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CDSHOP TAISHO

 

第18回CDショップ大賞2026入賞作品は、2024年12月1日〜2025年11月30日に発売された邦楽のオリジナルアルバムの新譜(ベスト盤・ライブ盤を除く)を対象とし、ノミネート投票時では<赤>と<青>に分け、得点方式で投票、投票上位<赤>11 作品と<青>11 作品の合計22 作品を入賞作品として選出。
入賞全22作品から大賞を選ぶ最終投票を2026年1月9日(金)〜1/18(日)まで行い、大賞作品<赤><青>をそれぞれ選出、のべ全国各地域の486名のCDショップ店員が投票に参加いたしました。 大賞作品<赤>何回でも聴きたい素晴らしい作品=#神アルバム(と呼べるようなスタンダードとなりうる作品)<青>新人の素晴らしいアルバム。 店頭から全国に向けて賞をきっかけにブレイクが期待される“本当にお客様にお勧めしたい”作品。このコンセプトに基づいて選出しています。

特別賞 オリジナルアルバムと同様に今回、CDショップ店員の大きな反響があった作品を特別賞として表彰することといたしました。

部門賞、地域ブロック賞もそれぞれの選考基準に基づいて選出しています。

部門賞
・洋楽賞
オリジナル楽曲で構成された洋楽アルバム。国内盤、輸入盤は問いません。ただし再発、ベスト盤は除きます。
・クラシック賞/ジャズ賞
和洋問わず国内盤、新譜、新録音のCDが対象となります。
・歌謡曲賞
シングルやアルバムなど形態は問いません。その他の選考基準はCDショップ大賞の選考基準に準じます。
・パッケージデザイン賞
音楽作品としてはもちろんのこと、お客様がパッケージを目にし、手に取り、中を開けた時の驚きと感動と喜び、その魅力を存分に感じられる、デザイン性にも創意工夫が溢れたパッケージ作品が対象です。

地域ブロック賞
全国各地域ブロックごとに、その地域ゆかりのいちおしアーティストを【地域ブロック賞】として発表します。3社、6人以上のCDショップ店員が集まった地域は、 地域支部として認定されます。
【地域ブロック賞】の選考方法などは、それぞれの地域ブロック支部が決定するものとします。
地域ゆかりのアーティストの定義は、『その地域出身』または『その地域で活動している』アーティストとしています。
第18回CDショップ大賞2026では、北海道、東北、関東、甲信越、北陸、東海、関⻄、中国・四国、九州、沖縄 の10ブロックを発表したいと思います。

殿堂入りアーティスト
昨年より過去2作品が大賞受賞となったアーティストの作品はその偉業をたたえ「殿堂入り」とし、選考対象期間にオリジナル作品が発売となった場合はその作品を選考除外といたしました。

第18回CDショップ大賞2026 大賞受賞作品<赤


Hi-STANDARD『Screaming Newborn Baby』
新ドラマーのZAXさんを迎えてリリースされた、止まらずにハイスタを続けていく決意や、覚悟、沢山の想いが詰まったミニアルバム。リリース前も店舗限定の先行試聴や、ツアー発表のフライヤー配布など、CDショップへの愛を感じる施策も嬉しかった!CDショップ大賞に絶対に選ばれて欲しい1枚です。(タワーレコード上田店 駒村 真哉)

NOFXへのリスペクトを最大限感じる1曲目、ボーカルのFat Mikeについて書かれた「Song About Fat Mike」。そのイントロが鳴った瞬間 “ハイスタが帰ってきてくれた!” と実感。今作はクリックなし、トリガーなしで録音され、健さんが語るように「ヒューマンな揺れ」が収録されている為か、心に届いてくる速度と温度が半端ない!この1枚を聴けば背中を押されること間違いなし!CDの帯にもこだわりを感じるこの1枚を是非手に取って、ハイスタがくれた至極の17分を堪能して欲しい。(HMV 栄 増村 )

第18回CDショップ大賞2026 大賞受賞作品<青>


kurayamisaka『kurayamisaka yori ai wo komete』
邦楽ロック、10年に一組級のバンドと確信!2025年9月にリリースされた1st作品にして名盤!既に各所からの注目、評価が集まってはおりますが、昨今のオルタナ/シューゲイザー潮流のド本命にして中心、今後の邦楽ロック界隈を牽引してほしいと切に願えるバンドが出て参りました。3本ギターが奏でる轟音サウンドに象徴、アジカンからの影響を公言するなど所謂令和の邦ロックアーティストの系譜をたどりながらも、90’sUKサウンド、スーパーカーなど多様な背景も感じさせる懐の深さがこれまた最高!
(タワーレコード池袋店 平林 大樹)
2000年代前半のインディーズオルタナティブロック全盛期を彷彿とさせるようなサウンドメイクと、聴きやすさや馴染みやすさを現代風にミックスした楽曲達は、新しさとかっこよさを両立させています!メジャーシーンに駆け登っていうようなバンドの爆破力を内包しているアルバムになっているので、あの頃のバンド好きから現在のバンド好きまで、必聴です!。
(HMV 栄 花岡 直)

 



殿堂入りアーティスト

CDショップ大賞では過去に2作品で大賞受賞となったアーティストはその偉業をたたえ該当アーティストを殿堂入りとしています。今年の対象期間にアルバムをリリースした星野 源、藤井 風の2ついては殿堂入りアーティストとして表彰し、本年の選考対象外としています。

藤井 風

『HELP EVER HURT NEVER』
第13回CDショップ大賞2021 大賞(青)受賞


『LOVE ALL SERVE ALL』
第15回CDショップ大賞2023 大賞(赤)受賞

『Prema』
2025年9月5日発売

星野源

『YELLOW DANCER』
第8回CDショップ大賞2016 大賞受賞

『POP VIRUS』
第11回CDショップ大賞2019 大賞(赤)受賞


『Gen』
2025年5月14日発売

第18回CDショップ大賞2026入賞作品 CDショップ店員コメント
(アーティスト名50音順)

入賞作品<赤>


青葉市子『Luminescent Creatures』
独自の世界を極め、アコースティックな編成で静かに世界を紡ぐ類まれなアーティスト。海外から引っ張りだこでもある。消費に溢れる淡色な現代に生きる今こそ、彼女の色にじっくりと耳を澄ませてほしい。
(ディスクユニオンJazzTOKYO K.)


