CDショップ大賞

メジャー、インディーズを問わず、CDショップの現場で培われた目利き耳利きを自負し、選考に際して個人的な嗜好に偏る事なく、店頭から全国に向けて発信出来るような“本当にお客様にお勧めしたい”作品を“大賞”として選出していきます。

第10回CDショップ大賞2018 大賞受賞作品

米津玄師 『BOOTLEG』 / SRCL-9571 (2017/11/1)

デビュー作から何度となく彼の作品に投票してきたのだけれど今回は確信にちかいものがある。やはりこの作品を引っ提げてのLIVEでの彼は圧巻だった。作品の持つたくさんの色と深みをしっかりと増幅させ畳み掛けるように魅せつけるその様は自身によるジャケットその他のアートワーク同様に圧倒的だった。そして何より前作のクオリティをしっかりと超えてくるところに惚れ惚れしてしまうわけで。(フタバ図書イオンモール福岡店 大畑亨)

まさに新しい音楽体験から創作活動をする新しい世代のクリエイターが誕生したと思う。自己表現をするための貪欲さが今の世代の世界観と合致した瞬間にブレイクポイントが存在すると感じる。(プラザハマダ 浜田陽一)

準大賞受賞作品

台風クラブ 『初期の台風クラブ』 / LNCM-1211 (2017/8/23)

個人的に60~70年代の音が好きなのだが、最近リリースされるものでそういった趣のものはあるにはあるものの、本当に良いものは少ない。そんな中で彼らは、本当にしっかり60~70年代マナーを体内に消化して、それでいて自分たちのオリジナリティを醸し出す稀なバンド。 久しぶりに部屋でゆっくり聴ける邦楽に出会った感じでした。(HMV大宮アルシェ 福田正義)

今のシーンにこのようなバンドが出てきたことが衝撃でした。懐かしさのようなものを感じられる中にも確固たるオリジナリティがあり、一曲目の一音目からやられてしまいました。(TOWER RECORDS津田沼店 永井貴大)

PUNPEE 『MODERN TIMES』 / XQMV1009/SMMT99 (2017/10/4)

これをずっと待ってた…!!聴いてるだけで楽しくなる、HIP HOPというジャンル関係なくリスナーに届いた待望の1st!改めてCDの面白さを伝えてくれた作品! CDショップに勤めていて良かったと思わせてくれました。(TOWER RECORDS渋谷店 宇野文美)

アイデア、クオリティ、遊び心、どれをとっても天晴れ!としか言いようがない傑作。設定は近未来。年老いたPUNPEEにインタビューしているというスキットが秀逸で、まるで一本の映画を観ているかのよう。 随所に散りばめられた、というよりも溢れ出てしまったオマージュは深いHIP HOP愛、映画愛が垣間見えます。時にニヤり、時にほっこりさせられながら最後には勇気づけてくれる。ダメダメだけどかっこいい!僕らはこんなHEROを待っていた!(ディスクユニオン町田店 瀬山俊幸)

入賞作品

欅坂46 『真っ白なものは汚したくなる』 / SRCL-9488 (2017/7/19)

アイドル作品はその時代背景やトレンドを重視するうえで必ず見逃せない作品。欅坂46は青春時代の少女たちが大人になっていく心の赴きや葛藤、反骨心を詞・曲・ダンスパフォーマンスを通じて見事な形で表現している。総合芸術として後世に語られる作品となってほしいと思います。(TSUTAYA三軒茶屋店 永田満)

欅坂46、鮮烈の1stアルバム! デビューシングルの「サイレントマジョリティー」をはじめ、どの楽曲も中毒性がすごいです。アイドルの曲がこんなに脳内ヘビロテしたのは初めて! 荒々しさと清らかさ、色々な魅力が感じられる作品です。1stにしてベストアルバムといっても過言ではないのでは…?(山野楽器丸広上尾店 大山幸子)

Suchmos 『THE KIDS』 / PECF-3174 (2017/1/25)

とにかくSuchmosは購入されるお客様の年齢層が幅広いのが特徴的で、レジで販売しながら感動すらありました。 1曲目のA.G.I.T.がこのアルバムのリード曲としてラジオ局で流れ始まった頃、こんなバンドを待っていた!と心震えたのを今でも思い出します。新しい風が生まれた瞬間を目撃したような、鮮烈な体験でした。 アルバムは文句のつけようもなく音楽への愛に溢れ、聴き込むほどに新しい発見のあるまさに2017年のマスターピース。 まだ聴いていない方には是非一聴してほしい、音楽観のみならず人生観をも変えるかもしれない底知れぬバンドです。(HMVイトーヨーカドー宇都宮 中野陽子)

「STAY TUNE」がCM曲に起用され、ライブに行くたびにファン層の広がりに驚かされる。一部の音楽ファンしか知らなかったSuchmosの存在が、沢山の人に知られ、触れられるようになった。そんな一曲を含めた全11曲、1曲1曲全てが新しくて、素晴らしい。「STAY TUNE」しかしらない人に、ぜひ手にとってもらいたい1枚。きっとSuchmosのバイブスにハマるはず。(TOWER RECORDS新宿店 梅谷希)

竹原ピストル 『PEACE OUT』 / VICL-64716 (2017/4/5)

人の内なる精神を見たかのように、ズン!と心にのしかかる詩世界と歌声。こんなにも人を動かす歌があるのか。。というほど感情豊かに歌い上げる『竹原ピストル』という人間を知った。これは流石に参りました、と言わざるをえません。日本語って素晴らしいと改めて感じさせられました。最高です。(HMV札幌ステラプレイス 西村祐紀)

当店でのインストアイベント、カッコよすぎでした。ソロ活動前のユニット野狐禅のころから知る人ぞ知る存在でしたが、2017年は紅白出場も含め、大きな飛躍の年だったと思います。これほどまでに男気垂れ流しで、芯が揺らがず、ストレートにメッセージを歌うアーティストは現代において新しくもあると思います。小さなハコを身一つで渡り歩いている。そんな地道な活動でも大きく飛躍できる、それを身をもって証明した、そんな2017年を象徴するのにふさわしいアルバムです。(TOWER RECORDS名古屋パルコ店 後藤裕之)

CHAI 『PINK』 / CHAI004 (2017/10/25)

ネオかわいい!!もう楽曲もヴィジュアルも大大大衝撃!このヴィジュアルでどちゃくちゃにかっこいい音を鳴らしてくれるものだから、信頼度100%!!若いのに、いろんな音楽を聴いてきたのが確実に分かるセンスの良さにキュンキュンします。個人的にユナちゃんのボスボスと響くスネアとバスドラがたまらんです。(TOWER RECORDS グランツリー武蔵小杉店 降幡静那)

自由闊達なエクストリーム・オルタナ・ポップの魅力が大爆発!そのメッセージ、音楽性共に強烈なインパクトを残したCHAIの「PINK」を大賞に推したい!カート・コバーンが生きているときに聴いたら共演したがるかもしれないです。(TSUTAYAグランデュオ蒲田店 藤田竜介)

Hi-STANDARD 『THE GIFT』 / PZCA81 (2017/10/4)

前回のゲリラ発売もとんでもなく衝撃的だったハイスタですが、ついにフルアルバム!と発表された直後から予約殺到!ブランクのある分、ファンの期待がものすごく高い中、しっかり期待の上をいってくれたアルバムです。仕事を抜けだしたサラリーマンや子連れのママなど、色々な世代の方が小走りで来店して、ゲリラ発売となったDVDと一緒に嬉しそうに購入していくのを見て、本当にCDショップで働いていて良かった…と涙が出ました。勢いや若さだけじゃなく、大人がニヤリとするような洒落たフックの効いた曲たち。ライブももちろん最高でした!本当に最高のGiftです!(TSUTAYA木野店TR 及川さよ)

