える王道ソングから、Da-iCEらしい清涼感と爆発力のある楽曲もあれば、強い意志が込められた歌詞と前衛的なスタイル、さらには幾重にもサウンドが行き交う遊び心が散りばめられた楽曲が詰まっている。
タイトル通り、美術館をテーマに制作された作品であるだけに多彩な背景で描かれた楽曲がずらっと並ぶアルバム。MUSi-aMの世界に飛び込んで、歌詞を眺めてDa-iCEの音楽にどっぷり浸かる贅沢な時間を過ごせる。かなりお気に入りです。
(HMV&BOOKS SHIBUYA 関上 恵莉菜)

『Iris』 BUMP OF CHICKEN

5年ぶりのBUMP OF CHICKENから『とびきりのリボン』がかかった贈り物。受け取ってリボンをほどいたら、それぞれの曲が5年分の思いが、それぞれの色で私達リスナーに会いにきてくれる。大切にしたい宝物がまた1枚増えました。
(平安堂東和田店 笠原 あずさ)

約5年ぶり10枚目のフルアルバムとなる今作は、BUMPが様々なメディアから愛されるアーティストだということを実感するように、収録曲ほぼすべてがタイアップ作。
BUMP OF CHICKEN5年間の軌跡をぎゅぎゅっと1枚に収めた作品です。藤原さんがコロナ禍に感じたこと、終息後のツアーのことなど、聴いてくれるすべての人に向けての思いが最大限に詰まった”あい”溢れる1枚。溢れすぎる”あい”は自分たちを照らし、生きづらいこの世の中を優しく寄り添いながら一緒に歩いてくれる、BUMP OF CHICKENの音楽があるから生きて行ける。そんな気持ちを最大限に感じることができる1作。
(タワーレコード苫小牧店 C.Y.)

                     

『12 hugs (like butterflies)』 羊文学

「バタフライハグ」=「自分自身をハグする」ことをテーマとした3rdアルバム。圧倒的異才な存在感、枠に囚われずにかき鳴らされる唯一無二の音楽、羊文学というオルタナティブ。タイアップ曲も多く含む全12曲が私たちをハグしてくれます。
《離さないで 離さないで いてね》と始まるこのアルバム、最後の曲“FOOL”では《もう二度と離さないわ》という歌詞で締めくくるのが天才すぎて言葉を失いました。
(タワーレコードなんばパークス店 松田かのん)

2年前CDショップ大賞〈青〉を受賞したときも好きでしたが、その後の活躍が目覚ましくてもうすっかりファンになっています。重く歪んだギター音と、モエカさんの爽やかで憂いのある歌声に心を奪われています。
(ディスクユニオン 商品部門SP・BP 森田里香)

入賞作品<青>

『Aooo』 Aooo

石野理子、すりぃ、やまもとひかる、ツミキ、メンバー全員が作詞作曲できる凄み、ソロで音楽の道を歩んできた4人だからこそ、バンド活動一年での初アルバムですが『大名盤』が誕生したのです。今の時代にAoooの音楽に出会えた事に大感謝!4人で誕生したアウーありがとう!!
(タワーレコードららぽーと磐田店 伊藤優)

最強のバンドが現れた。アベンジャーズバンド。こんなん絶対売れるて。
(大垣書店 イオンモールKYOTO店 小竹 智也)

『ほころび』 井上園子

タイトルを見た時は布や縫い目のほつれを思わせ、聴き進むうちに表情や花の蕾がほころぶ方を想起させました。時々感じてもあまり見ないように伏せている感情を起こされ、それが嫌ではなく和らいでいくような感覚。
ギター弾き語りで全編一発録りという隠れ所のない潔い1stアルバム。日々の尊さと苦しさを絶妙に切り取る歌詞が秀逸です。思わずじっと聴き入ってしまう魅力溢れる新しい才能に拍手を。
(HMVイトーヨーカドー宇都宮店 中野陽子)

「ほころび」というと縫い目がほどけている事ですが、人生というものはいつでもどこかにほころびがあるものです。このアルバムはそんな心の有り様をまっすぐに歌った1枚、まっすぐ過ぎるほどです。直球なのに落ちる球。高田渡の曲をカバーしているのを聴いた時には、たしかにその遺志を継ぐものとしての境地を感じて衝撃を受けました。花の蕾がほころぶ様に、春はもうすぐそこまで来ているのです。
(大垣書店イオンモールKYOTO店 野瀬彰大)