Creepy Nuts『LEGION』
R指定の巧みなリリックがDJ松永の多彩なトラック技術によって最高のモンスター楽曲に変貌。紅白・東京ドームを実現させた名曲「土産話」に次ぐ名曲になるであろう今作収録の「通常回」は二人らしさで泣けるんです…。世界でバズっていても変わらない通常回。そんな二人が創り上げる今後の楽曲も楽しみ。
(平安堂飯田店 金田 直子)


サザンオールスターズ『THANK YOU  SO MUCH』
しかし今作を聴いた今、はっきりとこのバンドの凄さを実感しました。冒頭の『恋のブギウギナイト』からサザン節炸裂!ディスコとEDMのいいとこ取りをした中毒性のあるサウンドと意味深なワードセンスに心を掴まされ、3曲目『桜、ひらり』では能登復興を願って“遊びにおいで/待ってます”と歌う優しい歌声に感涙…。次々と繰り出される必殺技のような14曲を聴き終わった頃には凄すぎる!サザンオールスターズ!と天を仰いでしまいました。
(トオンミュージック イオンかほく店    山元 渚)


TOMOO『DEAR MYSTERIES』
歌詞の一言一言の日本語が力強くとても美しく心に響く。どの曲も歌詞に情景が思い浮かび、儚さがあるが爽快さも兼ね備えている。「DEAR MYSTERIES」は今のTOMOOが詰まったアルバム。
(平惣小松島店 平野 なな江)


Perfume『ネビュラロマンス 後篇』
広島時代から知っているが、まだまだ成長、進化していっている官女たちには、驚きだ。ダンスだけでなく、音楽もアーティストとしてのクオリティーの高さを、本作からも感じられる。『コールドスリープ』明けの楽曲を、期待を持って待ち続けたいと思う。
(フタバ図書TSUTAYA GIGA防府店 大迫 隆則)


B’z『FYOP』
色んな音が溢れる世の中で、一発でそれとわかるその音色は健在。これでもかと叩き付けるギターとシャウトはまさに国宝。精力的にまだまだ走り続ける彼らに最大限の敬意をこめて。
(HMVイオンモール高岡 宮木 悠佑)


松任谷由実『Wormhole/Tumi AraI』
ユーミンとAI、それは想像していたよりもずっと『ユーミン』でした!「今まで」と「これから」が混ざり合った全12曲。聴き終わった後、懐かしく温かい気持ちになりました。雪景色や夏の終わりの海、キラキラ輝く街や学校の帰り道など、その時の風景がひろがって、一緒に過ごしてきた人たちやあの頃の自分にも出会えた気がします。『ワームホール=異次元を繋ぐトンネル』まずは45年前の自分に会いに行き、このアルバムのことを教えたいな〜時代の最先端であり続けるユーミンが連れていってくれる『不思議な体験』時間旅行をぜひ!!
(HMVイオンモール成田 冨塚 ゆかり)


RADWIMPS『あにゅー』
4年ぶりのアルバムでいい曲が盛りだくさん!朝ドラ「あんぱん」主題歌の「賜物」は曲の転換がすごくて、オープニングで流れているところと違うところを初めて聴いた時は違う曲に感じるくらい1曲でオーケストラを聴いてるような贅沢な気持ちにしてくれましたし、心情もとても心に届きました。
(新星堂天王寺ミオ店 小澤 美早)


緑黄色社会『Channel U』
多様な趣味が横行する中、緑黄色社会はすべてを肯定し、すべては線で繋がっていると語る。王道POPからクラシック、ジャズまですべてを取り込み、曲に落とし込む。長屋晴子のボーカルはいつも私の背中を押してくれる。
(大垣書店 イオンモールKYOTO店 松岡 颯太郎)


ONE OK ROCK『DETOX』
結成20周年をむかえるONE OK ROCKの約2年半ぶりの待望のアルバム。ドラマ主題歌含めた現代社会に向けて放つ強いメッセージを詰め込んだ、世界で勝負するロックアルバム。
(タワーレコード上田店 小林 真衣)

入賞作品<青>


シャッポ『a one & a two』
歌も朗読もインストもジャズもポップもスワンプも昭和も令和も飲み込んで不思議な魅力満載の楽曲群。心地よく耳を委ねたり、癒されたり、音楽的な素養や出自とか関係なく間違いなく楽しい日々の生活のBGM。
(ミュージックプラザ・インドウ 西 信太朗)


jo0ji『あえか』
もうまた、すごいアーティストが出てきた!語り掛けるような歌いまわし、高らかに歌い上げていく様は自信に満ち溢れていて、こちらもむちゃくちゃ 高揚してくる。次は次は?なにが来る?どんな歌唱を魅せてくれるんだい?わくわくとドキドキが止まらないていうのはこういうことを言うんだろう。
(福岡天神 蔦屋書店 平井 雄太)


鈴木実貴子ズ『あばら』
愛知県名古屋を拠点に活動している、女性ヴォーカル&ギターの鈴木実貴子と、ドラマーのズによる2人組ロック・バンド。2012年結成、インディーズから作品をリリースし続けていましたが、本作『あばら』がメジャー・レーベルからの1stフル・アルバムになります。日々の喜び・悲しみ・怒り、言葉にできないような感情が詰まった歌と演奏に心動かされます。
(PET SOUNDS RECORD 森 陽馬)


tuki.『15』
10代特有の瑞々しさや不安定さをそのままアートとして昇華したようなアルバム。幅広い世代に聴いてほしいです。
(プラザハマダ 浜田陽一)


NEE『再生可能』
エモーショナルとノイジーの境界を自在に操るエキゾチックロックバンド「NEE」。持ち味である極彩色の賑々しさを新体制下でさらにメロディアスに発展させたノンジャンルな一枚だ。独特の歪み感と激しくも懐かしさのあるメロディ、それらを縫うようなボーカルのハーモニー。「エモい」というありきたりな言葉では決して表現することのできないこのアルバムは、あなたが抱えている閉塞感に、取り返しがつかないほどエキゾチックで極彩色な風穴をぶち空けてしまうかもしれない。
(山野楽器 丸広入間店 柴 真琴)


Nikoん『fragile Report』
サブスク主流の現代で、CDである意味を突き詰めた作品。そしてこの作品がNikoんにとってメジャーデビューアルバムという位置づけも感慨深い。インディーズからメジャーフィールドへと場を移し、カチこみをかけるバンドが、サブスク配信ナシで、CDショップ、ラジオ局からのプッシュのみで売り込むというこの気概に、いったいどれだけのレコ屋が勇気づけられたでしょうか。そしてそんな口上をすべて取り払ってでも、思わず売りたい!!!と我々に思わせる圧倒的なカッコよさ。Nikoん、音の説得力が違いまっせ。
(タワーレコード明石店 伊藤 博明)


Hammer Head Shark『27℃』
良い意味での緩さと耽美さがコクトー・ツインズやマジー・スターを彷彿させるバンドのシューゲイズ/サイケ・フォークな傑作アルバム。90年代の洋楽インディーバンドの良いところと、日本的なメロディライン、歌詞を巧みにミックスさせた真新しさは、音楽通にもニヤッとさせる楽曲が多い。
(タワーレコード アミュプラザ博多店  山口 勝朗)


Paledusk『PALEDUSK』
ミクスチャー的音像への解像度の高い理解に基づく変則的なリズムと必殺のグッドメロディーとの超融合。
(HMVイオンモール高岡 N.)