2017年を語る上でハイスタは外せない!約18年ぶりのアルバム、誰もが待っていただろう。 月日を感じさせない疾走感溢れるメロディは忘れかけていたキッズの心を呼び戻し、また、いわゆるハイスタ世代を知らない若者キッズの心にも響いた。前回のゲリラ発売に続き今回はリアルショップ限定の特典CDと、お店で購入する喜びやワクワク感を改めて示してくれた、まさにCDショップ大賞という名に相応しい1枚!(新星堂下関店 野崎結衣)

BiSH 『THE GUERRiLLA BiSH』 / AVCD93754 (2017/11/29)

毎回驚かされますが、今作も驚かされました。リード曲の「My landscape」は楽曲も振り付けも今までと違い、新しいBiSHを見せてくれていて、めちゃくちゃかっこいい。何度も何度も聴いてしまいます。メンバーが作詞をした曲はそれぞれの良さが出ていてとても面白く、歌詞カードを見ながら聴くのもオススメです。この先はどんな景色を見せてくれるのかな。このアルバムを聴いてからずっとワクワクしてます。(HMVイオンモール木曽川 井平香奈)

多様性を増したサウンドにメンバーの歌唱力・表現力が飛躍的に成長し、もはや「アイドル」や「パンク」といったキーワードは不要と思える程の進化を見せつけた大傑作。(TOWER RECORDS若松店 竹澤友文)

My Hair is Bad 『mothers』 / UPCH-20464 (2017/11/22)

秋田店で勤務していた時に、「昨日になりたくて」の音源を聴いて、びびっと来た時から早5年。マイヘアは、まだまだこれからもっと大きなバンドになっていくと信じて、是非大賞を受賞していただきたい!!(HMVイオンモール扶桑 肥後 政紀)

新潟県上越市出身現場育ち、My Hair is Bad。平成というこの時代に、荒々しくも繊細に、痛々しくも全力で。愛とか夢とか恋とか叫んでる、正真正銘のロックバンド。彼らがロックバンドと認められないのであれば、この時代に、現場育ちのロックバンドは存在しなかったと言っても過言ではない。通い続けたライブハウスに、ロックバンドは、本当にいた。(TOWER RECORDSアミュプラザ博多店 田中千尋)

各賞受賞作品(部門賞)

洋楽賞 Ed Sheeran / エド・シーラン 『÷ / ÷(ディバイド)』 / WPCR-17707 (2017.3.3)

収録曲の中でも一際人気の高い『shape of you』は、心地よい落ち着いた楽曲でありながら、心の何処か高鳴る部分への衝動を植えつけてくれる(フタバ図書アルティ福山本店 花檀 彰吾)

マエストロ賞 桑田佳祐 『がらくた』 / VICL-65000 (2017.8.23)

歳を追うごとにいぶし銀のような魅力をかもし出して… と、思いきや! テレビやライブで見る桑田さんは昔とかわらず、 いやむしろ昔以上に元気にはっちゃけていた!! どこまでいくんだ桑田さん?!このままどこまでも突き進んで、 私たちを楽しい楽しい大人の世界に連れてってください(笑)(ディスクユニオン販売促進部 森田 里香)

クラシック賞 加藤訓子 『J.S.バッハ:マリンバのための無伴奏作品集』 / CKD586S (2017/5/26)

「楽器の常識を超えた音楽性に惹かれる、至高のバッハ」録音のクオリティが高いことで名高い、LINNレーベルでのソロ録音第4弾。この盤は、ある意味マリンバという楽器の範疇のみならず、数あるバッハ・アルバムの中でも飛び切り魅力的な演奏です。バッハのソロ作品のなかから、加藤訓子自身「この曲を弾きたい、聴きたい」という観点でセレクトされた全8曲は、どれもオリジナルの曲調をさらに引き立てる至高のバッハ。「究極のミニマリズム」とも称されるバッハの魅力が堪能できます。尚、日本仕様のみSACDハイブリッド仕様です。(TOWER RECORDS 商品本部 洋楽部 CLASSICバイヤー 北村 晋)

ジャズ賞 大西順子 『Glamorous Life』 / SCOL-1025 (2017/11/15)

90年代の日本のジャズシーンで最も衝撃的と言われる大西さんの登場。しかし、世紀が変わるのと時を同じくするように、大西さんはシーンの一線を退かれました。しかし近年、演奏活動を再開され、昨年の秋には何と2枚の新作を発表!多くのジャズ・ファンに完全復帰を強く印象付けてくれました。この作品は8年振りのピアノ・トリオでのオリジナル作で、創造性あふれる楽曲と演奏に、ピアノ・トリオ芸術の真髄を聴く思いがします。(TOWER RECORDS 商品本部 千葉広克)

ジャズ賞 大西順子 / 『Very Special』 / SCOL-1024 (2017/11/15)

完全復活を遂げた大西さんの、10年にわたり構想を重ねていたという初のバラード作品。繊細で美しいオリジナル曲からはじまり人気シンガー、ホセ・ジェイムスや作編曲家の挾間美帆、ギターの馬場孝喜などゲストミュージシャンたちとのコラボレーションがまた素晴らしい。スタンダードからクラシックまで次から次へと溢れる美しいハーモニー・・・待っててよかった!と思えるとてもスペシャルな1枚!(山野楽器銀座本店2Fジャズ 石井瑠美)

演歌賞 葵かを里 『葵かを里 全曲集~雪の兼六園~』 / TKCA-74576 (TKCA-74576)

日本舞踊を舞いながら唄う 葵かを里が演歌賞受賞!今作「葵かを里全曲集〜雪の兼六園〜」に収録されている「雪の兼六園」は、別れた恋人への未練を拭えずにいる切ない想いを、悲しく艶やかに唄っています。歌詞の切なさとは反対に、唄の情景が美しく広がる大人の恋を唄った全曲集です。(TOWER RECORDS橿原店 和田 慈恵)

ライヴ作品賞 Hi-STANDARD 『Live at AIR JAM 2000』 / PZBA-11 (PZBA-11)

ハイスタの18年ぶりに発売されたアルバム当日、ノンプロモーションで発売され店頭に並んだ、活動休止前最後のAIRJAM映像 が収録された、このDVD。誰しもが心待ちにしたハイスタのアルバムを買いにCDショップへ足を運べば、その隣にあの時のAIRJAMを収録したDVDがある。 アルバムを買いに来た誰もが驚き、お客様とスタッフ、またはお客様同士で、など全くの赤の他人でありながら楽しそうにハイスタ談義をしている光景はすばらしかったです。 内容も当時20代の3人がキレッキレで演奏し、社会に反発するように各々が好き勝手楽しそうにステージ上でバンドをしている。これを観て育ったいま第一線で活躍する各バンド、そしていまのハイスタにつながることを実感できる作品。(TOWER RECORDS アリオ八尾店 池田 茂雄)

リビジテッド賞 TM NETWORK 『GET WILD SONG MAFIA』 / AVCD-93669 (2017.4.5)

聴けば誰もが知っている!?大ヒット曲「GET WILD」がまさかの36曲!?びっくりした方も多いはず!聴けばわかります。どの曲も「GET WILD」だけど、全部新曲、全部初めて聴いた時のドキドキ感があります!(本の王国安城店 柳 美穂子)

特別賞 安室奈美恵 『Finally』 / AVCN-99055 (2018.11.8)

2017年9月、突然発表された引退のニュースに誰もが驚き、そして安室さんの音楽と共に歩んだ時代を振り返りました。デビューから25年、このベスト盤はあらためて彼女の功績はさることながら、引退の日まで進化し続ける姿をあらわしてくれた作品でした。また、世代、国を超える多くの方々に愛されているという事をあらためて店頭で感じとることができたのも印象的でした。引退の日を迎えた後も、われわれCDショップは安室さんの音楽を届け続けていきます。その長年に渡る活動に感謝の意を表して特別賞を贈ります。(新星堂 商品部 田中薫)