『凡才』 imase

チルポップミュージックといえばimase!なぜか自分に酔いたい時、ふとした瞬間その場の雰囲気に浸りたい時に聴きたくなる音楽。そして何と言っても地声と裏声を自由自在に行き来する魅力的な歌声。どの曲も雰囲気は違えど、imaseの人柄が凝縮された『ゆるオシャ可愛い』楽曲がこのアルバムには潤沢に詰まっています!もうこの言葉しか出ない。彼は天才です。
(HMV阪急西宮ガーデンズ店 清水咲紀)

地元地域ということもあり、発売以前よりお問い合わせが多かったアーティストさんで、配信曲を集めた作品が待ち望まれた環境がありました。TIKTOK世代じゃない方々にも刺さってほしいとの思いで投票します。
(新星堂名古屋店 古田朋之)

『覚悟を決めろ!』 サバシスター

PIZZA OF DEATHの看板を背負ってリリースされた1stフルアルバムは、
ジャンルに捉われないサバシスターの魅力が詰まった、名刺代わりとも言える1枚!楽曲はもちろんですが、遊び心やリスペクトが込められたパッケージも最高!CDへの愛を感じる、まさにCDショップ大賞にふさわしい作品です!
(タワーレコード上田店 駒村真哉)

POPでノリがいい、だけじゃない。今を生きてる感満載の歌を!
(HMV&BOOKS OKINAWA 中目太郎)

『Chevon』 Chevon

「とんでもないアーティストが現れたぞ」と言いたくなるような、1stアルバムとは思えないほど迫力満点の曲が勢揃いの一枚だから。抜群の歌唱力と、心臓がびりびりと震えるような、中性的でエッジの効いた唯一無二の歌声が聴く人の心を掴んで離さない。収録曲「Banquet」で顕著にみられる空にまで届くようなハイトーンボイスとのギャップにも魅了されること間違いない。
(タワーレコードミニもりのみやキューズモール店 橋愛莉)

圧倒的な歌唱力と歌声。それでいて力強い楽曲にも優しいバラードでも心を惹きつける何かがある。1度聴いただけでは物足りない何度も繰り返し聴きたくなる作品
(タワーレコードアリオ上尾店 渡部愛)

『tradition』 CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN

多様性に富ながらも自身の音楽として見事にまとめたセンス、ユニークなアプローチは新人とは思えない
(タワーレコード 神戸店 小畑 雄巨)

Daido、So、Yutaによるユニット。ジャンルを越え現代の空気を震わす音楽。新しい息吹を感じます。
(PET SOUNDS RECORD 森陽馬)

『新喜劇』 NIKO NIKO TAN TAN

NIKO NIKO TAN TANメジャー1stアルバム。キャッチーでエッジーでポップでユニーク!とにかく聴いてほしい!ニコタンの音楽にやられてほしい!
(タワーレコード上田店 A.N.)

店内演奏で流していた際にとても耳に残り、誰の歌か調べたくらいかっこいい曲が入ったアルバム。とても耳に残る曲が集まったアルバムだと思う。
(HMV&BOOKS SPOT SHINJUKU M.S.)

『Songs for the Cryptids』 Bialystocks

どのフレーズを切り取っても、情景が思い浮かべられる美しい声と染み入るメロディ。幸せを感じたい時に聞いています。
(トオンミュージック イオンかほく店 山元渚)

新人ではないですが、もう一段ブレイクしそうです
(タワーレコード神戸店 寺本将巳)

『NEW KAWAII』 FRUITS ZIPPER

2024年を代表する1枚!大ヒット曲盛り沢山なアルバム。キラキラとした力強いパフォーマンス。特に「完璧主義で⭐︎」の歌詞に何度も元気をもらいました。皆んなに聴いていただきたい、最強で最高のアルバムです!これからも、ずっと応援しています!
(タワーレコード明石店 日置聖也)

TikTokを始めとする各媒体で話題のFRUITS ZIPPER。各メンバーの個性はもちろん、歌唱力やダンスの完成度にも唸らせる。今最も推すべき、令和の新生アイドルです。
(ディスクユニオン商品部 新福美桜)

『暴動クラブ』 暴動クラブ

忘却の彼方からロックンロールが蘇る。”ARABAKIROCK FEST 2024″で大きなトピックとなった平均年令20才のBACK TO THE 70’s。「ロックは死んでねぇんだよ」と耳元はたかれるギンギンのロックンロールが眩しすぎる。
(タワーレコード盛岡店 長谷川龍也)