暴動クラブ『暴動遊戯』
令和に現れたロックンロールバンド!メロディック・ハード・コアばかり聴いていた私がR&Rを聴くきっかけになった!日本のロックンロールがこんなに熱くて素晴らしかったなんて…!R&R世代はもちろん、若い世代にもぜひ聴いてほしい1枚!
(タワーレコードアリオ亀有店  R.)


muque『DOPE』
タイトル通り「ヤバい」ぐらい幅広い5曲が詰まった1枚。2025年新人バンドとして大きな注目を受けつつ期待以上の爪痕を残しこれからのさらなる飛躍が楽しみなバンド!
(タワーレコード東浦店 M)

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第18回CDショップ大賞ポスター

2026受賞コメントカード

*初回盤と通常盤がある作品は通常盤をご紹介していますが、作品によっては初回盤がまだ購入できる作品もございます。店頭にてご確認ください。

 

各賞受賞作品(部門賞)

洋楽賞


sombr『I Barely Know Her』
sombr(ソンバー)は、ニューヨーク出身2005年生まれの男性ミュージシャン。20歳を迎えサマーソニック2025で初来日、そして待望の1stアルバム『I Barely Know Her』を発表しました。センチメンタルな感情を爆発的なポップ・ミュージックに掛け合わせた傑作です。
(PET SOUNDS RECORD 森 陽馬)

クラシック賞


児玉隼人『Reverberate』
2024年の中学3年生の時に出場した国内最高峰のコンクールである「日本管打楽器コンクール」トランペット部門において、全部門を通じて史上最年少優勝した天才トランペット奏者の児玉隼人。優勝直後の2024年10月、15歳で録音したデビュー・アルバムです。早いパッセージも軽々とこなし、その類稀なるテクニックは年齢うんぬんは関係なくとてつもなく素晴らしい!またテクニックだけではなく、聴かせる音楽性も併せ持った常人ばなれの演奏を聴かせます!
(タワーレコード 商品統括部 中川 浩淳)

ジャズ賞


松井秀太郎『FRAGMENTS-CONCERT HALL LIVE 2025』

『題名のない音楽会』や『情熱大陸』といった著名な音楽番組への出演で、既に高い知名度を誇る松井秀太郎さんによる圧巻のライヴ・アルバム!多彩な音色でどこまでも歌心に溢れた松井さんのトランペットを中心に、壷阪健登(p)、小川晋平(b)、きたいくにと(ds)という次代の日本JAZZ界を担う精鋭たちが織り成す洗練された感性に溢れたパフォーマンスが、現代日本におけるモダン・ジャズ継承の豊かな可能性を実感させてくれます。伝統と革新が見事に結晶化した、2025年を代表する一枚!
タワーレコード株式会社 商品本部  洋楽/映像バイヤー 千葉 広克)

歌謡曲賞


辰巳ゆうと『運命の夏』
インストアイベントでお客様がとびっきりの笑顔に。人の心を明るく導くゆうとさんにはこれからの歌謡曲界を引っ張ってくれると思います。
(ミュージックプラザ・インドウ 相原 真子)

パッケージ・デザイン賞


Nikoん『fragile Report』
cover art:Yusuke Arai
design:Masaru Yoshikawa
歌詞カードの書き方に感動しました。配置がバラバラだったり、ある単語はデカ文字且つ太字で、文字なのに絵のように感じた。CDは人より買っているが、こんなにも何度も見たい歌詞カードは初めて見ました!
(タワーレコード ららぽーと立川立飛店 M)

各賞受賞作品(地域ブロック賞)

北海道ブロック賞


ランチブレイク『ナイスに恋して』

札幌発、進化したポップをドラマチックに体現する5人組ランチブレイク。聴くと思わず身体を揺らしたくなるナイスな音楽がたくさん詰まった3rdアルバムです!
(タワーレコード札幌パルコ店 中西 純樹)

東北ブロック賞


いぎなり東北産『らゔ♡戦セーション』
日本武道館のステージを経た『いぎなり東北産』のメジャーデビュー作。アイドル業界に向けた“挑戦状”のようなメッセージを、前向きで力強い言葉にのせて歌い上げています。MVでは、メンバーそれぞれの個性がきらりと光る「武器」にも注目!
(HMV仙台EBeanS 赤嶺智康)

関東ブロック賞


KiNGONS『FOURTH』
疾走感と涙腺を刺激するメロディを詰め込んだ全14曲の濃縮パンク作品!ライブバンドならではの熱量と、まぶしいほどピュアな衝動が一気に駆け抜ける、バンドの現在地を鮮烈に刻んだ一枚。宇都宮から世界へ飛び出せKiNGONS!(HMVイトーヨーカドー宇都宮  田中 心平)

甲信越ブロック賞


終活クラブ『メジャーな音楽』
メジャー1stアルバム!どストレートな変化球ロックバンド』というキャッチコピーがピッタリで、癖のある歌詞にキャッチ―なメロディは一度聴けばハマるはず!
(タワーレコード新潟店 長谷川健)

東海ブロック賞


May Forth『Pilgrims』
我らが名古屋のロックシーンを牽引するMay Forthのミニアルバム『Pilgrims』
みんなで歌いたいシンガロング曲から、タオルを振り回したくなる夏にピッタリの曲、ゆっくり聴きたいバラードまで、全員が楽しめる曲ばかりです!まだまだ勢いが止まらない彼らのライブにも、ぜひ足を運んでみて欲しいです!
(タワーレコード名古屋パルコ店 高橋 明音)