*初回盤と通常盤がある作品は通常盤をご紹介していますが、作品によっては初回盤がまだ購入できる作品もございます。店頭にてご確認ください。

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第1回~第10回大賞POP

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地方賞作品

北海道ブロック賞 THE BOYS&GIRLS 『拝啓、エンドレス様』 / TBON-0001 (2018/8/16)

ファーストアルバムから2年半!さまざまな成長と、熱い思いが詰まった1枚!北海道を全道駆け巡りながら、今伝えたい~届けたいと!ボーカル”シンゴ”君の熱血なステージを支えるメンバーの愛!若いながら意志を感じるバンドです。これからが更に楽しみです。(音楽処 石川 千鶴子)

<その他ノミネート作品>GINNEZ『HELLO』/Selfarm『JOULE』/TRIPLANE『1/4802のすべて』/半崎美子『うた弁』/瀬川あやか『どんなに…/Have a good day』

東北ブロック賞 アンテナ 『モーンガータ』 / TECB-1006 (2018/10/18)

このアルバムはある夜から朝方にかけてを表現した作品です。サウンドとVo.諒さんの心に入り込むかのような歌声に引き込まれます。仕事や学校生活などでつらい時や、モヤモヤしている時にそっと寄り添ってくれる優しい1枚です。(HMV仙台EBeans 植村茜)

<その他ノミネート作品>big-re-man『世界平和』/6th Generation『Unstoppable』/indischord『promenade』/ソライロブランケット『夏のアクセル』/日食なつこ『逆鱗マニア』/高橋優『ルポルタージュ』/RENAME『acaci』

関東ブロック賞 SUNNY CAR WASH 『週末を待ちくたびれて』 / SCWCD01 (2018/11/8)

「ライブハウスでめちゃくちゃ人気だし、サニカーサニカーってみんな言うけど本当にいいの?」そう思って聴いたこの1枚に悔しいほど納得。これは若者から大人までみんな虜になるわけだ!20歳ならではの若さや爆発力がありつつも「あざとさ0」のストレートに突っ走る感じ、それなのにどこか懐かしさを感じるメロディーと特徴的な歌声が、いい!この1枚から物語が加速すると期待できる、若手最重要バンドの必聴作品!(ディスクユニオン下北沢店 野坂 優)

<その他ノミネート作品>PUNPEE『MODERN TIMES』/PAELLAS『D.R.E.A.M』/FINLANDS『LOVE』/BAD HOP『Mobb Life』/Ivy to Fraudulent Game『回転する』/ドミコ『hey,hey,my my?』/ハルカミライ『星屑の歌』

甲信越ブロック賞 FAITH 『2×3 BORDER』 / VPCC-81990 (2018/11/15)

長野県出身のグリムが王道ロックへの新しい展望だとすると、FAITHは90年以降からの音楽シーンを体現して今に伝える10代のリスペクトか。まだまだ粗削りな演奏と歌声だけど、可能性とスケールは世界規模?!長野県ロック事情の最先端、これは地方賞しかないでしょう!(平安堂 あづみ野店  豊田 大介)

<その他ノミネート作品>マチカドラマ『この日々を愛おしく』/GLIM SPANKY『BIZARRE CARNIVAL』/SPiCYSOL『SIGNAL』/Sentimental boys『青春が過ぎてゆく』

北陸ブロック賞 YOCO ORGAN 『GOOD BYE』 / YCCD-008 (2018/10/18)

石川県金沢市在住オルタナティヴラップデュオ。第一次ヒップホップブームから活動を続ける彼らが満を持して放つ1枚!既存のラップスタイルからはGOOD BYE!自然と体が動いちゃう曲からロックテイストの曲までバラエティーに富んだエッジの効いた渾身のアルバム。金沢が生んだ音楽!YOCOORGANを全身で感じてください!(金澤文苑堂TSUTAYA金沢店 中塚 笑奈)

<その他ノミネート作品>MISTY『place of love』/RIGEL『RE:START』

東海ブロック賞 ビッケブランカ 『FEARLESS』 / AVCD-93698 (2018/7/5)

地元愛知県出身!2016年メジャーデビューを果たした我らがビッケブランカ初のフルアルバム『FEARLESS』。得意のファルセット&鍵盤を躍動させたミュージカル調のダンス曲からビートルライクなバラードまでの持ち味を強化しつつ、クールなシンセを配した80s風のファンク・ポップといった新たな一面もふんだんに盛り込んだ最高傑作!聴いている者誰もが主人公になれるようなドラマティックで寄り添ってくれる12編の物語にワクワクが止まらない作品です。(タワーレコード名古屋パルコ店 小原 直子)

<その他ノミネート作品>BOYS AND MEN『友ありて…』/Cellochrome『Don’t Let Me Down』/九十九『GIRL MEETS BOY』/M.O.J.I『GypSea』/マッスルNTTなどズ『ななな』

関西ブロック賞 ナードマグネット 『MISS YOU』 / TTPC-0005 (2018/6/7)

2016年リリースのフルアルバム『CRAZY,STUPID,LOVE』で大阪から全国にその名を広げたナードマグネットのミニアルバム。現在フレンズとして活動する元HOLIDAYS OF SEVENTEENの三浦太郎との共作「MISS YOU」や、GOING UNDER GROUNDの「グラフティー」のカバーなど、バンドの原点であるパワーポップに回帰しながらも、今後の展開を予感させる新機軸も取り入れた全6曲収録。(タワーレコード梅田大阪マルビル店 宮原陽平)

<その他ノミネート作品>Coelacanth『ラティメリア』/Special Favorite Music『Royal Blue』/SAUCY DOG『カントリーロード/MASHAR1004』/Emu Sicks『夜明け前のジーニアス』/womcadole『アオキハルヘ』

中国ブロック賞 ゆるふわリムーブ 『芽生』 / EGGS-021 (2018/6/21)

広島を拠点に勢力的に活動中の、バンド名からは連想できない正統派ギターロックバンド初の全国流通ミニアルバム『芽生』。何度も聞き返したくなる中毒性のある楽曲・演奏・声!「これは売れる!!」と確信させられる作品。(フタバ図書GIGA呉駅レクレ店 金重 輝明)

<その他ノミネート作品>Lugz&Jera『Sing For Love』/浜田省吾『The Moonlight Cats Radio Show』/丸本 莉子『ココロノコエ』

四国ブロック賞 sympathy 『海鳴りと絶景』 / VICL-64719 (2018/2/22)

高知県産、女の子4人組バンド”Sympathy”。高校から進学、そして女の子から女性へと成長する、儚くて短いマジックタイムに制作された胸がギューーーーとなる音楽に”共感””共鳴”すること間違いなし。(デュークショップ高松店 宮下大介)

<その他ノミネート作品>Saucy Dog『カントリーロード』/Superfly『LOVE,PEACE&FIRE』

九州ブロック賞 彼女 IN THE DISPLAY 『GOLD EXPERIENCE REQUIEM』 / KID-8 (2018/10/18)

長いことブロック賞のノミネート常連だった彼ら。音の錬金術師:江口亮(la la larks,Stereo Fabrication of Youth) との出会いが彼らの音もLIVEも生き方すらも見違えさせた。元来から持ってたメロディーとイキの良さがここまでカラフルかつパワフルに昇華するのだから音楽ってやつは面白くてしかたない。いよいよメジャーという土俵に上がることも決まり更にこの彼ら自身がIN THE DISPLAYとして熱狂者を増やしていく番が来た。(フタバ図書 サウンドGIGA&TERA 福岡地区代表 大畑 亨 )

<その他ノミネート作品>Attractions『Attractions』/Dim Dam Donkey『NEUTRALMOSHIMO』/ MOSHIMO『触らぬキミに祟りなし』

沖縄ブロック賞 Anly 『anly one』 / SRCL-9381 (2018/4/26)