60~70年代のR&RのDNAを受け継ぎ令和に進化させた極上ロックンロールが最高!平均年齢20歳という驚き
(タワーレコード札幌パルコ店 中西 純)

『EASY RIDER』 マリ

芯があって、泥臭いような爽やかなような、華やかな気もする唯一無二のバンドです。本アルバムはマリ初の全国流通盤。伸びやかな歌声とバンドサウンドを底上げするカッコよすぎなドラムがマリのおすすめポイントです!!そしてこんなに車のCMが合いそうなアーティストは奥田民生以来ではないでしょうか。彼らが運転する車は事故を起こさなそう!そう思うのは幼なじみから成るバンド(!)ならではの安定感があるからでしょうか。YUKIとサザンに影響されたらしい彼らが日本のポップスのニュー・スタンダードになるのが楽しみです!
(トオンミュージック イオンかほく店 山元渚)

『Dungeon』 muque

福岡から世界へ。夢のようなホントの話にしてくれそうなバンド。
(フタバ図書 大畑亨)

クセになるメロディと展開が新しくもあり、なつかしさも感じる
(HMVエソラ池袋 齋藤)

                                     

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第17回CDショップ大賞ロゴPOP

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*初回盤と通常盤がある作品は通常盤をご紹介していますが、作品によっては初回盤がまだ購入できる作品もございます。店頭にてご確認ください。

各賞受賞作品(部門賞)

洋楽賞
『Brat』 Charli xcx

グラミーでは9部門にノミネート、さらには社会現象まで引き起こした『Brat』。一瞬で目を引く独特なアートワークや、聴けば体が動いてしまうキラーなダンストラックなど、細部までこだわりが詰まった本作。彼女の深層を映し、すべてさらけ出したような美しい楽曲も魅力。「I think about it all the time」ではポップスターとしてのキャリアvs結婚・出産の悩みを綴っており、まるで彼女から相談を受けているような感覚に陥るほどのリアル感は、ファンとしてはたまらない1曲…!素直な思いを飾らずに明かす正直さに共感と憧れを呼んだ、2024年最高傑作!
(タワーレコード商品部 松井 瑞希)

クラシック賞
『シベリウス:交響曲第2番』 沖澤のどか 指揮 読売日本交響楽団

「シベ2」に驚きの名盤登場!全体の造形、眼前の音像とも極めて巨大で、作曲家の母国フィンランドの大自然を仰ぎ見るかのよう。第1楽章展開部での深い集中、音色の翳り、巨大なクライマックスへ向けて膨張、発展してゆく凄まじさ!第2楽章第2主題直前の息を呑むような長い間(ま)!音楽の向こうの精神世界まで到達した深い表現が感動を呼ぶ。新奇さを追わず、ひたすら真理を追求する彼女は、我々が渇望したホンモノの芸術家だ!
(タワーレコード商品部 板倉重雄)

ジャズ賞
『Answer to Remember II』 Answer to Remember

日本が誇るトップ・ドラマー・石若駿率いる”ANSWER TO REMEMBER”の2ndアルバムが熱かった。もはやジャズの垣根を超えた大活躍で、年末のNHK紅白歌合戦にて椎名林檎のバックでドラムを叩くポップさと、本プロジェクトのようにライブ感、ジャズ愛を詰め込んだ作品とがシームレスに繋がっているところが才気煥発で最高に楽しいし、本作のローファイでマッシヴな音像からは、ジャズ、ライブ、セッションの生命感が滲み出てくる。奇しくも同時期に刊行された魚返明未×井上銘×石若駿・共著による”ジャズ深堀りトーク・セッション”という本の中での若さに似合わぬ、まるでジャズ喫茶の頑固おやじみたいなコメントからも感じたことだが、”俺はこれを絶対にやるんだ!”という熱さが嬉しいのだ。
(ディスクユニオンJAZZ TOKYO店長 羽根智敬)

ライヴ作品賞
『King Gnu Dome Tour THE GREATEST UNKNOWN at TOKYO DOME』 King Gnu

King Gnu始動から約5年の集大成!ついに到達した東京ドームのステージ!定番ヒットソングの数々から最新曲までアンコール含め全31曲収録!圧巻の初東京ドーム公演のライヴ映像作品。今やチケット争奪戦が繰り広げられる、凄まじい人気のKing Gnuのライヴを、十二分に体感できる最高の作品です。
(平安堂 物販事業部 秋澤加代)