北陸ブロック賞


アンジーモーテル『ことばの地図』
ミッシェル・ガン・エレファントの曲名よりそのバンド名を採った、金沢発アンジーモーテル!本作は現体制にて上京後リリースされた3rd EP。26万回再生された話題のシングル曲「青い光に包まれて」も収録されています!(MVには金沢市内の老舗ライブハウスvanvan V4も登場!)この楽曲に見られる内省的かつ多くの人に突き刺さる普遍的な世界観の歌詞と、歌唱。説得力を持って迫ってくるバンドアンサンブルにハマる人続出中!
(タワーレコード金沢フォーラス店 池田 敏弘)

関西ブロック賞


Viewtrade『RE POP!!』
京都府下京区出身の4ピースバンドで、少し平成みを感じる、青春派ロックバンド!なぜか背中を押されるような新時代の勢いを感じる歌詞と、アイディア性に飛んだ音使いで聴く人を魅了します!
(大垣書店 イオンモールKYOTO店 松岡 颯太郎)

中国・四国ブロック賞


HEP BURN『浮遊』
大賞〈青〉でも名前を挙げさせていただいたHEP BURNですが、広島出身バンドとしてこちらでも名前を挙げさせていただきました。多くの著名アーティストを輩出している広島で、その名だたるアーティストに肩を並べるようなロックバンドになることを願ってここに推薦いたします!
(タワーレコード広島店 三宅 晴)

九州ブロック賞


クレナズム『a beautiful days』
うつむき加減(シューゲイザー)と思われがちだけれど、バンド名の通り夕暮れのギリギリのヒカリを魅せてくれることで聴いていて寄り添える場所を作ってくれる。儚げでありながら秘めた希望のようなものが美しく響く。
(フタバ図書サウンドTERAイオンモール福岡  大畑亨)

沖縄ブロック賞


デラックス×デラックス『超重ギガ』

デラックス×デラックス(通称デラデラ)は、体重合計555kgという規格外のインパクトを持つ楽器隊4人、SP設定のパフォーマー3人(ダンサー&DJ)による沖縄出身の7人組。デラデラが2年ぶりにリリースした「超重ギガ」は、彼らの魅力と2年間の集大成となる、まさに重量級の作品。昭和歌謡をルーツとする彼らが、昭和、平成、令和と時代を超越した幅広い表現へと一歩踏み出し、「ギガ盛りの楽曲がみっちり詰め込まれた、背脂たっぷりの多幸感がにじみ出てくる」一枚となっています。
(キャンパスレコード 備瀬真紀子)

その他お問い合わせ先

全日本CDショップ店員組合 CDショップ大賞実行委員会 事務局
cdshop-taisho@cdshop-kumiai.jp
〒106-0031 東京都港区西麻布4-16-7 ハウス西麻布201
NPO法人ミュージックソムリエ協会

第18回CDショップ大賞2026 受賞作品の発表&授賞式は3月9日(月)14:00〜

受賞作品の発表は随時CDショップ大賞のX(旧twitter)でも発表していきます。

また授賞式の模様は授賞式当日の3月9日(月)20:00〜CDショップ大賞のYouTubeチャンネルにてご紹介していきます。

全国のCDショップ店員の皆様

第18回CDショップ大賞2026 最終投票がスタートしました。
〜1/18(日)24:00までこちらから投票ください。
https://forms.gle/NDLwvXFQ9vH8zHvd9

ノミネート投票に参加されていなくても投票できます。

CDショップ大賞は売上やランキング・人気・話題などによらず自分達の手によって売りたい!伝えたい!という思いの結集です。今一度、入賞作品を全て聴いていただき(本屋大賞はノミネート全作品を読んで投票されています)耳利きのCDショップ店員の皆さんだからこそ、お客様に新たな素晴らしい作品との出会いをしていただくような*自らがお客様に本当にお勧めしたいと思う作品を入賞(赤)入賞(青)1作品ずつお選びください。

昨年は大賞(赤)柴田聡子『My Favorite Things』大賞(青)離婚伝説『離婚伝説』でした。

<実施内容>
CDショップ大賞は売上やランキング・人気・話題などによらずお客様に新たな素晴らしい作品との出会いをしていただくような2つの賞を大賞として選びます。
①何回でも聴きたい素晴らしい作品=#神アルバム(と呼べるようなスタンダードとなりうる作品)<赤>
②新人の素晴らしいアルバム。店頭から全国に向けて賞をきっかけにブレイクが期待される“本当にお客様にお勧めしたい”作品<青>

1/8(木)11:00に
第18回CDショップ大賞2026入賞作品を発表致しました!

CDショップ大賞概要・投票

第18回CDショップ大賞2026
入賞<赤>11作品 <青>11作品 全22作品はこちら!

入賞作品<赤>(アーティスト名/五十音順)
青葉市子『Luminescent Creatures』
Creepy Nuts『LEGION』
サザンオールスターズ『THANK YOU SO MUCH』
TOMOO『DEAR MYSTERIES』
Hi-STANDARD『Screaming Newborn Baby』
Perfume『ネビュラロマンス 後篇』
B’z『FYOP』
松任谷由実『Wormhole / Yumi AraI』
RADWIMPS『あにゅー』
緑黄色社会『Channel U』
ONE OK ROCK『DETOX』

入賞作品<青>(アーティスト名/五十音順)
kurayamisaka『kurayamisaka yori ai wo komete』
シャッポ 『a one & a two』
jo0ji『あえか』
鈴木実貴子ズ『あばら』
tuki.『15』
NEE『再生可能』
Nikoん『fragile Report』
Hammer Head Shark『27℃』
Paledusk『PALEDUSK』
暴動クラブ『暴動遊戯』
muque『DOPE!』
全合計22作品

このたび、CDショップ大賞実行委員会は、第18回CDショップ大賞2026入賞作品を発表致しました。

CDショップ大賞概要・投票

CDショップ大賞は「行かなきゃ 会えない 音がある。」というスローガンのもと、CDショップの現場で培われた目利き耳利きを自負し、選考に際して個人的な嗜好に偏る事なく、店頭から全国に向けて発信出来るような “本当にお客様にお勧めしたい”作品を“大賞”として選びます。
第18回CDショップ大賞2026入賞作品は、2024年12月1日〜2025年11月30日に発売された邦楽のアルバム新譜(ベスト盤・ライブ盤を除く)を対象とし、全国各地域の202名のCDショップ店員が投票に参加いたしました。ノミネート投票時では<赤>と<青>に分けて投票、このたび、投票の上位<赤>11 作品と<青>11 作品の合計22 作品を入賞作品として選出いたしました。なお、過去2 作品が大賞受賞となったアーティストの作品は除外とし、該当アーティストを殿堂入りとし、選考対象外とさせていただきました。
(ノミネート投票の詳細はこちら
入賞作品は下記の通りです。
尚、全国各地域のCDショップ店員により、入賞<赤><青>それぞれから大賞作品を選ぶ最終投票を2026年1月9日〜2026年1月18日まで行い、大賞作品<赤><青>を選出します。