伊江島出身のシンガー・ソングライター!高校生のころからその歌声は圧巻で、地元ではすでに注目されていたAnly。当店でも、メジャーデビュー曲『太陽に笑え』から“激PUSH!”アーティストとして勝手に押しまくってきたので アルバム『anly one』のリリースが決まった時は、これまた勝手に「ついにここまできたか~!」と姪っ子を愛でるような思いがしたのを覚えています(笑)。内容も、得意とする力強いROCKな曲から、しっとりソフトに歌う曲までありシンガーとしての成長がうかがえるAnly第一章を総括した記念碑的名盤だ! (サウンドボックス ミツトモ 前原風太郎)

<その他ノミネート作品>『whim』D-51/『島思い~十番勝負』大城美佐子/『Okinawa Americana』OKINAWA AMERICANA/『8』Awich/『Mellow but Funky』Sky’s The Limit/『タミノウタ〜伝えたい沖縄の唄』上間綾乃/『ちゅらぢゅら』ゆいゆいシスターズ/『舵』池田卓/護得久栄昌『護得久栄昌大全』/BANJO AI『Lets be happy』/護得久栄昌『護得久栄昌大全』/BANJO AI『Lets be happy tonight』tonight』

第10回CDショップ大賞2018

行かなきゃ 会えない 音がある。

アナタの1票でCDショップの未来が変わる!
とにもかくにもまずは投票しなきゃ始まらないっ!!

メジャー、インディーズを問わず、CDショップの現場で培われた目利き耳利きを自負し、選考に際して個人的な嗜好に偏る事なく、店頭から全国に向けて発信出来るような賞をきっかけにブレイクが期待される“本当にお客様にお勧めしたい”作品を“大賞”として選出していきます。

CDショップ大賞をはじめ様々な賞を通して、新しい才能、素晴らしい作品、そして誰かの人生を変えてしまうかもしれない作品を、伝え届けることを目指します。

第10回CDショップ大賞2018の取組み

全日本CDショップ店員組合 実行委員会会議により、第10回CDショップ大賞2018の取組みを下記実施する事となりました。大賞概要や選考基準、投票資格者についての変更は特にありません。

第10回CDショップ大賞2018実施内容

年間2回に分けてノミネート作品を投票・発表し、全ノミネート作品から最終投票によって大賞作品を選出します。部門賞は二次ノミネートからの投票となります。また、部門賞のみの投票も出来る事になりました。大賞、部門賞は授賞式時に発表します。

第10回CDショップ大賞2018入賞作品

(アーティスト名50音順)

欅坂46『真っ白なものは汚したくなる』

欅坂46『真っ白なものは汚したくなる』

アイドル作品はその時代背景やトレンドを重視するうえで必ず見逃せない作品。欅坂46は青春時代の少女たちが大人になっていく心の赴きや葛藤、反骨心を詞・曲・ダンスパフォーマンスを通じて見事な形で表現している。総合芸術として後世に語られる作品となってほしいと思います。(TSUTAYA三軒茶屋店 永田満)

欅坂46、鮮烈の1stアルバム! デビューシングルの「サイレントマジョリティー」をはじめ、どの楽曲も中毒性がすごいです。アイドルの曲がこんなに脳内ヘビロテしたのは初めて! 荒々しさと清らかさ、色々な魅力が感じられる作品です。1stにしてベストアルバムといっても過言ではないのでは…?(山野楽器丸広上尾店 大山幸子)

Suchmos『THE KIDS』

Suchmos『THE KIDS』

とにかくSuchmosは購入されるお客様の年齢層が幅広いのが特徴的で、レジで販売しながら感動すらありました。 1曲目のA.G.I.T.がこのアルバムのリード曲としてラジオ局で流れ始まった頃、こんなバンドを待っていた!と心震えたのを今でも思い出します。新しい風が生まれた瞬間を目撃したような、鮮烈な体験でした。 アルバムは文句のつけようもなく音楽への愛に溢れ、聴き込むほどに新しい発見のあるまさに2017年のマスターピース。 まだ聴いていない方には是非一聴してほしい、音楽観のみならず人生観をも変えるかもしれない底知れぬバンドです。(HMVイトーヨーカドー宇都宮 中野陽子)

「STAY TUNE」がCM曲に起用され、ライブに行くたびにファン層の広がりに驚かされる。一部の音楽ファンしか知らなかったSuchmosの存在が、沢山の人に知られ、触れられるようになった。そんな一曲を含めた全11曲、1曲1曲全てが新しくて、素晴らしい。「STAY TUNE」しかしらない人に、ぜひ手にとってもらいたい1枚。きっとSuchmosのバイブスにハマるはず。(TOWER RECORDS新宿店 梅谷希)

台風クラブ『初期の台風クラブ』

台風クラブ『初期の台風クラブ』

個人的に60~70年代の音が好きなのだが、最近リリースされるものでそういった趣のものはあるにはあるものの、本当に良いものは少ない。そんな中で彼らは、本当にしっかり60~70年代マナーを体内に消化して、それでいて自分たちのオリジナリティを醸し出す稀なバンド。 久しぶりに部屋でゆっくり聴ける邦楽に出会った感じでした。(HMV大宮アルシェ 福田正義)

今のシーンにこのようなバンドが出てきたことが衝撃でした。懐かしさのようなものを感じられる中にも確固たるオリジナリティがあり、一曲目の一音目からやられてしまいました。(TOWER RECORDS津田沼店 永井貴大)

竹原ピストル『PEACE OUT』

竹原ピストル『PEACE OUT』

人の内なる精神を見たかのように、ズン!と心にのしかかる詩世界と歌声。こんなにも人を動かす歌があるのか。。というほど感情豊かに歌い上げる『竹原ピストル』という人間を知った。これは流石に参りました、と言わざるをえません。日本語って素晴らしいと改めて感じさせられました。最高です。(HMV札幌ステラプレイス 西村祐紀)

当店でのインストアイベント、カッコよすぎでした。ソロ活動前のユニット野狐禅のころから知る人ぞ知る存在でしたが、2017年は紅白出場も含め、大きな飛躍の年だったと思います。これほどまでに男気垂れ流しで、芯が揺らがず、ストレートにメッセージを歌うアーティストは現代において新しくもあると思います。小さなハコを身一つで渡り歩いている。そんな地道な活動でも大きく飛躍できる、それを身をもって証明した、そんな2017年を象徴するのにふさわしいアルバムです。(TOWER RECORDS名古屋パルコ店 後藤裕之)

CHAI『PINK』CHAI『PINK』

CHAI『PINK』

ネオかわいい!!もう楽曲もヴィジュアルも大大大衝撃!このヴィジュアルでどちゃくちゃにかっこいい音を鳴らしてくれるものだから、信頼度100%!!若いのに、いろんな音楽を聴いてきたのが確実に分かるセンスの良さにキュンキュンします。個人的にユナちゃんのボスボスと響くスネアとバスドラがたまらんです。(TOWER RECORDS グランツリー武蔵小杉店 降幡静那)

自由闊達なエクストリーム・オルタナ・ポップの魅力が大爆発!そのメッセージ、音楽性共に強烈なインパクトを残したCHAIの「PINK」を大賞に推したい!カート・コバーンが生きているときに聴いたら共演したがるかもしれないです。(TSUTAYAグランデュオ蒲田店 藤田竜介)

Hi-STANDARD『THE GIFT』

Hi-STANDARD『THE GIFT』

前回のゲリラ発売もとんでもなく衝撃的だったハイスタですが、ついにフルアルバム!と発表された直後から予約殺到!ブランクのある分、ファンの期待がものすごく高い中、しっかり期待の上をいってくれたアルバムです。仕事を抜けだしたサラリーマンや子連れのママなど、色々な世代の方が小走りで来店して、ゲリラ発売となったDVDと一緒に嬉しそうに購入していくのを見て、本当にCDショップで働いていて良かった…と涙が出ました。勢いや若さだけじゃなく、大人がニヤリとするような洒落たフックの効いた曲たち。ライブももちろん最高でした!本当に最高のGiftです!(TSUTAYA木野店TR 及川さよ)