歌謡曲賞
『涙ひとしずく』 東京力車

それぞれの地元から夢を追いかけ、たどり着いた浅草の地で 人と人の繋がりを大切にする人力車の現役俥夫でもあり 歌手としてユニット活動もする唯一無二の歌謡曲グループ「東京力車」! 今作「涙ひとしずく」は、デビュー5周年となる大事な節目の年に純烈のリーダー 酒井一圭氏に歌詞を依頼し、彼らの生き様をリアルに表現したストレートな歌詞とメロディーが印象的な歌謡曲となっています。この作品はライブでも盛りがる楽曲で、 手振りの振り付けに加え「ばっしー!」「たいちゃん!」「かずくん!」と 熱い熱いファンのかけ声で完成形となる歌謡曲の魅力も詰まっています。 たくさんの人に彼らのパフォーマンスを見て聴いていただきたいです。
(ミュージックプラザ・インドウ 平山恵美)

パッケージ・デザイン賞
『LOST CORNER』【初回限定盤】米津玄師

「がらくた盤」や「映像盤」など、販売する際に重さに驚きました。それだけしっかり造られたものがあの値段で販売されているというのはすごいことだと思います。オブジェとしても音楽を聴いても楽しめる素晴らしいアルバムです。
(タワーレコード川崎店 仲間 咲希)
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コメント大賞

CD ショップに行くと、CDと共に随所に掲示されている、店員のオススメコメント。作品に対する店員の熱い思い読み、思わずその作品を手に取ってみたくなることもあるかと思います。CD ショップ名物とも言える、オススメコメントの中から、特に読み手に「買いたい。聴いてみたい。」と思わせたものを、コメント大賞として表彰いたします。選定者は、音楽業界、カルチャー業界で活躍する有識者。対象となる作品は、CD ショップ大賞のノミネート作品だけではなく、全ての投票された作品です。

『TWO MOON』 TOMOO

HMV&BOOKS OKINAWA 中目太郎

『TWO MOON』 TOMOO

いつもの時間に起きて、うんざりしながら準備をして、見飽きた道を通る。そんな面白くもない決まりきった日常を、いまにも何かが起こりそうな、発見や驚きと出会えるような、鮮やかで特別なものに変えてくれるのがTOMOOの歌だ。空気の色さえ変えてしまう、ドラマのある歌声。

選者コメント
「空気の色さえ変えてしまうドラマのある歌声」というワードにぐっと惹かれました。誰しもが経験したことのある日常の閉塞感。その気持ちを知っているからこそ、CDショップでこのコメントを見たら絶対に手を伸ばしてしまうな…。聞いてみたくなる、というポイントで選ばせていただきました。

伊藤桃

選者

伊藤桃

鉄旅タレント。鉄道の旅でしか出会えない旅情にひかれ、いつしか鉄道に乗ることが旅の目的に変わる。2016年1月10日 JR全線完乗。2022年9月23日には最長片道切符新ルート踏破第1号を達成。好きな車両は国鉄型キハ40。多くの鉄道イベントやメディアに出演する傍ら、著書『桃のふわり鉄道旅』 (開発社)や小田急全駅に実際下車し、駅と歴史と居酒屋をテーマにかいた『小田急全駅ものがたり』 (シンコーミュージック)を刊行。2023年4月より「もっと気軽にカジュアルに難しくなく鉄道を楽しんでいこう!」をテーマに新プロジェクト「てっけん!」を発足。

『沈香学』 ずっと真夜中でいいのに。

TSUTAYA 九州支店 平井 雄太

『沈香学』 ずっと真夜中でいいのに。

1曲目からアッパーな楽曲に一気に引き込まれ、次の瞬間にはACAね。の歌詞内容に引き込まれて、ついつい歌詞カード見ながら追っかけて自分で歌ってみたりする。(うまく歌えないけれど。) ベース、ドラムがつくるリズムに、様々なアレンジ利かせたメロディラインは複雑なんだけれど爽快で心が揺れる。その中でも、懐かしさを感じさせ、ウルって涙腺が刺激され、泣かせられるような「夏枯れ」はこのアルバムの中でも私が大好きな楽曲。(その流れで進む「袖のキルト」がまた良い!) 今年何回も聴いたアルバムです!

選者コメント
今、まさに今この瞬間にも、新たな音楽がこの世には生み出され、SNSの普及により様々な音楽に受動的に触れられてしまう”今”だからこそ、平井さんの主観的なコメントは、実に友人に意気揚々とお勧めされている感覚を覚え、友人からの推薦ならば聴いてみよう!と思わせてくれます。さらに、(うまく歌えないけれど)という個人的な感想には、多くの方が共感でき、そして親近感を覚えます。是非”一緒に”音楽を楽しみ、そして一緒に口ずさんでみたい、と感じました。これからも音楽を”一緒に”楽しめるようなコメントを楽しみにしております!