■第18回CDショップ大賞2026 入賞作品一覧(アーティスト名/五十音順)
入賞作品<赤>(アーティスト名/五十音順)
青葉市子『Luminescent Creatures』
Creepy Nuts『LEGION』
サザンオールスターズ『THANK YOU SO MUCH』
TOMOO『DEAR MYSTERIES』
Hi-STANDARD『Screaming Newborn Baby』
Perfume『ネビュラロマンス 後篇』
B’z『FYOP』
松任谷由実『Wormhole / Yumi AraI』
RADWIMPS『あにゅー』
緑黄色社会『Channel U』
ONE OK ROCK『DETOX』
入賞作品<青>(アーティスト名/五十音順)
Kurayamisaka『kurayamisaka yori ai wo komete』
シャッポ 『a one & a two』
jo0ji『あえか』
鈴木実貴子ズ『あばら』
tuki.『15』
NEE『再生可能』
Nikoん『fragile Report』
Hammer Head Shark『27℃』
Paledusk『PALEDUSK』
暴動クラブ『暴動遊戯』
muque『DOPE!』
全合計22作品

 

★殿堂入アーティスト
・米津玄師(『BOOTLEG』(第10回CDショップ大賞2018大賞/『STRAY SHEEP』第13回CDショップ大賞2021大賞(赤))
・Official髭男dism(『Traveler』(第12回CDショップ大賞2020大賞(赤)/『Editorial』第14回CDショップ大賞2022 大賞(赤))
・星野源(『BOOTLEG』(第8回CDショップ大賞2016 大賞/『POP VIRUS」第11回CDショップ大賞2019 大賞(赤)』
・藤井風(『HELP EVER HURT NEVER』第13回CDショップ大賞2021 大賞(青)/『LOVE ALL SERVE ALL』第15回CDショップ大賞2023 大賞(赤))

■大賞作品
①何回でも聴きたい素晴らしい作品=#神アルバム(と呼べるようなスタンダードとなりうる作品)<赤>
②新人の素晴らしいアルバム。店頭から全国に向けて賞をきっかけにブレイクが期待される“本当にお客様にお勧めしたい”作品<青>
大賞作品、その他の賞につきましては2026年3月上旬に発表いたします。
又、今後の予定についてはCDショップ大賞のホームページのほか、SNS等でも発表、紹介していきます。

第18回CDショップ大賞2026 ノミネート投票がスタートいたしました!
全国のCDショップ店員の皆さま、どうぞご参加ください!お待ちしています!

投票期間は2025年12月14日(日)24:00までです。
必ず下記に目を通していただいて投票にお進みください。
ノミネート投票のほかに、任意投票ですが部門賞と地域ブロック賞の投票もあります。
どうぞよろしくお願いいたします。

投票資格者:新譜を扱うCDショップの店員
(アルバイト、パートも含む)

CDショップ大賞はCDショップ店員一人一人、売上や人気やランキングなどによらず自分達の手によって売りたい!伝えたい!という思いの結集です。
耳利きのCDショップ店員の皆さんだからこそ、超有名TV番組出演してるからや○○賞受賞したからなどによらず*自らがお客様に本当にお勧めしたいと思う作品をお選びください。

第17回CDショップ大賞では大賞(赤)柴田聡子、大賞(青)離婚伝説という、素晴らしい二組が大賞に輝きました。

★CDショップ大賞 選考基準
◉選考対象作品
2023年12月1日〜2024年11月30日までに発売された邦楽新譜

①CDショップ店頭に並んでいるCDであればメジャー・インディーズ問いません。(全国流通でなくても可)
②大賞<赤>・大賞<青>それぞれ1人3作品まで投票可能です。
*google formにて投票実施
“赤”「何回でも聴きたい素晴らしい作品=#神アルバム(と呼べるようなスタンダードとなりうる作品)」

“青”「新人の中で素晴らしいアルバム。店頭から全国に向けて発信出来る様な賞をきっかけにブレイクが期待される“本当にお客様にお勧めしたい”作品」

③<赤>と<青>のそれぞれ持ち点を1人5点ずつとします。
④ベスト盤は除きます。
⑤CD ショップ店頭に並んでいる CD(全国流通盤でなくても構いません)

★ただし大賞については過去2作品大賞となった作品は除外とします。
 今年は星野源さん、藤井風さんの新譜アルバムが対象です。
 大賞2作品とった星野源さん、藤井風さんは殿堂入りとなります。

◉投票方法について
①大賞 (赤)(青)それぞれ一人3作品まで投票、
(赤)(青)それぞれ持ち点5点で作品に得点をつける
1作品投票の場合 5点、
 2作品投票の場合(3点-2点) (4点-1点)等..
3作品投票の場合、(3-1-1)(2-2-1)等

投票は第18回CDショップ大賞2026投票フォームからお願いします。
https://forms.gle/1m8h2HYn5kF9kRMT7

第17回CDショップ大賞2025 受賞作品の発表と授賞式を下記日程で行います。
また授賞式当日の夜より授賞式の模様をYouTube配信する予定ですので、楽しみにしていてください!

第17回CDショップ大賞2025受賞作品の発表&授賞式開催
2025年3月6日(木)13:00〜
CDショップ大賞公式Xにて同時発表
同日夜〜CDショップ大賞公式YouTubeチャンネルにてアーカイブ配信!

第12回CDショップ大賞2020 受賞作品発表!