2017年を語る上でハイスタは外せない!約18年ぶりのアルバム、誰もが待っていただろう。 月日を感じさせない疾走感溢れるメロディは忘れかけていたキッズの心を呼び戻し、また、いわゆるハイスタ世代を知らない若者キッズの心にも響いた。前回のゲリラ発売に続き今回はリアルショップ限定の特典CDと、お店で購入する喜びやワクワク感を改めて示してくれた、まさにCDショップ大賞という名に相応しい1枚!(新星堂下関店 野崎結衣)

PUNPEE『MODERN TIMES』

PUNPEE『MODERN TIMES』

これをずっと待ってた…!!聴いてるだけで楽しくなる、HIP HOPというジャンル関係なくリスナーに届いた待望の1st!改めてCDの面白さを伝えてくれた作品! CDショップに勤めていて良かったと思わせてくれました。(TOWER RECORDS渋谷店 宇野文美)

アイデア、クオリティ、遊び心、どれをとっても天晴れ!としか言いようがない傑作。設定は近未来。年老いたPUNPEEにインタビューしているというスキットが秀逸で、まるで一本の映画を観ているかのよう。 随所に散りばめられた、というよりも溢れ出てしまったオマージュは深いHIP HOP愛、映画愛が垣間見えます。時にニヤり、時にほっこりさせられながら最後には勇気づけてくれる。ダメダメだけどかっこいい!僕らはこんなHEROを待っていた!(ディスクユニオン町田店 瀬山俊幸)

BiSH『THE GUERRiLLA BiSH』

BiSH『THE GUERRiLLA BiSH』

毎回驚かされますが、今作も驚かされました。リード曲の「My landscape」は楽曲も振り付けも今までと違い、新しいBiSHを見せてくれていて、めちゃくちゃかっこいい。何度も何度も聴いてしまいます。メンバーが作詞をした曲はそれぞれの良さが出ていてとても面白く、歌詞カードを見ながら聴くのもオススメです。この先はどんな景色を見せてくれるのかな。このアルバムを聴いてからずっとワクワクしてます。(HMVイオンモール木曽川 井平香奈)

多様性を増したサウンドにメンバーの歌唱力・表現力が飛躍的に成長し、もはや「アイドル」や「パンク」といったキーワードは不要と思える程の進化を見せつけた大傑作。(TOWER RECORDS若松店 竹澤友文)

My Hair is Bad『mothers』

My Hair is Bad『mothers』

秋田店で勤務していた時に、「昨日になりたくて」の音源を聴いて、びびっと来た時から早5年。マイヘアは、まだまだこれからもっと大きなバンドになっていくと信じて、是非大賞を受賞していただきたい!!(HMVイオンモール扶桑 肥後 政紀

新潟県上越市出身現場育ち、My Hair is Bad。平成というこの時代に、荒々しくも繊細に、痛々しくも全力で。愛とか夢とか恋とか叫んでる、正真正銘のロックバンド。彼らがロックバンドと認められないのであれば、この時代に、現場育ちのロックバンドは存在しなかったと言っても過言ではない。通い続けたライブハウスに、ロックバンドは、本当にいた。(TOWER RECORDSアミュプラザ博多店 田中千尋)

米津玄師『BOOTLEG』

米津玄師『BOOTLEG』

デビュー作から何度となく彼の作品に投票してきたのだけれど今回は確信にちかいものがある。やはりこの作品を引っ提げてのLIVEでの彼は圧巻だった。作品の持つたくさんの色と深みをしっかりと増幅させ畳み掛けるように魅せつけるその様は自身によるジャケットその他のアートワーク同様に圧倒的だった。そして何より前作のクオリティをしっかりと超えてくるところに惚れ惚れしてしまうわけで。(フタバ図書イオンモール福岡店 大畑亨)

まさに新しい音楽体験から創作活動をする新しい世代のクリエイターが誕生したと思う。自己表現をするための貪欲さが今の世代の世界観と合致した瞬間にブレイクポイントが存在すると感じる。(プラザハマダ 浜田陽一)

*初回盤と通常盤がある作品は通常盤をご紹介していますが、作品によっては初回盤がまだ購入できる作品もございます。店頭にてご確認ください。

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大賞発表&授賞式

2018年3月中旬予定
※大賞の発表、その他の賞の発表
※詳細は後日お知らせします

投票方法

以下の方法で投票期間に投票が行えます。

WEB: 投票期間中、当ページよりアクセス可能です。
携帯: 投票期間中、当ページよりアクセス可能です。
FAX: 投票期間中、投票用紙を当ページよりダウンロードの上、FAXでの投票が可能です。

*投票は1人1作品までとします。
*投票する作品へのコメントは任意とします。

投票資格者

新譜を扱うCDショップの店員(アルバイト、パートも含む)

選考基準

*CDショップの現場で培われた目利き、耳利きによる選出
*受賞によってアーティストのブレイクに繋がる作品
*メジャー、インディーズは問いません

CDショップ大賞概要

 CDショップ大賞は、全国のCDショップ店員の投票だけで選ばれる年に一度の賞です。
メジャー、インディーズを問わずCDショップの現場で培われた目利き耳利きを自負し、選考に際して個人的な嗜好に偏る事なく、賞をきっかけに店頭から全国に向けて発信できるような“ブレイク”が期待される“本当にお客様にお勧めしたい作品”を大賞として選出していきます。
CDショップ大賞をはじめ様々な賞を通して、新しい才能、素晴らしい作品、そして誰かの人生を変えてしまうかもしれない作品を、伝え届けることを目指します。

二次ノミネート作品

(アーティスト名50音順)

『BIZARRE CARNIVAL』 GLIM SPANKY / TYCT-60107 (2017/9/13)

「激しいだけがロックじゃない」というのを体現したアルバム。ロック、サイケデリック、オルタナティブ、今回のアルバムが一番vo.松尾レミちゃんのルーツとなっている音楽が反映されていると思う。それだけあって今のグリム色がバランス良く出ている。グリムの名刺代わりのようなアルバムだと思う。(HMV春日部/小森ゆき)

怪しさ満天。蓋を開けると、ノスタルジックなサウンドにのっかる強い思想、そして、歌声が痛快でした。この作品には、数々の伝説のロックスターの影が見えます!(TOWER RECORDS苫小牧店/牧田さや)

『真っ白なものは汚したくなる』 欅坂46 / SRCL-9488 (2017/7/19)

デビュー曲「サイレントマジョリティー」の衝撃に始まり アルバムのリード曲となる「月曜日の朝、スカートを切られた」の切れ味、アイドルでありながら、等身大のメンバーの感性から生まれた本作はタイトルに現れています。 ただ、このアルバムを聴くたびに彼女達こそ純粋な白の象徴としてそこに存在しているとあらためて感動してしまいます。(新星堂セントラルパーク店/佐藤俊哉)

もはやアイドルの枠すら超越しはじめたセンター・平手友梨奈と、彼女を支える鉄壁の美女集団、彼女たちの世界観に裏打ちされた楽曲、詞、これらすべてがヒリヒリとした摩擦を起こしながら奇跡的に結実した成果がこの一枚。Perfume、ももクロなど先鋭的なアイドルを嚆矢としたアイドル・オルタナティヴ時代にあって、ロック、メタル、ノイズ、ヒップホップなどの外側の音楽ジャンルと結びつくことなく、いわゆるご当地的な”場所性”も排し、あくまでシンプルに「曲に合わせて歌って踊る」という従来の表現に終始しながら、ここまで感情を爆発させ、ここまで目撃者をやきもきさせ、また感動させるグループは存在しなかった。アルバムの出来が傑出しているのはもちろん、アイドル史的にも非常に重要な分岐点的作品だと思う。「アイドル」というフォーマットから、これ以上の表現は出るのか。真の”ラスト・アイドル”は彼女たちに他ならないと思っています。(ディスクユニオンJazzTOKYO/山田竜輝)