髙﨑俊吾

選者

髙﨑俊吾 (俳優・コラムニスト)

1992年東京都出身。慶應義塾大学在学中にスカウトされ、芸能活動を開始。近年では、舞台「弱虫ペダル」シリーズなどの2.5次元舞台作品で活躍する傍ら、銭湯ソムリエという認定を活かしてヴィレッジヴァンガード「キタコレ!」サイトにて、『お風呂俳優・髙﨑俊吾の銭湯日記』 というコラムを連載中。俳優業だけでなく歌やコラムニストなど、マルチに活躍中。

『タオルケットは穏やかな』 カネコアヤノ

HMV&BOOKS SHIBUYA 安藤 あかり

『タオルケットは穏やかな』 カネコアヤノ

このアルバムを通してあるのは生きる中で生まれるいくつもの不安とその不安に寄り添う優しさだ。今までも、生活の隙間を埋めてくれるような作品をリリースしてきたが、今作は特に、生活の中の「不安」にフォーカスを当てているように思う。 歌詞の端々に散りばめられた不安の吐露。「怖い」という言葉の登場頻度が明らかに今までのどの作品よりも多い。でも、不思議とそこに鬱屈さはない。怖いことがあること、不安なことがあることを、彼女の歌声が全て受け止めてくれるからだ。 カネコアヤノの歌声はいつもどこか触れたら割れてしまいそうな繊細さがある。だが、それでいて、力強く叫んでいるようでもある。バンド形態での合奏をかさねて、今作は以前よりも一層歪んだエレキギターのサウンドが目立つ。不安を吹き飛ばす、叫びのような。 表題曲「タオルケットは穏やかな」に、アルバム全体の解釈を彼女は込めているように感じる。アルバム内の各曲を彷彿とさせる単語が散りばめられ、サビで彼女はこう叫ぶ。 「いいんだよ 分からないまま 曖昧な愛」 不安のままでもいい。忘れてしまえ、とカネコアヤノは大きな声でただ歌ってくれる。 不安でたまらない私たちを優しく包んでくれる、タオルケットのような作品だ。

選者コメント
音楽をなぜ好きになったのか、といった原風景が胸を掠めました。耳の肥えたリスナーから評論家、プレイヤー、そしてミーハーさえ横並びに、自分を支えてくれるものとして、時にもたれ掛かるものとして音楽を聴いたことが誰しもにあったろうなと。受け手であり送り手ともなっている安藤さんのコメントの透明度に、まだ出会うことのない友人の手紙を読むように歌詞カードを読むこと、言葉の代わりにCDを誰かに贈ることがあること、そうしたことの出発点にいつもCDショップがあることも思い出させられました。こうした方々が繋いできた音楽があることに感謝します。

髙﨑俊吾

選者

黒川 隆介 (詩人・コピーライター)

神奈川県川崎市生まれ。マガジンハウス『POPEYE』 や『POPEYE Web』 、meethメディア『詩人 黒川隆介とお酒を嗜む』 、タワーレコードのWebメディア『Mikiki』 などで連載。tvk(テレビ神奈川)「イイコト!」レギュラー出演中。ANA meets art com の招聘アーティストとしての滞在制作、Baccarat、DMMのコピーなど、企業の広告コピーも手がける。ラジオ出演も多数。最新の詩集は『この余った勇気をどこに捨てよう』 。

POP大賞

タワーレコードららぽーと立川立飛店 平岡雪絵
スピッツ(POP展開)

スピッツ(POP展開)
スピッツ(POP展開)

スピッツ(POP展開)
スピッツ(POP展開)

タワーレコード渋谷店 毛利結花
ELLEGARDEN(POP展開)

ELLEGARDEN(POP展開)

HMVイオンモール千葉ニュータウン 平田紗英
Mrs.GREEN APPLE POP展開

Mrs.GREEN APPLE POP展開
Mrs.GREEN APPLE POP展開

Mrs.GREEN APPLE POP展開
Mrs.GREEN APPLE POP展開

その他お問い合わせ先

全日本CDショップ店員組合 CDショップ大賞実行委員会 事務局

TEL03-3499-5635 FAX03-3499-3117
cdshop-taisho@cdshop-kumiai.jp
〒106-0031 東京都港区西麻布4-16-7 ハウス西麻布201
NPO法人ミュージックソムリエ協会