CDショップ大賞概要・投票

「COUNTDOWN JAPAN 19/20 supported by Amazon Music」

最初に
2019年12月28日~31日にかけて、幕張メッセ国際展示場1~11ホール、イベントホール(28日は国際展示場1〜11ホールのみ)で開催された、「COUNTDOWN JAPAN 19/20 supported by Amazon Music」(以下、カウントダウン・ジャパン19/20 過去も含めて指す場合は、カウントダウン・ジャパン)。2003年からスタートし、2000年代のいわゆるゼロ年代、そして2010年代のテン年代を駆け抜け、次の時代も彩るであろう、国内最大の年越しフェスだ。
フェス開始時のゼロ年代に若手だったバンドは、円熟味を増したライブを行い、当時のベテランバンドはレジェンドとして、その存在を見せつけている。そして、彼らの音楽を聴き育った世代が新たに音を奏でている。さまざまな世代やジャンルのアーティストが登場する、その規模は圧巻だ。あの広い幕張メッセの会場をぶち抜き、複数のステージで同時多発的にライブが行われるのだから。(ちなみに、公式サイトによると、メイン会場の1~8ホールは、54,000㎡である。)
アーティストが多種多様であるのだから、もちろん観客層も幅広い。10代や20代の若者世代から、30代40代それ以上の世代もいる。友人、恋人、夫婦、家族はもちろんのこと、ひとりで来る(ぼっち参戦)も多い。今年の観客動員数は、延べ18万8000人。チケットは全日ソールドアウト。私が参加した、29日と30日は、ともに4万7000人が来場している。(人数は、公式発表)
各日に参加した観客は、思い思いに音楽を楽しみ、時にフェス飯に舌鼓を打ち、フォトスポットで写真を撮るなどしている。音楽好きにとっては、極楽のような空間である。

ライブレポート
12月29日、30日、カウントダウン・ジャパン19/20のいわゆる「中2日」。この2日間での出演アーティスト数は80組を超える。物理的に観られる数も限られてしまうのだが、いくつか観たCDショップ大賞のノミネートや受賞アーティストのライブをピックアップしていきたいと思う。

<SIX LOUNGE> (12/29 COSMO STAGE)
29日の正午にCOSMO STAGEに登場した彼らは、2012年に大分県で結成された3ピースロックバンドだ。ゴリっとした荒々しさや、気持ちも駆け上がるような疾走感あふれる曲など、ロックの気持ち良さやカッコ良さをギュッと濃縮したバンドだ。歓声により迎えられた彼らが音を出すと共に、観客は飛び、共に歌い熱狂していく。
奏でる音がカッコいいというのは、もちろんバンドとしては重要なことだし、それにより観客のボルテージが上がっていくのは当然のことだ。しかし、SIX LONGEの魅力はそれだけではなく、歌詞やそれを歌うボーカルの声にも観客を惹きつけるものがある。「日本語ロックンロール・バンド」を掲げている彼らの詩からは、聴く人に自分が経験したことなどを思い起こさせる(それが嬉しいことでも、悔しいことでも)、叙情的な面も持ち合わせている。それは、歌詞だけではなく、ギターボーカルのヤマグチユウモリの声からも感じ取れる。力強さもあるが、どことなく切なさを感じさせる声質が、聴く人の感情に訴えかけるところがあった。だからこそ、観客は彼らのライブにくぎ付けになり、自分の感情を楽曲に投影させて楽しんでいるのだ。
2017年には、アルバム『東雲』で第9回CDショップ大賞2017 九州ブロック賞を受賞している彼ら。2018年にはメジャーデビューし、ライブツアーも完売するなど、その名がより多くの人に知られてきている。ライブが終わった際に、近くで見ていた観客が「カッコよかった…」と呟いていたのが印象的だった。

<flumpool> (12/29 GALAXY STAGE)
GALAXY STAGEは、カウントダウン・ジャパンで複数用意されているステージの中でも、2番目に大きなステージだ。ホール級の観客が収容できそうな規模のステージである。ライブが開始する前から、場内は後方まで人で溢れていた。
メンバーが登場し、最初に演奏されたのは、「花になれ」。イントロと共に、歓声が沸き、会場は一気に幸せで楽しい雰囲気に包み込まれた。2008年の楽曲でも、若い観客も一緒に歌っている。世代に関係なく歌える曲を持っているのは、人気バンドと呼ばれる所以だ。
個人的な話ではあるが、私はライブ中に曲の雰囲気に合わせて照明の色が変わっていくのを見るのが好きだ。今回は、柔らかい光が差すような、温かで優しい色の照明が多用されていた。見ていると、とても優しい気持ちになり、心が和らいだ。リラックスや癒しという類ではなく、前向きや明るい気持ちにさせてくれる、そんな雰囲気だった。
ボーカル 山村隆太が、歌唱時機能性発声障害となり活動休止をせざるを得なかったこと、そしてバンド活動を再開したことなど、包み隠さずに話し、山村自身が声が出ない時に作ったという「HELP」を披露。
“困難を乗り越える”というのは、文字として表現すれば、たった8文字になってしまう。また書けば書くほど、書き手の自己満足的な美談になってしまいがちになる。しかし、この日のライブでは、歌を歌うこと、そしてそれを観客と共有することは、素晴らしいことだと彼らがステージ上で体現しているようで、とても良かった。山村隆太の活き活きした表情と共に、歌詞のひとつひとつが、心にまで届いてくるようだった。人気曲だから盛り上がって楽しい、というのと別の次元にある、歌うことは楽しいとか、伝えたいことがあるから歌う、というような強い思いが優しく伝わってくるようだった。
2020年には、アルバムもリリース予定。彼らの活動が楽しみになるようなライブだった。

<THE BAWDIES>(12/30 GALAXY STAGE)
THE BAWDIES
“カウントダウン・ジャパンに欠かせないアーティストは?”と聞かれれば、私は迷わず、彼らの名前を挙げる。2009年のデビューから2019年で10年、THE BAWDIESだ。
ブルース、リズム・アンド・ブルース、ロックンロールなどの要素を入れて、観客を躍らせまくる彼らのステージは、“毎年これを観なくては!”というリピーターから、初めて観るライブに期待を膨らます人たちで溢れていた。始まる前から、「ビールを買わなきゃ」とか「ホットドッグも食べたくなるよね」というような楽しい会話があちこちから聞こえてくる。
ステージ横の大型モニターにTHE BAWDIESの名前が表示され、いよいよライブがスタート。ROYひとりがピアノで弾き語りをする。どちらかと言えば、静と動であれば “動” のイメージがあるTHE BAWDIESのライブであるが、この日のスタートは、“静”。ブルージーな歌声で聴かせる「STARS」が広い会場に響き渡る。そして、メンバーも登場し、「LET’S GO BACK」や「IT’S TOO LATE」なども披露され、観客は歌い躍り、盛り上がる。そして、年末の人気番組“笑ってはいけないシリーズ”を思わせるような、ミニコントも挟みながら「HOT DOG」へ。観客を笑いと音楽の渦へと誘う。ライブ後に行う恒例の“1、2、3わっしょーい”の掛け声も決まり、ロックンロールパーティーは、大団円で幕を閉じた。
2020年で、結成16年目に突入。「IT’S TOO LATE」や「HOT DOG」など、2010年発表の『THERE’S NO TURNING BACK』に収録され、愛され続けている楽曲はもちろん、新作アルバムからの「BLUES GOD」など15年の活動を彩る曲が次々に披露されていった。どの楽曲にもTHE BAWDIESの曲であるとすぐに分かるような、エッセンスがしっかりと詰まっている。そして彼らのキャラクターが合わさり、THE BAWDIESでないと出来ない、本当に楽しいパーティーが繰り広げられるのだ。今年も、彼らの活躍が楽しみだ。