『20/20』 スカート / PCCA-04583 (2017/10/18)

スカートのメジャー1stアルバム「20/20」、今年一のアルバム!って思うぐらい良すぎます。懐かしさがあり、心地良さもありでこれぞポップソングだって思いました。音楽が細分化している近年だからこそ、ぜひ色々な人に聴いてもらいたい1枚だと思います。(TOWER RECORDS 新宿店/倉田勝也)

ここ2、3年のメロウブーム、ついに真打登場!という感じでしょうか。軽やかなのに奥が深く繊細。是非とも最近CDショップに来ていないかつての音楽ファンに聴いてもらいたい。(平安堂 物販事業部/秋澤加代)

『初期の台風クラブ』 台風クラブ / LNCM-1211 (2017/8/23)

耳に馴染みやすいメロディーと、鋭利なポップ感が絶妙で、懐かしい雰囲気が多くの人をひき付けると思いました。(音楽堂 高岡イオンモール/中谷杏菜)

改めて音楽の良さに気づかされたオーセンティックな魅力は今こそ聴かれるべき!現在のシーンとは一線を画す楽曲、3ピースとして驚くべき演奏強度。聴いて、そして観ればさらに好きになる一枚。(HMV商品本部/野瀬 滋)

『THANK YOU BLUE』 DAOKO / TFCC-86625 (2017/12/20)

心に染み込み、拡散していくように広がる彼女のウィスパーボイス。少女の強さと繊細さを兼ね備え、万華鏡のように移り変わる感情を魅せる、歌詞、リズム、グルーヴの波紋。 鮮やかで、艶やかなDAOKOの成長録が垣間見える、全14曲! 米津玄師さんや岡村靖幸さん、TeddyLoidさんとの楽曲も必聴!(新星堂モザイクモール港北店/大山望)

メジャーデビューして、初めてのオリジナル。多くのプロデュース、サポートに包まれたアルバムだけれども、DAOKOの澄んだ声や紡ぐストーリータイトルの青色を創造させてくれて圧倒された。 今まで色んなことがあったけれども、全てがこの色が覆ってくれる、助けてくれる、そんな気持ちが感じ取れた素敵な1stです。(TSUTAYA本部/平井雄太)

『PINK』 CHAI / CHAI004 (2017/10/25)

大賞は彼女達で決まりだと思ってます。他にいるんだろうか? 今現在のバンドシーンにおいて問答無用の最強・最高・無敵感…。 計算され尽くしたキャラクター、観客を取り込むライブパフォーマンス。NEOかわいい~だなんて!!めっそうもない彼女達の才能がこわいこわいこわいこわい!末恐ろしい!PINKは流行に媚び諂う輩が屯う音楽業界?に殴りこむ堂々たる1枚。(新星堂 西新井店/木村明日香)

ガールズバンドの新たなスタンダードと成り得る、個性と才能が詰まった1stフルアルバム。天性のキャラクターとステージングは見る者を虜にし、彼女たちが打ち出している「NEOかわいい」という新しい価値観は、音楽に留まらずファッションやライフスタイルにまで、今後影響を与えそうです。エクストリームなサウンドを奏でる逆輸入系バンドで、ここまでポップなのは前例がないかも。(TSUTAYA UX・MD部 音楽MD/向井正太)

『Fin』 10-FEET / UPCH-20462 (2017/11/1)

10-FEET 『Fin』 UPCH-20462(2017/11/1発売)始まりから終わりまで、一気に聴ける曲構成。 ミクスチャー、ロック、アコースティック、スカ…とジャンルを超えて楽しめました。(TOWER RECORDSアリオ八尾店/富窪奈積)

世代ど真ん中の私としては待ちに待ったアルバム。結成20周年にしてまだまだ進化を遂げていく彼らから受け取るパワーは計り知れません。聴けば必ずリピートしたくなるアルバム!!(HMV イオンモール川口前川/田島尚樹)

『A GOOD TIME』 never young beach / VICL-64814 (2017/7/19)

昔から夏が苦手です。でもここ数年夏が来るのが少し楽しみになったんです。ネバヤンの新しい音楽を聴けるから。今作も少し懐かしい匂いがして、愛おしいです。(HMV 栄/小川華澄)

楽しいことが終わってしまうような、どこまで続いていくのか、そんな儚さを彷彿とさせる内容。さることながら、夏のドキドキが小躍りしながらやってきそうな期待感。気持ちいい風が吹いてきそうで、あまり行かない喫茶店に行きたくなりました。(TOWER RECORDS 渋谷店/大迫翔太)

『THE GIFT』 Hi-STANDARD / PZCA81 (2017/10/4)

まさか、ハイスタのニューアルバムが今年になって聴けるなんて思ってもいなかった(リリース後の全国ツアーも含めて)。 しかも、昨年のシングルリリースに続いて、今回はAIR JAMのDVDが告知無しのゲリラ販売。ハイスタの様な、ある意味そのジャンルの「アイコン」の様なバンドが、自分が働いているCDショップをこんなにも思ってくれているんだという事に感動した。 それが、自分の大好きなアーティストだっていうんだから、仕事に対して「やる気」も出るってもの。 「自分はCDショップのスタッフである」と言う事に「誇り」「自信」を持たせてくれたハイスタに、心からのありがとうを。(コーチャンフォー 美しが丘店/金安左近)

待ってたなんてもんじゃないくらい待ってました!3人が一緒に鳴らした音は、紛れもなく「ハイスタ」になるんだと実感したアルバム。そして、しっかり歳を取った3人組から、全世代のキッズに贈られた「ギフト」。店頭に来店されるお客様の笑顔や、何とも言えない表情を見ながら、CDショップでアーティストとお客様の橋渡しが出来て良かったと改めて思った瞬間でした。届いたばかりのCDを店頭に並べながら目頭が熱くなりました。この一言に尽きる、本当にありがとう!(TOWER RECORDS東浦店/柳沢英里)

『MODERN TIMES』 PUNPEE / XQMV1009 (2017/10/4)

今後の日本のヒップホップを占うアルバム。それがどうやら大好調らしい。王道のヒップホップマナーに乗っ取った曲からポップさが余るもの、切なくなるものまで。あらゆる場面に適合する内容。家族にも聴かせられる。普段はヒップホップを聴かない、所謂ヘッズでないファンが多いのも頷ける。なにかとてつもない渦で、ヒップホップを、日本の音楽業界を宇宙までぶっ飛ばして欲しい。 アルバムのストーリーとなっている2057年の未来には彼は一体どんな音を鳴らしているのかが気になる。2057年に、もし自分に孫がいたら、リアルタイムでこの作品を聴けたことを自慢したい。(ディスクユニオン ブックユニオン新宿/晴山拓也)

音楽作品でありながら聴き込んでいると、まるで映画を観ているかのようなストーリー構成に引き込まれてしまった。さらには、リリースライブを観に行った時により強く感じることが出来た。自分は、作品の中のPUNPEEとそれを客観的に捉えている語り手としてのPUNPEEがいて、まるで日本昔ばなしを観ているかのような感覚に襲われたが、聴き手の数だけ色々な感じ方があると思う作品だ。よって色々な方に薦めたいし、そう思うと愛着が湧いてくる。(HMVイオンモール福津/榎本優)

『THE GUERRiLLA BiSH』 BiSH / AVCD93754 (2017/11/29)

本当にカッコイイ1枚! 壮大なストリングスから、青春パンク感じる楽曲から、共感できるバラードから、聴いていて飽きないです。 アイナ・ジ・エンドの歌声はもちろんですが、他のメンバーの声もよく聴いてほしい!グループ内の声のバランスがとっても好きです!(新星堂イクスピアリ店/成岡沙織)

300円という破格の安さの先行ゲリラリリース、道頓堀でのゲリラライブ、そしてMステ出演と数々の番狂わせを起こし私たちを驚かせてくれるBiSH。音楽も自分達が作詞してる事で出てくるリアルな部分、そこに合わさるキャッチーなメロディ、そして欠かせないのが6人の個性ある歌声。アイナのハスキーボイスはBiSHの魅力の一つ。まだ彼女達の番狂わせは終わらない。わたしはBiSHを応援し続ける事をプロミスします!(新星堂下関店/野崎結衣)

『mothers』 My Hair is Bad / UPCH-20464 (2017/11/22)

何度も何度も各スタッフがストアプレイしていて、自分もじわじわ1日に1回は聴かないと落ち着かないようになりました。(山野楽器 ミウィ橋本店/仲西正代)

アルバム1枚総じての完成度が非常に高いと感じました。「復讐」や「運命」は自分もカラオケ等で歌いたくなるフレーズなどがたくさんあって、ライブでも盛り上がりそうだと感じました。反してアルバム後半の「幻」や「シャトルに乗って」は静かですが心に響くものがあってひとりで自室などで聴き入りたいですね。リリックとメロディのセンスが重なり、何度も繰り返し通して聴きたい1枚です。(TOWER RECORDSアミュプラザ博多店/千々岩拓郎)

『BOOTLEG』 米津玄師 / SRCL-9571 (2017/11/1)

「BOOTLEG」は、時には心地よく、時には懐かしく、時には心躍らされるバラエティに富んだアルバムだ。そして過去と現在、洋楽と邦楽を行き来する作品の様でもある。 米津さんは「先人たちの作り上げてきた音楽の文脈と歴史、関わってくれた全ての人に敬意を払う」と言う。 そのオマージュする心で作った作品「BOOTLEG」は、全ての層に届けられると確信する。そしてこの先の邦楽界が大きく変わっていく重要な一枚になるだろう。(HMVイオンモール浜松市野/原田美惠子)

待望の4thアルバムは、ポップスとも言えるほどに、良いメロディの洪水! そしてDAOKO、菅田将暉とのコラボで見せた奇跡の化学反応!別の人間との関わりの中で、彼だけでは生まれなかった名曲たちが生まれている! もう彼は、単なるソロアーティストの枠を超えて、万人に響かせることのできる歌を届けてくれるシンガーであり、ソングライターであり、表現者になった。そう思える傑作!(TOWER RECORDS京都店/野崎祐子)

*初回盤と通常盤がある作品は通常盤をご紹介していますが、作品によっては初回盤がまだ購入できる作品もございます。店頭にてご確認ください。

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一次ノミネート作品

(アーティスト名50音順)

『XXL』 岡崎体育 / SECL-2172 (2017/6/14)

京都在住、自称・盆地テクノソロユニット!あの超話題となったメジャー1stアルバムから約1年!注目のメジャー2ndアルバム!今作のコンセプトは2枚組のミニアルバム!しっかり考えて作り込まれた前半~彼の作りたいと思う音楽を詰め込んだ後半。ロック、ラップ、EDM、歌モノ、バラードまで、ソロだからこその自由な楽曲たち!彼の才能と魅力、ユーモアと音楽センスがたっぷり詰まった傑作!(TOWER RECORDS京都店/野崎 祐子)

私が京都出身ということもありますが、まさに宇治(京都府宇治市)の至宝です。デビュー前から盆地テクノ応援してます。ビジュアル重視の音楽が普及する中で、違った意味の新しい「ビジュアル音楽」を打ち出した革命児です。京都人にとっては、MVがどこで撮ったのか分かると懐かしさもありますね。ただそれだけではない作曲のセンス、キャッチーなフレージング、どこをとっても純粋に「良い!」「おもしろい!」と思わせてくれます。これからのJ-POP界を大いに盛り上げてくれること間違いなし。本当にいい意味で音楽バカやってる体育が好きです。(ディスクユニオン新宿ジャズ館/堀 桂)

『COALAMODE.』 コアラモード. / BVCL-774 (2017/2/8)

男女2人組のユニットですが、歌もギターもしっかりしたテクニックもあり、楽曲も気持ちがこもっていて、今後に期待しています。(新星堂セントラルパーク/勝山 盛弘)

これまでのシングルのクオリティも高かったが、初登場の楽曲も想像の斜め上を行くような意外性が散りばめられていた驚きの連続。そしてその塩梅も完璧だった。(新星堂サンシャインシティアルタ/中西 智規)

『Mellow Waves』 Cornelius / WPCL-12660 (2017/6/28)

いやー、やられました。繊細、淡々、ところどころメロウ。すっきりシンプル、空虚感。足し算ではなく引き算。大人のアルバム。じんわり染みます。(ディスクユニオン 新宿ジャズ館/和田 浩介)

時代を象徴するように冷静でメロウなサウンド感、変わらないコーネリアスらしいギタートーン・リズムメイクが同居している。絶妙なバランス感。(TOWER RECORDSアリオ八尾店/伊藤 博明)

『THE KIDS』 Suchmos / PECF-3174 (2017/1/25)

10年代の若手バンドにおけるシティポップ~ブラックミュージックムーブメントの中でその先陣を切り、見事に不動の人気と地位を確立した風雲児・Suchmos。カルチャーの垣根を越え日本中の老若男女を虜にしたキラーチューン「STAY TUNE」の他、確固たる信念の元に力強く刻まれたリリックと、心地よく時にぐっと熱を帯びるグルーヴには、もう平伏すのみ!これまで様々な影響を受け音楽を作ってきた彼等もまた、今後の音楽シーンに影響を与えていくのは間違いないです。これからの活動も楽しみで仕方ありません!(TOWER RECORDS 広島店/福留 侑里子)

上半期ストアプレイしていてお客様から「これ誰ですか?」とお問い合わせいただいたのが一番多かったような気がする。それぐらい聴くものの耳にひっかかるサウンドと新しい風のようなものを感じられたアルバムだったように思う。街に溢れる沢山の音楽の中でハッとする音楽に出会えた嬉しさを体感できる1枚。(ミュージックプラザインドウ/相原 真子)

『ミカヅキの航海』 さユり / BVCL-795 (2017/5/17)

酸欠少女と名乗る彼女の歌声や歌や合間のブレスを聴いていると、歌詞を読んでいると、息をする事の苦しさや息が出来る事の尊さを感じる事が出来る。苦しいけれどだけじゃない。楽しいけれどだけじゃない。私もそうだよ。1人じゃないよと呼びかけて貰えているようで、彼女自身もまた確かめているようで。生きている気がする。生きて行ける気がする。(TSUTAYA 山口葵店/石井 奈央)

待ちに待っていた1stアルバム! アニソンのイメージが強い彼女ですが、聴いてみて思ったのは、ロックでPOPなアルバムだという事。彩り豊かなアルバムです。 幼さの残るハイトーンボイスと、どこで息継ぎしたらいいのかわからない楽曲の難しさ(さすが酸欠少女!) 今いちばんLIVEが見たいアーティストでもあります。 今後まだまだ化けそうな、そんな期待も込めて。(スクラム 大河原店/佐藤 愛)

『PEACE OUT』 竹原ピストル / VICL-64716 (2017/4/5)

CMで耳にしたその声は、まさしく魂の叫びそのものだった。無骨でいながら暖かい、そんな曲が並んでいるこのアルバムは、一度聞いた人の心をつかんで離さない、そんな不思議な魅力を持っていると思います。(HMVイオンモール船橋/葉山 晶子)

彼の歌が良いのは今にはじまったことじゃない。 時代がやっと彼に追いついた、というのではなく やっとちゃんと彼を見つけた、のだ。 いまどんなとこで歌っても 彼の声は同じように誰の心をも鷲掴みにする。 LIVEの良さがCDにちゃんと記されて来ている、という点では最高傑作は次の作品かもしれない。 というかずっと良くなっていくに違いない。(フタバ図書 サウンドGIGA&TERA福岡/大畑 亨)

『Say Goodbye to Memory Den』 DYGL / HEC-004 (2017/4/19)