<ビッケブランカ>(12/30 COSMO STAGE)
本人も参加しているサウンドチェックに観客が集まり、ライブ前から大いに楽しんでいる。サウンドチェックの最後には「Slave of Love」を披露し、観客を沸かせていた。
ライブの1曲目は「ウララ」。曲が始まり、彼が歌いだすと、華やかで幸せな気持ちになる。心をぐっと前向きにしてくれるメロディ、ファルセットに心が高揚する。それは私だけではなく、観客がみんな感じていたことだろう。
カウントダウン・ジャパンには複数のステージがあるが、COSMO STAGEと隣にあるMOON STAGEの周辺は、フェス飯を食べられる巨大な飲食エリア、名物ROCKオブジェなどがあるフォトスポットに隣接しているため、ライブを観ていない人の耳にも音楽が届く。また、別ステージに移動する通り道にも面しているので、移動中の人もライブの様子を耳で感じ取れる。つまり、この周辺の人に、“ここのライブ楽しそう!”と思われせれば、新しい観客を自身のライブに呼び込むチャンスがあるのだ。
今回、このチャンスを最大に活かしたアーティストのひとりが、間違いなくビッケブランカだろう。「ウララ」が始まると、どんどん観客が流れ込んできた。そして、途中から入ってきた観客も、会場から去らずにずっとライブに見入っていたのが印象的だった。それはきっと、本人が全身でライブを楽しんでいる様子が、観客にも伝播し、同じ気持ちになっているからだと思う。「Ca Va?」に至っては、本人がもっとライブをしたいという気持ちから、2回披露(2回目は、サビ部分と一部だが)している姿に、観客も喜び、一緒に音に合わせて踊り歌っていた。
ライブ前から待つファンはもちろんのこと、楽しい雰囲気を嗅ぎつけてやってきた観客も巻き込み、楽しい時間を作り上げる。フェスならではの光景を目にすることが出来た。世代性別問わず、多くの人を魅了するライブだった。

<サカナクション>(12/30 EARTH STAGE)
アリーナ級の人数を収容できるEARTH STAGE。ここに出演出来るアーティストは、限られている。その中でもサカナクションは、長年にわたり、ここでライブを行うバンドのひとつだ。
彼らの前には、NUMBER GIRLがライブをし、終演後の会場には、歴史的な瞬間を観たと感無量になっている観客も多くいた。直前にパフォーマンスを終えたアーティストの余韻が残る、少し不思議な雰囲気が漂っていたが、別の会場からサカナクション目当てでやって来る人たちが入り混じり、次に出演するアーティストへの期待感が会場を満たし、余韻は少しずつ消えていった。
会場を見渡すと、幅広い世代がいた。メンバーと同じくらいの年代が観客の多くを占めるかと思いきや、10代や20代と思われる若い人たちもいた。
ライブは、「新宝島」からスタートし、「夜の踊り子」「モス」「Aoi」を続けて披露。会場がダンスフロアと化して、誰もが音に合わせて体を動かし、一緒に歌う。彼らが奏でる音をひとつも無駄にせずに、体に沁み込ませて楽しみたい、そんな雰囲気さえ漂っていた。広い会場で、観客が手を叩けば、その音が反響して一つの楽器のようで耳心地も良い。自分が発した音もまたライブの要素になっているのを感じると嬉しくなる。そんな瞬間が何度も訪れた。
「ユリイカ」や「years」などが演奏され、先ほどの高揚とは違う空気が会場に流れる。曲と共に映し出される映像の美しさを眺めながら、少し内省的にもなる。楽しく踊り、盛り上がる雰囲気も好きだが、やはりこういったシーンがあるのが、サカナクションの魅力だ。
再び、フロアを思い切り揺らすようなナンバーを披露し、「アイデンティティ」から「ルーキー」に。クラブDJように曲と曲を繋げていくカッコ良さは、唯一無二だ。冷静にライブを観ていたはずが、気が付けば、両手を挙げ、一緒に歌い躍り、最終的には叫んでいた。アンコールに「忘れられないの」を披露し、笑顔でライブは終了。終演後にステージ上でメンバーが写真を撮り、山口一郎の “みんなも撮っちゃいなよ”という言葉で、観客もスマートフォンをステージに向け写真を撮る。観客の嬉しそうな表情が、このライブが楽しかったというのを物語っていた。
多くの観客が歌い躍る、楽しいライブだった。ヒット曲を多く披露していたのも、もちろん楽しい理由だとは思う。しかし、それだけではなく、観客が手拍子をしやすいようにメンバーが誘ったり、照明を変えることで、観客に声を出すタイミングを知らせるなど、随所に楽しめる工夫がされていたのも、大きな理由だったと思う。
メンバーもクールな雰囲気をまといながらも、楽しそうにライブをしている。その姿がとても印象的だった。年末の幕張を揺らしまくる、最高の時間だった。

最後に
私は、カウントダウン・ジャパンの第1回から参加している。皆勤賞とまではいかないが、年末のかなりの回数を幕張で過ごしている。
その中で思うことが、年々参加する観客の世代も多様化していることだ。フェスに行くということが、若者のトレンドではなく、音楽好きの習慣として成り立って来ているのだと思っている。また、年代だけではなく、車いすなどのバリアフリーに関しても、配慮がされている。各ステージには、車いす用の観客席が出来ている。こういったことは、最近できたのではなく、随分と前から出来ているように思う。
ゼロ年代に始まったフェスは、規模だけではなく、バリアフリーなどに関しても広がりを見せているのだと感じている。2020年代は、おそらく多様化やバリアフリーに関する意識はより高まるだろう。
音楽を楽しむ権利は、誰にでもある。今後の音楽シーンの動向やトレンドも非常に気になるし、フェスからもそれを見ることは出来るだろう。しかし、それだけはなく、観客に向けての多様性などについての取り組みについても期待しているし、国内最大のフェスでの取り組みは、きっと他のライブなどにも波及すると感じている。
新しい時代は、音を鳴らすアーティスト、そしてそれを楽しむ観客、どちらにも明るいものになって欲しいと切に願っている。