かつてキースリチャーズは言った。「ロックはあるけどロールはどこに行ったんだ?」と。 今現在、邦ロックと呼ばれるバンドがどの位「ロックンロール」という言葉を引き継いできたのだろう。 その中で出てきたDYGL。ロックンロール精神を受け継いでいるバンドの1つであると私は思う。 そのグルーヴに体が自然に揺れ、心が解き放たれる音楽。そんな「心と体が感じる音楽」を奏でるDYGLのロックンロール精神。 日本のロック界に風穴を空けるバンドになってほしい。(HMVイオンモール浜松市野/原田 美惠子)

2017年上半期間違いなく音楽シーンに衝撃を与えた1枚。様々なロックをかき鳴らしロックンロールという音楽の凄さを改めて感じさせられた14曲。名盤確定です。(TOWER RECORDS東浦店/桜井 圭祐)

『生まれてから初めて見た夢』 乃木坂46 / SRCL-9444 (2017/5/24)

アルバムリード曲の「スカイダイビング」は、乃木坂ならではの表現で乃木坂らしさを表している。乃木坂には西野七瀬さんと生田絵梨花さんのように少し悲しみを帯びた歌声をしているメンバーが多いため、スカイダイビングのようなテンポがゆっくり目な曲を歌うと世界観が作られる。アイドルとは思えないほどのクオリティに仕上がっている。まさに乃木坂にスカイダイビングしてしまう1曲だ。(TOWER RECORDS アリオ橋本店/日下部 将)

そろそろ認めていいのではないでしょうか? 楽曲の世界感を見事に表現する彼女達それぞれが放つ個の光の結晶たるこの作品を。 乃木坂46、3枚目のアルバムは正真正銘アイドルグループの作品。 だからこそ素晴らしく、美しい。 表題曲の説得力、アンダー曲の凛とした力強さ、魅力あるユニット曲。 そして乃木坂のイメージを受け継ぐ3期生の透明感。 もう一度言いたい、強く言いたい、そろそろ認めていいのではと。(新星堂 セントラルパーク店/佐藤 俊哉)

『何度でも新しく生まれる』 MONDO GROSSO / CTCR-40388 (2017/6/7)

MONDO GROSSOが14年ぶりにアルバムをリリースしただけでもニュースなのに、さらにボーカルを乗せたアルバムだったことに驚きました。それぞれのサウンドと歌詞がいろんな世界観を生み出して、まるで音の旅に連れて行ってもらっているようです。(HMV イオンモール船橋/葉山 晶子)

まさか10年代、それも後半にMONDO GROSSOの新作を聴ける歓び。これだけのメンツを揃えての歌がズラリと並ぶのに全てにおいて大沢伸一の音として鳴り響く。そしてこの音の厚みと質の良さ(Goh Hotoda氏によるマスタリング)が素晴らしくて何度もリピートしてしまうのです。(フタバ図書サウンドGIGA&TERA福岡/大畑 亨)

『WAVES』 Yogee New Waves / ROMAN-013 (2017/5/17)

一曲目からきらびやかな夏を連想させられる。このアルバムが一枚あるだけで今年の夏はきっと楽しくなるだろうな、と思った。 ボーカルの声質のせいか、曲のアレンジのせいか、とてもリラックスして聴けるチルアウトミュージックだと僕は思う。 Yogee New Wavesが起こした波は僕らを巻き込み大きくなって、いつか素敵な場所へ運んでいってくれるのだと思う。(タワーレコード東浦店 / 榊原 大希)

ライブにフェスに引っ張りだこ!まさに今ノリに乗っているYogee。その魅力とは、どこか懐かしいメロディと歌詞が誘い、忘れてしまった宝物を思い出させてくれる、居心地の良い夢のようなひと時を詰め込んだ音にあるのではないでしょうか。 軽快なロックナンバーも収録され、オトナからキッズまで幅広く楽しめます!名曲揃い!キラーチューン満載! 気が付いたらラストまで”Ride on waves”そして”漂流”~! キテます!Yogeeの波!!(新星堂 モザイクモール港北店/大山 望)

『Ambitions』 ONE OK ROCK / AZCS-1062 (2017/1/11)

年齢、性別、国籍問わず様々な方が聞いてもかっこいいと思える音楽がつまっていると思います。アルバムのテーマである「Ambitions」:「野望」も通りこのアルバムにはONE OK ROCKというバンドの夢への熱い気持ちが感じられます。(新星堂ユアエルム八千代台店/志村ゆきの)

タイトルは『野望』。あまりにも大それていると思われるかもしれない。しかし彼等にはこのタイトルでなければいけない程の信念と決意があった。あなたにONE OK ROCKの『野望』を見届ける覚悟はあるか。(蔦屋書店イオンモール筑紫野/堤 太一)

*初回盤と通常盤がある作品は通常盤をご紹介していますが、作品によっては初回盤がまだ購入できる作品もございます。店頭にてご確認ください。

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一次ノミネート作品投票

選考対象期間: 2017年1月1日~2017年6月30日までに発売された邦楽オリジナルアルバム(ベスト盤を除く)
投票期間: 2017年7月14日(金)~7月30日(日)
一次ノミネート作品発表: 2017年8月9日(水)

二次ノミネート作品投票

2017年1月1日~2017年12月31日までに発売された邦楽の新譜(ベスト盤を除く) から、下記選考基準に基づき、 一次ノミネート作品を除いた作品を選びます。
投票期間: 2017年12月1日(金)~12月21日(木)まで。
投票方法: WEB、携帯、FAXにて投票

*投票は1人1作品までとします。

最終投票

選考対象作品: 一次ノミネート作品と二次ノミネート作品の中から、メジャー、インディーズを問わず、CDショップの現場で培われた目利き耳利きを自負し、選考に際して個人的な嗜好に偏る事なく、店頭から全国に向けて発信出来るような賞をきっかけにブレイクが期待される“本当にお客様にお勧めしたい”作品を“大賞”として選出していきます。
投票期間: 2018年1月11日(木)~1月21日(日)
投票方法: WEB、携帯、FAXにて投票

部門賞

2017年に発売された作品で、それぞれの各部門でCDショップ大賞選考基準に基づき、本当にお客様にお勧めしたい作品を選出します。(二次ノミネート作品投票期間から任意投票)
※部門賞のみの投票も出来ます。(任意投票)

洋楽賞: 2017年に発売されたオリジナル楽曲で構成された洋楽アルバム。(国内盤、輸入盤問わず。ただし再発、 ベスト盤を除く。)
マエストロ賞: 2017年に発売された、永年にわたり音楽シーンを牽引し、目覚ましい功績を残しながら、今なお第一線で活躍を続けているアーティストの作品を選出します。(邦楽オリジナルアルバム。ベスト盤を除く)
ライヴ作品賞: 2017年に発売された素晴らしいライヴCD又はライヴ映像作品から選出します。(ライヴ映像作品はミュージックビデオやプロモーションビデオではないDVD等の作品)
クラシック賞: 2017年に発売された、邦洋問わず国内盤、新譜、新録音のCDが対象となります。
ジャズ賞: 2017年に発売された作品で、邦洋問わず国内盤、新譜、新録音のCDが対象となります。
演歌賞: 2017年に発売された、シングルでもアルバムでも可とします。
リビジテッド賞: 2017年に発売された再発作品、再編集盤、発掘音源による新譜など、過去のアーカイブ音源を使用したアルバムで、アーティストの再評価に繋がる、パッケージの創り手の思いが伝わる作品を選出します。(洋楽、邦楽、国内盤、輸入盤は問いません。)

その他お問い合わせ先

全日本CDショップ店員組合 CDショップ大賞実行委員会 事務局

TEL03-3499-5635 FAX03-3499-3117
cdshop-taisho@cdshop-kumiai.jp
〒106-0031 東京都港区西麻布4-16-7 ハウス西麻布201
NPO法人ミュージックソムリエ協会