石井由紀子/ミュージックソムリエ

<2>
28日
<欅坂46>
始まりを知らせるSE、メンバー紹介を兼ねる序曲、その名通りの「Overture」。
スポーツの国際大会でかかるヴェルディ「アイーダ」や、Queen「We Will Rock You」のような、神聖さを感じさせる緊張感。
平手友梨奈は不在だが、密度の高い楽曲の数々で、息を呑むばかり。
ファン内で呼ばれる通称「ジャンヌ衣装」は、ステップを踏む裾、手の指先まで伸ばす袖、それぞれのダンスのモーションに美しくなびき、19年の年末の宴の始まりを彩った。

<King Gnu>
KING GNU
真っ赤な照明に浮かぶアーティストロゴ、King Gnu。第12回CDショップ大賞に入賞した彼らがEARTH STAGEに登場。
昨年のCOUNTDOWN JAPAN(以下CDJ) 18/19では同時刻の別ステージとなったあいみょんに対し敬意を表していたが、CDJ19/20ではまさかの最大ステージに同日内で立つことにドラマ性を感じる。
代表曲「白日」ももちろんAct。常田大希のミドルトーンと井口理のハイトーン、重たく沈んだパートと強いビートで弾むパート、コントラストを堪能できるこの楽曲に、会場は大歓声で応えていた。

<Official髭男dism>
世代交代の幕開けを感じさせるActはここでも。
CDJ18/19ではCOSMO STAGEだったOfficial髭男dismがEARTH STAGEに。
King Gnu同様に第12回CDショップ大賞に入賞。
2019年の象徴とも言えるヒゲダンは「イエスタデイ」から始まり早々にフロアを震わせる。
「ノーダウト」のイントロドンですぐに歓声と「Yeah—-♪」の大合唱が開始。(なるほど、こんなに浸透しているのか・・・)
思えば18年早い段階からずっと「ノーダウト」はどこかしらで耳にしていた気がするし、以降もこの曲も?あの曲も?とヒゲダン楽曲は街中で流れていた。
Vo/Pf 藤原聡の歌声は見事に響き、強いインパクトを残していた。

<あいみょん>
2019年を語る上で欠かせないアーティストを聞かれたら、間違いなく3アーティストは外せない。
上述の「King Gnu」「Official髭男dism」、そして「あいみょん」である。
第12回CDショップ大賞入賞はこちらも同じ。数々の特集が組まれ、楽曲や詞の分析が多数行われたあいみょん。
歓声がありつつも、どこか緊張感のある異様な雰囲気の中、ギター1本で始まる「生きていたんだよな」。
神経質さと可憐さミステリアスさに反して優しさのある唄声。2019年の全ての痛みを洗浄かけていくようにEARTH STAGEに染み込んでいく。
アイドルのステージで、サイリュームのカラーが客席を染めていくような目視できる染まり方でなく、唄声が悲しみに呼応するように客席の空気感が染まる様は、あいみょん独自のものなのかもしれない。

30日
<サカナクション>
第2回CDショップ大賞から複数入賞し続けるサカナクションがこの日のEARTH STAGEを締める。
「北海道札幌市から来ました、サカナクションです!」上述NUMBER GIRLのMCでの印象的な「福岡市博多区から来たNUMBER GIRLです」をもじった山口一郎の先輩バンドへの敬意を忘れないこういう引用は、同じステージを共有する者同士の絆を感じ、同じく立ち会った我ら観客にとっても大変に喜ばしいご馳走である。
ただ楽曲の第1音が鳴ってしまえば、その瞬間から完全に唯一無二のサカナクション時間に変えてしまうところが、やはりこのバンドの恐ろしいところ。
酔いしれるダンスビートと満員の会場で高く上がった観客の腕、そして縦に動くホッピングするトランポリンのように地面が揺れるEARTH STAGE。
ステージを終えた若手バンドたちも多くPA卓付近で見学しており、サカナクションがいかに特別なアーティストであるかを再認識する。
自己計測BPM84〜160まで、幅広く彩り豊かな”宝島”のような魅力溢れる総楽曲数13曲という”忘れられない”ステージであった。

31日
<フレデリック>
ダンスビートというワードで、こちらも欠かすことのできないアーティストと言えば、第7回関西ブロック賞のフレデリック。
初出演からのスピード出世で文字通りのステージを昇っていったフレデリックは、昨年のCDJ18/19でついに最大ステージEARTH STAGEに立った。
その際もまるで何年もEARTH STAGEを守ってきたかのような安定感があったが、その安心感はより増した今回のAct.である。
Gt./Vo.三原健司のエロティックな魔法で4万人収容のダンスフロアに変貌、踊り散らすオーディエンスのうねりが目に見えた。

<ゲスの極み乙女。>
ゲスの極み乙女。
明るめの茶色を基調とした上品なジャケットスタイルでGALAXY STAGEに登場したのは、第7回BEST ARTIST賞のゲスの極み乙女。。
19年12月に解禁した蜷川実花撮影で話題となった最新アー写・ジャケ写で使用された衣装で、いつも以上にクールでスタイリッシュ。
衣装だけでなく、演奏面でも非常に大人で丁寧なものであった。
Gt./Vo.川谷絵音のボーカルは「ゲスの極み乙女。 猟奇的なキスを私にして」でのAメロはウィスパー気味なスキャット、「はしゃぎすぎた街の中で僕は一人遠回りした」でのダンサブルなのに脱力したファルセット、「キラーボール」サビでの優しく後押し気味のハイトーンなど、CD音源と異なる解釈が楽しい、伸びやかさと優しさを強く感じさせるもので、このスタイルは個人的にもとても満足度の高いものであった。
ラスト2曲の「キラーボール」から新曲「キラーボールをもう一度」という、当時と最新のセンス比較が楽しいコンセプトの締め方も魅力がすごいよ。

<でんぱ組.inc>
COSMO STAGEでカウントダウンを迎えるは、第8回CDショップ大賞ノミネートのでんぱ組.inc。
お家芸だった「でんでんバンド」システムは導入せず、カラオケでの素材そのもの勝負のステージ。
作り込んだ楽曲の音数の多さと緻密さは、当然こちらの方が良く聴き取れるメリットはある。
2019年は夢眠ねむの卒業もあり、楽曲も、メンバーも、唄割も、演出も諸行無常であることを感じさせ、なんとも年またぎに相応しいステージであった。
2010年代を華々しく駆け抜けたでんぱ組.incが、2020年代でどう活躍していくのか、楽しみとなった。

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